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2021年05月24日

石井裕也監督『茜色に焼かれる』本編映像|尾野真千子の鬼気迫る演技に圧倒!

石井裕也監督『茜色に焼かれる』本編映像|尾野真千子の鬼気迫る演技に圧倒!



全国公開中の映画『茜色に焼かれる』の本編映像が解禁された。

本作は、今の世相に正面から対峙し、もがきながらも懸命に生きようとする「母の生き方」を捉えた圧倒的な愛と希望の物語。監督を務めるのは日本映画界を牽引する石井裕也。多難の時代に逆風を受けながらも自身の信念の中でたくましく生きる母親・田中良子を尾野真千子が演じる。

解禁された本編映像には、勝負に出る時は必ず“赤”を身に付けるという田中良子(尾野真千子)の姿が。赤いワンピースに身を包み、公衆トイレの鏡で真っ赤な口紅を塗り直して静かに闘志をたぎらせている。ただ事ではない雰囲気を感じ取り、心配して後をついてきた息子の純平(和田庵)を「ここ女性用だから。入ってきちゃ駄目でしょ!そういうルールでしょ!?」と寄せ付けず、トイレの前で立ちすくむ純平。良子は「悪いけど、お母さんとかなんだってのは、一旦忘れさせて。私の問題だから」と凄みのある声で告げると、純平を残し公衆トイレを出ていってしまう。全身に赤を纏い、怒りを押し殺した表情の良子が向かった先とは――。鬼気迫る様子の良子は一体、何に挑もうとしているのか?気になる続きはぜひ劇場で。


ストーリー

悪い冗談みたいなことばかり起きるこの世界で母ちゃんも、僕も、生きて、生きる。1組の母と息子がいる。7年前、理不尽な交通事故で夫を亡くした母子。母の名前は田中良子。彼女は昔演劇をやっていた経験があり、お芝居が上手だ。中学生の息子・純平をひとりで育て、夫への賠償金は受け取らず、施設に入所している義父の面倒もみている。経営していたカフェはコロナ禍で破綻。花屋のバイトと夜の仕事の掛け持ちでも家計は苦しく、そのせいで息子はいじめにあっている。数年振りに会った同級生にはふられた。社会的弱者―それがなんだというのだ。そう、この全てが良子の人生を熱くしていくのだからー。はたして、彼女たちが最後の最後まで絶対に手放さなかったものとは?

作品情報

尾野真千子
和田 庵 片山友希 大塚ヒロタ 芹澤興人 笠原秀幸 泉澤祐希 前田 勝 コージ・トクダ
前田亜季 鶴見辰吾 嶋田久作 / オダギリジョー 永瀬正敏
監督・脚本・編集:石井裕也 製作:五老剛 竹内力 ゼネラルプロデューサー:河村光庸 エグゼクティブプロデューサー:飯田雅裕 
プロデューサー:永井拓郎 神保友香 共同プロデューサー:中島裕作 徳原重之 長井龍
『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ:朝日新聞社 RIKIプロジェクト 製作幹事:朝日新聞社 制作プロダクション:RIKIプロジェクト 
配給:フィルムランド 朝日新聞社 スターサンズ  
主題歌「ハートビート」/ GOING UNDER GROUND(ビクターエンタテインメント)
2021年/日本/144分/カラー/シネマスコープ5.1ch R-15+  
公式サイト:akaneiro_movie.com

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©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ

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