『帰れない二人』9/6 公開・予告編&本ビジュアル|名匠ジャ・ジャンクー監督最新作
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9月6日(金)Bunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品、中国の名匠ジャ・ジャンクー監督最新作となる『帰れない二人』の公開日が9月6日(金)に決定し、本ビジュアルと予告編が解禁された。
31歳の若さで初めてカンヌのコンペに出品された『青の稲妻』(02)とヴェネチアで金獅子賞(グランプリ)に輝いた『長江哀歌(エレジー)』(06)。ターニングポイントである二作を踏襲しつつ進化させた『帰れない二人』は、ジャ監督5作品目となるカンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作。
ジャ監督が「私の人生を使って、歴史的にも激動の変化を経験した現代中国を舞台にラブストーリーを描きたいと思った」と語る本作。予告編では、広大な中国の土地を舞台に、7,700kmもの距離を旅した主人公チャオとビンの心の旅路を描いたというナレーションのように、壮大なスケールのドラマを想起させる。
最後、「一緒に帰ろう」とチャオがビンに語りかけるシーンが映されるが、果たして2人はともに故郷に帰ることができるのだろうか。名作『狼/男たちの挽歌・最終章』のテーマソングであるサリー・イップの「浅酔一生」の切ない音楽が涙を誘う。
ストーリー
移ろいゆく景色、街、心。それでも愛し続ける。
山西省の都市・大同(ダートン)。チャオはヤクザ者の恋人ビンと共に彼女らなりの幸せを夢見ていた。ある日、ビンは路上でチンピラに襲われるが、チャオが発砲し一命をとりとめる。5年後、出所したチャオは長江のほとりの古都・奉(フォン)節(ジェ)へビンを訪ねるが、彼には新たな恋人がいた。チャオは世界で最も内地にある大都市・新疆(シンジャン)ウイグル自地区を目指す。そして2017年がやってくる――。
公開情報
『帰れない二人』
9月6日(金)Bunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
監督・脚本:ジャ・ジャンクー(『罪の手ざわり』『山河ノスタルジア』)
撮影:エリック・ゴーティエ 音楽:リン・チャン
出演:チャオ・タオ、リャオ・ファン、ディアオ・イーナン、フォン・シャオガン
2018 年/135分/中国=フランス/原題:江湖儿女/英題:Ash is Purest White
提供:ビターズ・エンド、朝日新聞社
配給:ビターズ・エンド www.bitters.co.jp/kaerenai
(C)2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France All rights reserved
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