少女を誘拐?是枝裕和監督『万引き家族』本予告編が解禁



 (C)2018『万引き家族』 製作委員会



『三度目の殺人』が数々の賞で称えられた是枝裕和監督の長編14作目となる待望の新作『万引き家族』が2018年6月8日(金)より全国公開。この度最新の予告編映像が解禁された。



スーパーで、ハンドサインを出しあい、カバンにお菓子を忍ばせ、車からバッグを盗み去る父子に、「都会の片隅で暮らす、5人の家族、彼らの家業は犯罪でしたー」とナレーションが重なる。

そして、寒空の下で震える少女を見かねて連れ帰ってきてしまう―「誘拐だよ、あれ」とさらなる犯罪を匂わせつつも、家族として育てることに。「選ばれたのかな、あたしたち」と話しながら、家族全員で海ではしゃぐ幸せな時間が流れる。

しかし、少女行方不明のニュースが流れると事態は一転、取り調べと思われるシーンでは、「他に教えられることがなんにもないんです」と呆然と話すリリー・フランキー、涙ながらに「拾ったんです。捨てた人は、他にいるんじゃないですか?」と話す安藤サクラの表情が、更なる家族の秘密と、衝撃の展開を予感させる。

東京の下町で質素に暮らす、一見ありふれた家族。
しかし、彼らは生計を立てるため、家族ぐるみで軽犯罪を重ねていたのだったー。


犯罪でしかつながれなかった家族の “許されない絆”が、ある事件をきっかけに衝撃の展開を迎える。人と人との関係が希薄な今の時代に、真の “つながり”とは何かを問う、心揺さぶる衝撃の感動作に期待が高まる。

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