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2018年01月24日

低予算映画でもアカデミー賞、4部門ノミネート『ゲット・アウト』とは?

低予算映画でもアカデミー賞、4部門ノミネート『ゲット・アウト』とは?



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第90回アカデミー賞のノミネートが発表され、『ゲット・アウト』が作品賞、監督賞(ジョーダン・ピール)、主演男優賞(ダニエル・カルーヤ)、脚本賞の4部門でノミネートを果たした。

『ゲット・アウト』とは?


ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家へ招待される。若干の不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。その夜、庭を猛スピードで走り去る管理人と窓ガラスに映る自分の姿をじっと見つめる家政婦を目撃し、動揺するクリス。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかりで気が滅入ってしまう。そんななか、どこか古風な黒人の若者を発見し、思わず携帯で撮影すると、フラッシュが焚かれた瞬間、彼は鼻から血を流しながら急に豹変し、「出ていけ!」と襲い掛かってくる。“何かがおかしい”と感じたクリスは、ローズと一緒に実家から出ようするが・・・。


製作を手掛けたのは、『インシディアス』『ザ・ギフト』『ヴィジット』のジェイソン・ブラム。また、監督・脚本を務めたのは、アメリカのお笑いコンビ“キー&ピール”のジョーダン・ピール。世界的ヒットメーカーと大人気コメディアンが異色のタッグを組み、じわじわ来る“恐怖”とあっと驚く“結末”が待ち受ける、今まで誰も観たことないオリジナリティ溢れる本作を作り上げた。

低予算ながらも全米初登場で NO.1 大ヒットを記録し、監督デビュー作にも関わらず米映画レビューサイトで 99%大絶賛された、映画の常識を覆すサプライズ・スリラーとなっている。

日本においても2017年10月27日(金)より全国33館で小規模公開され、映画ファンを中心に SNS 上でも高評価が続出し、興行収入 1 億円の大台を突破するなど、本国同様サプライズ・ヒット。

また、本年度ゴールデン・グローブ賞でも作品賞&主演男優賞 2 部門にノミネートされ、惜しくも受賞は逃したものの、各映画賞でサプライズ受賞の嵐となっている。

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