特撮向上委員会
「クウガ」に「龍騎」、スーパー戦隊にも!ストーリーを盛り上げる「先代」という存在の魅力を語る
「クウガ」に「龍騎」、スーパー戦隊にも!ストーリーを盛り上げる「先代」という存在の魅力を語る
理由は明白です。
この榊原耕一を演じていたのが『五星戦隊ダイレンジャー』で天火星 亮を演じていた和田圭市さんだからです。
リュウレンジャーと変わらぬファイトボイスに、当時相当興奮しました。
自分では今から書く繋がりが、すごく綺麗だなと思ってるんですが、強引だったらすみません。
僕が記憶にある中で、一番最初に先代のヒーローが描かれた作品がこの『五星戦隊ダイレンジャー』なんです。
うまいこと繋がったー!
第7話に登場した6000年前にゴーマ寝返った亮の親父・鉄面皮 張遼は実は先代のダイレンジャーで、先代が気伝獣に乗ってるあのセピアのカラーがたまらなく好きなのと、6000年前という途方も無い過去に戦っていたというロマンが小学5年生の僕の胸に深く刺さりました。
これ以降、先代と聞くと無条件で心が躍り、先代というフレーズが出るだけでその作品の虜になるほどでした。
先代カクレンジャーに先代ギンガマン、先代デカレッドに先代アカニンジャー、先代パトレン2号などなど。
そしてこの先代をこれでもかとしっかり描いたのが『侍戦隊シンケンジャー』です。
先代のシンケンジャーが壊滅状態に追いやられる描写は、外道衆の強さがわかる最も効果的な演出でしたし、かなり衝撃的なシーンでしたし、その悲惨な過去を背負って戦う現シンケンジャーはとてもヒロイックでしたし、何よりも後半の影武者の展開の伏線になっているわで見事な運びに唸りまくりました。
代々というのはヒーローだけに限らず、僕らにとっても非常にエモーショナルなものであるので、それを踏まえた上で「平成ジェネレーションズ FOREVER」の僕と僕の息子のシーンを見てください(笑)。
(文:篠宮暁)
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