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2017年05月17日

ディーン・フジオカ出演決定!長瀬智也主演、映画『空飛ぶタイヤ』

ディーン・フジオカ出演決定!長瀬智也主演、映画『空飛ぶタイヤ』

池井戸潤の同名ベストセラー小説を長瀬智也主演で映画化する『空飛ぶタイヤ』に、ディーン・フジオカが出演することが明らかとなった。

新キャストにディーン・フジオカ!映画『空飛ぶタイヤ』


よく晴れた日の午後。1台のトラックが起こした事故により、1人の主婦が亡くなった。事故を起こした運送会社社長の赤松徳郎(長瀬智也)は警察で信じられないことを聞く。走行中のトラックから突然タイヤが外れた、と。整備不良を疑われ、世間やマスコミからバッシングをされる毎日の中、彼はトラックの構造そのものに欠陥があるのではないかと気づき、製造元のホープ自動車へ再調査を要求する。遅々として進まない調査に苛立ち、自らの足で調査を始める赤松だが、そこには大企業のリコール隠しが存在した。赤松は親から引き継いだ会社や社員、家族を守るため、何よりも自らの正義のため、巨大な企業に戦いを挑む。果たして赤松は真実にたどり着くことができるのか――

池井戸潤 空飛ぶタイヤ 講談社文庫



映画『空飛ぶタイヤ』は、池井戸潤による累計120万部突破のベストセラーで、第136回直木賞候補作にもなった同名小説を実写映画化する作品。トラックの脱輪事故を起こした運送会社の社長が、事故原因の真相を追及すべく巨大企業に戦いを挑む姿を描く。

主演を務めるのは、TOKIOの長瀬智也。巨大企業と戦う運送会社の社長・赤松徳郎を演じる。メガホンを取るのは本木克英監督。原作、主演、監督の3人は、それぞれ本作が初タッグとなる。

このたび、本作の追加キャストとして、ディーン・フジオカが出演することが明らかとなった。

空飛ぶタイヤ ディーン・フジオカ



ディーン・フジオカが演じるのは、リコール隠しを行う自動車メーカー、ホープ自動車のカスタマー戦略課課長・沢田悠太役。会社がひた隠すリコール隠しに気づき、心の内の正義と大企業のサラリーマンとしての立場にゆれる役柄を演じる。本作では、長瀬智也演じる赤松とディーン・フジオカ演じる沢田が直接対峙する、原作にはないオリジナルシーンも描かれるという。

ディーン・フジオカが本木克英監督組、池井戸潤作品に参加するのは、本作が初めて。長瀬智也とは初めての共演となる。

矢島孝プロデューサーは、ディーン・フジオカの起用理由について「表面のクールさと内に秘めた熱さ、繊細さと大胆さ、組織の理論と個人の価値観、そんな二面性を持つ沢田を演じられるのはディーン・フジオカさん以外にいないと確信し、オファーいたしました」とコメント。

本木克英監督は、ディーン・フジオカについて「男から見ても溜息が出るほど美しい容姿と、鍛え抜かれた肉体から発するキレの良い所作に、往年の日本映画の二枚目俳優が彷彿とさせられました。“エリートの沢田ここにあり”と思えるストイックさと知性も溢れて、ただただ見惚れるばかりでした」と絶賛している。

今回の発表にあわせて、長瀬智也とディーン・フジオカのインタビューがシネマズに到着した。

長瀬智也&ディーン・フジオカ インタビュー


Q.お互いの印象は?

長瀬智也:以前に音楽番組でギターを弾いている映像を観て、音楽好きなんだという印象があったので、ディーンさんのクランクインした日からずっと音楽の話をして盛り上がっています。全然気取らないし、お芝居に集中する時はしっかり集中するし、とても楽しい人です。感覚的に自分に近いものを感じています!

ディーン・フジオカ:現場でずっとお話させていただいてますが、本当に気持ちの良くて楽しい方です。スカっと晴れた日のカリフォルニアみたいなイメージ。今回の赤松という役は、まっすぐで情熱的で、長瀬さんはベストキャスティングだなと隣で日々感じています。

Q.現場の雰囲気は?

長瀬智也:スタッフのクオリティと経験値が素晴らしく、撮影もスムーズで楽しい現場です。

ディーン・フジオカ:同じくとてもスムーズで、無駄がなく、チーム一丸となって素晴らしい作品を作ろうとする気概を感じています。

Q.お互いお芝居をしてみての感触はいかがでしょうか?また映画オリジナルとして、原作にはない赤松と沢田が対面するシーンが描かれますが、どのように演じましたか?

長瀬智也:ディーンさんと絡むシーンはあまり多くなく、お互いのお芝居を想像しながら…ということが多かったのですが、その分対面するシーンにエネルギーを溜めて挑むことができました。沢田は大企業に勤めるエリートサラリーマンですが、彼にも彼なりの正義感があるような印象を抱いています。本当はもっと一緒にお芝居したかったですが、この作品にとって意味のあるシーンになったかと思います。

ディーン・フジオカ:なかなかご一緒するシーンがなく、僕ももっと一緒にお芝居をしたかったです。赤松と沢田は立場が全く違いますが、正義に対して近い価値観を持った2人がぶつかり合い、最終的にはそれぞれの戦いを全うしていく…こういう人たちがいたら世の中いい方向に行くんじゃないかなと、希望を感じながら演じることができました。きっといい画が撮れていると思います。

Q.本木克英監督の印象は?

長瀬智也:役者を信頼して委ねることはなかなか難しいと思うのですが、本木監督は気持ちを汲んでくださるので、自由に演じさせてもらっています。ビジョンも明確で、スタッフのクオリティも本当に素晴らしく、台本だけでは見えなかったものが現場に入って見えた瞬間がありました。

ディーン・フジオカ:クランクインの前に綿密にコミュニケーションを取らせていただきました。演出は勿論ですが、スタッフの統率力や決断力・想像力が素晴らしく、無駄がない、映画監督のロールモデルのような方だと思っています。

Q.現場でのエピソードは?

ディーン・フジオカ:たまたま昨日の現場の仕度場所がカラオケボックスで、待ち時間に皆でカラオケをしたことですかね(笑)。僕も歌いましたが、この作品の某プロデューサーがジャケットを脱いでノリノリで歌っていました。ビースティーボーイズやSMAPなど…すごく楽しかったです!

長瀬智也:僕は昨日いなかったんですが、次回は是非参加したいです。楽屋をカラオケボックスにしてください(笑)!

Q.池井戸作品初の映画化ですが意気込みは?

長瀬智也:すごく意外でしたが、プレッシャーにはならないよう、変わらず本気でやれればいいかなと思っています。素晴らしいメッセージを持つ作品ですし、映画にしか出せない良さを出していきたいです。

Q.来年の公開に向けてメッセージを

長瀬智也:赤松運送やホープ自動車を通じて、今の社会を描いている作品です。社会人として、という前に1人の人間として、とても考えさせられる内容になっていますので、是非楽しみにしていただければと思います。

ディーン・フジオカ:本格的社会派人間ドラマですが、「正しさとは何か」という物事の根底にある大切なものを考えさせてくれる作品です。ちょっと重い話ではありますが、観た後きっと爽快な気持ちになると思うので、是非映画館に観にいらしてください。




映画『空飛ぶタイヤ』は、2018年全国公開。

(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会

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