マンガ実写から大作まで、2018年夏休み注目映画たち

多くの地域では梅雨が明け、本格的な夏を迎えつつある2018年。公開が待ち遠しい2018年の夏休みの注目映画を今回はご紹介する。

『虹色デイズ』
2018年7月6日(金)公開





(C)2018「虹色デイズ」製作委員会(C)水野美波/集英社



“たった一度だけ”の青春を駆け抜ける、ちょっとおバカでお騒がせな男子高校生4人の“友情”と“恋”がギュッとつまった青春ストーリー。累計発行部数335万部を超える人気原作に、映画オリジナルの展開を加えて実写化を手掛けるのは、『大人ドロップ』の新鋭・飯塚健監督。若者たちのリアルな感覚と青春の輝きを“今しか撮れない”映像で紡ぐ。

主人公となる男子高校生4人を演じるのは、いま最も人気と勢いのある若手俳優たち。ピュアで元気な愛されキャラで、同級生の杏奈に片想いする“なっちゃん(羽柴夏樹)”を演じるのは、GENERATIONS from EXILE TRIBEの佐野玲於。チャラくて女好きなモテ男“まっつん(松永智也)”を中川大志。秀才で超マイペースなオタクの“つよぽん(直江剛)”を高杉真宙。いつもニコニコ、でも実はドSな“恵ちゃん(片倉恵一)”を横浜流星。“4人ともに主演”のカルテット主演として集結し、魅力的な男子高生に扮する。

笑って、悩んで、恋をして――いつだってみんながいた。あふれるほどの“友情”と“恋”を駆け抜けるたった一度の青春。いつもの毎日に七色のキセキが輝く。この夏、男子だって本気で恋をする、新しい青春映画のバイブルが誕生する。


『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
2018年7月13日(金)公開





(C)Universal Pictures



世界中でメガ・ヒットを記録した『ジュラシック・ワールド』(2015)の最新作である本作。前作から引き続き、恐竜と心を通わせる主人公オーウェン役をクリス・プラット、“ジュラシック・ワールド”の運営責任者であったクレア役をブライス・ダラス・ハワードが続投。監督は鬼才J・A・バヨナが大抜擢され、前作の監督であり本作では製作総指揮・脚本を務めるコリン・トレボロウと、共に製作総指揮を務めるシリーズの生みの親スティーヴン・スピルバーグが作品をさらに“進化”させている。

前作でハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-レックスが死闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク“ジュラシック・ワールド”を有する島、イスラ・ヌブラル島では“火山の大噴火”の予兆がとらえられていた。迫り来る危機的状況の中、人類は恐竜たちの生死を自然に委ねるか、自らの命を懸け救い出すかの究極の選択を迫られていた。そんな中、恐竜行動学のエキスパート、オーウェンはテーマパークの運営責任者だったクレアと共に、恐竜を救い出すべく行動を起こす事を決意。島に向かったその矢先、火山は大噴火を起こし、生き残りをかけた究極のアドベンチャーが幕を開ける。

『BLEACH』
2018年7月20日(金)公開





©久保帯人/集英社 ©2018 映画「BLEACH」製作委員会



全74巻の全世界シリーズ累計発行部数が1億2,000万部を誇り、世界中で圧倒的な支持を集める「週刊少年ジャンプ」の金字塔漫画が実写映画化。幽霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護は、死神を名乗る謎の女・朽木ルキアから力を譲り受け、死神を代行するハメになる。家族と仲間を守るため、人間の魂を喰らう悪霊・虚<ホロウ>と死闘を繰り広げる一護だったが、想像を絶する運命が待ち受けていた――。

主人公・黒崎一護を演じる福士蒼汰は、本作で激しいアクションや斬り合いをこなすだけでなく、鬼気迫る表情で何度でも敵に立ち向かう一護を体現して新境地を切り開いた。また、死神であり、一護と共に行動することになる朽木ルキアを演じるのは杉咲花。一護のクラスメイトで、死神を嫌っており一護を含む死神に対抗する“滅却師(クインシー)”という種族の生き残りである石田雨竜に吉沢亮が扮する。さらに、一護と、死神界の掟を破ったルキアを追う死神・阿散井恋次役を早乙女太一、ルキアの兄で、とてつもない力を秘めた死神・朽木白哉をMIYAVIが演じるほか、一護の父親・黒崎一心役に江口洋介、母親・真咲役に長澤まさみ、表向きは商店を営んでいるが裏では死神に対し霊的道具で商売をしている謎の男・浦原喜助役に田辺誠一と、物語にリアリティと深い人間ドラマをもたらす豪華な俳優陣が集結した。また、[ALEXANDROS]が主題歌「Mosquito Bite」と挿入歌「MILK」の2曲を提供している。

メガホンをとるのは、『アイアムアヒーロー』などの佐藤信介監督。迫力のリアルアクションと、『GANTZ』をはじめ数々の作品を手掛けた日本最高峰のCGチームが壮大な世界観の映像化に挑戦。1年半もの歳月をかけてCGを作り上げ、壮大なスケールの物語が完成した。死神たちの壮絶なバトルアクション、人間と死神が心通わせるドラマは必見だ。

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
2018年8月3日(金)公開





© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.



