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『ワンダーウーマン』新作を見る前に『トリプル9』でガル・ガドットをチェック!

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2020年はコロナ禍によってハリウッド映画新作の多くが公開延期もしくは配信へスライドといった措置が取られ、映画ファンにとっては何とも忸怩たる年になってしまいました。

しかし、それでも9月にクリストファー・ノーラン監督の『テネット』が公開されて世界的に大ヒットとなり(残念ながらアメリカのみ苦戦してしまいましたが……)、12月にはロバート・ゼメキス監督の最新作『魔女がいっぱい』が、そして18日からはいよいよ『ワンダーウーマン1984』がアメリカに先駆けての日本上陸となります!



やはり映画の愉しさはハリウッド映画の華やかさあってこそ!

これを機に、どんどん新作が公開してもらいたいところです(もちろんコロナの状況なども無視するわけにもいきませんが……)

さて、今回は2016年に全米公開されたハリウッドの『トリプル9 裏切りのコード』をご紹介します。

私が個人的に愛してやまない『ザ・ロード』(09)『欲望のバージニア』(12)のジョン・ヒルコート監督による豪華キャストのクライム・サスペンス映画です。

そしてお待ちかね、我らが“ワンダーウーマン”ことガル・ガドットも出演しているのでした!

緊急コード「999」を
利用した襲撃ミッションの顛末!?



アトランタ市警の汚職警官や元特殊部隊隊員によって構成されているギャング団を率いて強盗を繰り返すリーダーのマイケル(キウェテル・イジョフォー)は、雇い主でもあるリーナ(ケイト・ウィンスレット)が仕切っているロシアン・マフィアとの関係を清算しようとしていました。

しかしそれを察知したリーナは、マイケルの息子を誘拐。

かくしてマイケルとその仲間たちは、国土安全保障省の施設を襲撃するという無謀なミッションに身を投じざるを得なくなります。

厳重な警戒に守られた施設を正面突破することは不可能に近いと判断したマイケルは、警察の緊急コード「999(トリプル9)」を利用しようと思いつきます。

「999」とは警官が撃たれたときに発信される緊急コードで、これを受け取った警官たちは全ての職務を中断して現場へ向かうことが義務づけられています。

つまりは「999」が発信され、アトランタ市警の機能が完全停止してしまうおよそ10分の間に施設を襲おうという算段。

では、どの警官を標的にすればよいか?

汚職警官たちの推薦(?)で、ギャング対策班所属の実直な新人クリス(ケイシー・アフレック)を狙おうということに決定。

しかし、このことも含めて、彼らの計画は後々大いに狂わせていくことになるのでした……!

アクシデントの連続で
最後まで気が抜けない面白さ



本作は警察側にとって最悪の緊急コードとされる「999」を利用して襲撃ミッションを成功させようとした悪徳一味が、思わぬアクシデントや裏切りなど予測不能の事態が次々と連鎖していくことでの危機をリアルに描いたピカレスク群像サスペンス映画です。

ケイシー・アフレックをはじめ、キウェテル・イジョフォー、ノーマン・リーダス、ウディ・ハレルソン、ケイト・ウィンスレットなど、渋めではあれ実力派キャストを集結させての布陣は、まさに映画ファン垂涎!

またこの中でガル・ガドットは、イリーナの妹でマイケルの恋人として彼の子供の面倒を見ているエレナに扮しており、ここで既に堂々セクシーな佇まいを披露。

この後彼女はワンダーウーマンとして『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』(16)に出演し、続く『ワンダーウーマン』(17)では堂々主演を張って一躍大スターの座を獲得するのでした!

徹底したワル同士の諍いの中に投じられる純粋無垢な新人警官といった図式が、意外なところからワルたちの運命を狂わせ、同時に悪の闇を露にしていきます。

心臓に悪いほどスリリングな展開が次から次へと訪れることで、見ている側は最後の最後まで気が抜けません。
(そしてすべてを見終えた後の何ともいえない虚脱感……)

決して見た目は派手ではないものの、意外と“おうちでクリスマス”している人たちの気分を昂揚させるのに有効な作品かもしれません。

ぜひお試しあれ!

 (文:増當竜也)

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