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2020年12月05日

『極主夫道』など、裏社会で生きてきた男たちを描く作品が続々登場

『極主夫道』など、裏社会で生きてきた男たちを描く作品が続々登場

©おおのこうすけ / 新潮社・読売テレビ

現在テレビドラマの「極主夫道」をはじめ、裏社会で生きてきた男たちを描く作品が続々と登場している。本日は「極主夫道」含め3作品を紹介する。

『極主夫道』
元極道の専業主婦が奮闘するドタバタ痛快劇


©おおのこうすけ / 新潮社・読売テレビ


裏社会で数々の伝説を残した最凶の極道、通称“不死身の龍”。そんな彼が極道から足を
洗い、選んだ道はなんと専業主夫だった。

元極道の龍が家事の大変さや楽しさを知りながら、トラブルや悩みを爽快に解決する、仁義なき任侠コメディ。町内、極道、警察が相まみえるカオスの中描かれるのは、極主夫流の正義と家族愛。

くすっと笑えて、家族の温かさにほっこりするハートフルな作品になっている。コワモテだけど、愛情深くて実はかわいらしい元極道の主夫・龍を演じるのは玉木宏。そして龍の妻・美久役に川口春奈、龍の元舎弟・雅役を志尊淳が演じる。

『すばらしき世界』
人生の大半を裏社会と刑務所で過ごした男の再出発の日々を描く


(C)佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会


13年の刑期を終えた元殺人犯の三上は、目まぐるしく変化する社会から取り残され、助けを借りながら自立を目指していた。

そんなある日、生き別れた母を探す三上を、面白おかしく紹介しようと目論み、テレビディレクターの男とプロデューサーの女が近づいてくる。まっすぐ過ぎるが故にトラブルの絶えない三上。しかしそのまっすぐで無垢な心が2人の人生を変えていく。

オリジナル脚本にこだわりつづけてきた西川美和監督が初めて挑んだ小説原案の映画。直木賞受賞の作家・佐木隆三氏の1990年に刊行した小説「身分帳」を、現代の物語として蘇らせ、リアルに映し出す。社会から爪弾きにされながらも更生しようと藻搔く主人公・三上を演じるのは、国内外ともに評価を得ている名優・役所広司。

実在の人物をモデルにした生々しい物語と、俳優陣の演技が光る、濃密な人間ドラマとなっている。シカゴ国際映画祭では、役所広司のベストパフォーマンス賞(最優秀演技賞)と観客賞を獲得した。

本作は2021 年 2 月11日(木・祝)公開。

『ヤクザと家族 The Family』
ヤクザの道を選んだ男の生き様を描いた壮大なヒューマンドラマ


©2021『ヤクザと家族 The Family』製作委員会

自暴自棄になっていた少年期に地元の親分から手を差し伸べられたことで心の救いを得、父子の契りを結んだ男・山本(綾野剛)。時が経ち、組の中で“男をあげて”行く山本にも愛する自分の家族ができる。

ところが、因縁の敵との戦いの中、自分の家族を守るために、ある決断をしたことで、山本の人生は大きな転機を迎える。14年の月日が流れ、ヤクザは暴対法の影響で衰退。

生活を営むことさえ困難になった山本は新たな人生を歩もうとするが、法と偏見がそれを阻むのだったー。

様々な問題をはらんだ「ヤクザ」というテーマを、1999年、2005年、2019年、変わりゆく3つの時代の価値観で切り取ることで、男たちの生き様を描く本作。

『新聞記者』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した藤井道人監督自らが脚本を描き、綾野剛や舘ひ
ろしをはじめとした超実力派俳優が演じる重厚な社会派エンタテインメント作品となっている。公開は年を明けた1月29日を予定。

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