トム・クルーズが伝説的スパイ、イーサン・ハントを演じる大人気アクション映画『ミッション:インポッシブル』の最新作であるシリーズ第6弾。“フォールアウト=放射性降下物/副産物/予期せぬ余波”という様々な意味を持つタイトルの意味と、これまでイーサンが挑んだミッションすべてが本作に繋がり、さらなるストーリーの拡がりに期待が募る本作。パリ・凱旋門前を颯爽と駆け抜ける“バイクアクション”、2017年に本作撮影中のアクシデントにより骨折を負ったことが大々的に報じられるも、見事な回復力によって驚異的なスピードで撮影を再開して大きな話題をさらった“ビルジャンプ”、2000時間の飛行訓練の末にトム自ら“ヘリコプター”を操縦して上空で展開する“超絶ヘリスタント”が展開され、世界を驚かせ続けるド迫力のアクションは本作でも健在。2018年夏、イーサン・ハントに史上最大、最難関のミッションが襲いかかる。

『銀魂2 掟は破るためにこそある』
2018年8月17日(金)公開





©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会



累計発行部数5,500万部以上、「週刊少年ジャンプ」が誇る天下無敵の痛快エンターテイメントを原作に、福田雄一監督のもと主演・小栗旬をはじめ豪華キャストが結集し、2017年の実写邦画No.1の成績を記録する大ヒットを飛ばした実写版『銀魂』の続編。今回実写化されるエピソードは、「銀魂」史上最もアツい「真選組動乱篇」、そして隠れ人気キャラの“将ちゃん”が登場する、最も笑える「将軍接待篇」を融合したハイブリッド作品となる。

物語は前作同様、かぶき町の便利屋“万事屋銀ちゃん”を中心に展開。金欠で家賃も払えない万事屋3人はついにバイトを決意するが、行く先々のバイト先でなんと天下の将軍様と遭遇する羽目に。同じ頃、「真選組」は内紛劇により、近藤たちは「真選組」始まって以来の危機に迫られる。やがて将軍をも巻き込む陰謀につながり、江戸中で大騒動が勃発。この最大の危機に万事屋は、銀時はどう立ち向かうのか――。

敵と味方を超えた絆、超破格のスケールで繰り広げられる怒濤のアクション、そして普段は敵対する真選組でも腐れ縁の彼らのためにいざという時には一肌脱ぐ“真のヒーロー”坂田銀時の男気の魅力。今回も“一線を超えた”掟破りのパロディが随所に登場するなど、映画版ならではのオリジナリティを絶妙にミックス。今年の夏も笑って泣いてアツくなる、パワーアップした本作から目が離せない。

『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』
2018年8月24日(金)公開





©Universal Pictures



前作の公開から10年、ミュージカル映画史上No.2となる全世界興収6億ドル突破の大ヒットを記録した映画『マンマ・ミーア!』の続編。本作では、前作のその後の物語と、ドナがソフィの父親候補3人と出会った青春時代を中心に、過去と現在を行き来して、そこからどのように現在に繋がっているのかが描かれる。

前作に続き、ドナ役にメリル・ストリープ、ドナの親友ロージー役とターニャ役にジュリー・ウォルターズとクリスティーン・バランスキーが扮し、アマンダ・セイフライドとドミニク・クーパーはそれぞれソフィ役とスカイ役で、ピアース・ブロスナン、ステラン・スカルスガルド、コリン・ファースはソフィの父親候補である3人、サム役、ビル役、ハリー役をそれぞれ演じている。前作のキャストに加え、若きドナ役にリリー・ジェームズが抜擢。若き日のロージー役とターニャ役をアレクサ・デイビーズとジェシカ・キーナン・ウィンが、若き日のサム役をジェレミー・アーヴァイン、若き日のビルをジョシュ・ディラン、若き日のハリーをヒュー・スキナーがそれぞれ演じる。さらに、アンディ・ガルシアとシェールの出演も決定。豪華な顔ぶれと共に、ギリシャの美しいカロカイリ島を舞台に、「ダンシング・クイーン」をはじめとする前作でおなじみのナンバーと、前作とはまた違うABBAの楽曲の数々で新しい物語が紡がれる。

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