現代人に必要なのは“ステイサム精神”!?『MEG ザ・モンスター』ステイサム学会インタビュー



© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., GRAVITY PICTURES FILM PRODUCTION COMPANY, AND APELLES ENTERTAINMENT, INC.



200万年前に実在した超巨大ザメのメガロドン、通称“MEG”が現代に甦る海洋パニック・エンターテイメント『MEG ザ・モンスター』が2018年9月7日(金)より公開される。この度、映画とステイサムを愛してやまない“ステイサム学会”のコンビが本作を語るインタビューが到着した。

全米をはじめ28カ国で初登場第1位の大ヒットを記録、その熱はさらに拡大して全世界興収4億ドルを突破し、ステイサム主演作史上空前の大ヒット作となった本作。ステイサム学会は、学会員DIEsukeと学会補佐デッドプー太郎の二人で構成されており、映画とステイサムを愛してやまない映画サイト「ビーパワーハードボイルド」を運営するコンビ。そんなステイサム学会が、ステイサムについて、さらに本作の大ヒットの“学会的”見解を語った。

『MEG ザ・モンスター』ステイサム学会 インタビュー



――まず、お二人は何者なのか?自己紹介をお願いします。

DIEsuke(以下D):我々はビーパワーハードボイルド、そしてステイサム学会です。主に映画について愚にもつかないことを長年にわたりワーワーとtwitterやらwebサイトを通じて喚いてきました。そうです、ご察しの通りヒマ人です!その開始以来、一人の男を追い続けてきました。それがジェイソン・ステイサムという俳優です。

デッドプー太郎(以下デ):“漫画であればゆでたまご先生、音楽ならB'zのように二人で楽しく映画を紹介したい、自分たちが無理しない範囲で!”をモットーにかれこれ4年近く活動し、ダラダラと人生の黒歴史を更新しております!この度、映画宣伝会社様のご乱心…否、ご厚意でジェイソン・ステイサム主演『MEG ザ・モンスター』についてコメントだけでなく、このようにインタビューまでも実施いただきました。

――『MEG』の主演がステイサムと聞いた時の感想は?

D:全国のステイサム学会員待望の最新作『MEGザ・モンスター』。「半年ステイサム作品を観ないと、深刻なステイサム不足になる」というのが学会の通説でありますが、久しぶりのステイサム作品とあって、あらすじも景気が良いですよね!漢気と類まれな戦闘力を悪党相手にスクリーンで発揮してきたステイサムが、20mを超える古代の巨大ザメと激闘を繰り広げる。真っ当に生きている方なら、このあらすじを聞いて「どんな映画だ!?」と言いたくなるでしょう。我々ステイサム学会も、ステイサムVS巨大ザメの映画が作られる!というニュースを初めて見たときは流石に我が目を疑いました。果たして本当に作られるのか、この映画は…と。

:徐々に出てくる撮影現場での様子にも、「ステイサムと巨大ザメ…?本当かよ!?」と実現されるわけがないと無視を決め込み、記事をネットで目にしても「これは何かの間違いだ」とそっとブラウザを閉じたことが記憶に新しいです。



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――本作のステイサムはこれまでのステイサムと何か違いはありますか?

:まず言い切ってしまうと、果てしなくいつものステイサムです。アウトローな立ち振る舞い、キレのある格闘、弔辞変わりに放つブリティッシュ・ジョーク…長年私たちが愛してきた地に足のついたフーリガンです。ただし!本作で彼が“ネクストレベル”に進んだ事は間違いありません!太古よりアクションスターが飛躍するにあたって必ず通らなければならない道があります。それは“人知を超えた脅威に挑む!”“人類を超越した無茶をする!”“なんでも一人で出来るDIY精神!”です。思い出してみてください。シュワルツェネッガーはジャングルで死のピタゴラスイッチをこしらえてプレデターに挑みました。スタローンは『クリフハンガー』で雪山をランニングシャツ一枚(のちにセーター追加)で爆走しました。ブルース・ウィリスは『ダイ・ハード』でチノパンをぼろぼろにして一人でテロリストを壊滅させましたね。そのすべての要素が詰まった本作のクライマックスでの、必殺ステイサムカッターはまさにオーバー・ザ・ヒューマンビーイング!

D:いつものステイサムではありますが、本作は“MEGのデカさ”“予算”“ヒロインが美人”などなどといろいろスケールアップしたおかげで、それらの“いつものステイサム要素”が近年稀に見るほどの破壊力を発揮している。我々ステイサム学会も、まさか巨大ザメ映画でさえも己のスタイルを貫くとは夢にも思っていなかったところです。たとえ超大作であろうが小規模の作品であろうが、我々ファンが抱いているであろう己のパブリックイメージを大幅に裏切らない、このブレなさこそがステイサムの強さとも言えるのではないでしょうか?本作の全米大ヒットは、今までの作品で地道に積み重ねてきたイメージが無駄ではなかった証左であろう!と当学会は考えております。



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――ステイサム作品の魅力とはどこにあるのでしょう?

D:先に少し触れましたが、ステイサムの強さはその芯の通ったブレなさだと思います。このブレなさが魅力に繋がっていますね!現代社会においてブレないというのは何より難しいと思います。学校、仕事、町内会…人それぞれ抱える環境があり、どうしても周りに流されてしまいがち。そんな時、心の中のステイサムが顔を出すんですよ。日常生活において真似したくなるのがステイサムという俳優。何も今すぐ人を殴れ!とか、職場や学校を爆破しろ!と言うことではないです。具体的に言えば、危機的状況にも動じない、大事なことは一言で済まし、誰にも媚びない。人呼んでステイサム精神。これなんですよ!現代社会に必要なのは!『MEG ザ・モンスター』での巨大ザメとの激闘を通じて放つ“ステイサム・メッセージ”は現代社会を生きる我々にビシバシと突き刺さること間違いなしです。

:とにかく劇場に向かってください。サメの数だけ興奮があり、そして何より50を超えて新たなステージに突入したジェイソン・ステイサムを見て何も感じない人はいないはずです!決して守りに入らない、媚びない。そんな男だからこそ成し遂げた34カ国でのナンバー1、全世界興収4億突破!奇跡を劇場で目撃しましょう!!

ストーリー概要


人類未踏の地とされる「マリアナ海溝」を超える深海が発見された。沖合に海洋研究所を構えた探査チームが最新の潜水艇で深海へと繰り出す。生物がほとんど存在しない冷たい深海の海域を超えると、そこには温かな海域が存在し、幻想的な未知の生物世界が広がっていた。世紀の発見に心を躍らす研究チームだったが、巨大な“何か”に襲われ、身動きがとれなくなってしまう。深海レスキューのプロである、ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)を救助に向かわせるが、彼の目に飛び込んできたのは200万年前に絶滅したと思われていた実在する巨大ザメ“メガロドン”だった――!!

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