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『ドライブ・マイ・カー』ロケ地広島の魅力満載!場面写真&メイキング写真解禁
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西島秀俊を主演に迎え、第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で日本映画史上初となる脚本賞ほか全4冠に輝いた濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』より、ロケ地広島の魅力が詰まった場面写真と広島での撮影の様子をとらえたメイキング写真が一挙公開された。
本作は、大部分の撮影を広島で敢行。日本が世界に誇る巨匠が手掛けた名建築や、瀬戸内の美しい町など、知られざる広島の魅力も存分に映し出されている。
当初、韓国・釜山で大部分の撮影を行う予定が、新型コロナの影響で舞台を変えねばならず、広島に白羽の矢が立った。濱口監督は広島での撮影やロケ地選びのポイントについて、「映画のテーマとしては、車が走れる場所ということですかね。もちろん、車が走れるだけではだめで、走っている車を一体どう撮るか。それは良いカメラポジションを見つけられるか、用意できるかというのが一番大きいです。原作は東京の話ですが、昨今は東京だと車の走行シーンはまったく自由に撮れません。最初にロケ地として釜山を想像したのも映画制作の都合上、そこであれば自由に車の撮影が出来るんじゃないかと思っていたからです。でも、それがダメになって広島になりましたが、広島市のフィルム・コミッションの力もすごく大きくて、都市部での撮影も十分出来たし瀬戸内の島々でも撮れた。制作部の努力のおかげでとても素晴らしいカメラポジションがたくさん見つかりました。」と広島フィルム・コミッションへ感謝を述べた。
広島国際会議場
家福(西島秀俊)が演出を手掛ける演劇祭の会場として登場。家福と専属ドライバーのみさきが初めて出会う場所でもある。広島平和記念公園敷地内にある国際会議場で、国立代々木競技場、東京都庁舎など数多くの国家プロジェクトを手掛けた巨匠・丹下健三が1955年に設計した「広島市公会堂」を、89年に建て替えた施設。公共建築百選にも選ばれている。
広島市 環境局中工場
劇中で家福とみさきが心を通わせる重要な場所として登場する、実在のごみ処理施設。設計は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の新館や葛西臨海水族園、GINZA SIXなどを手掛けてきた世界的建築家・谷口吉生によるもの。広島市内から伸びる吉島通りの終点で、瀬戸内海に面した場所にある。建物の中央には「エコリアム」と呼ばれる貫通通路があり、通りの起点である広島平和記念公園から瀬戸内海までを遮ることなく繋いでいる
呉市 御手洗
家福が広島滞在中に宿泊する場所として登場する、瀬戸内海に浮かぶ大崎下島の港町。江戸時代から天然の良港として栄え、明治・大正・昭和初期には多くの建造物が建てられた。当時の面影が色濃く残る街並みは、1994年に重要伝統的建造物群保存地区として選定。1937年に映画館として開設された昭和モダン建築の乙女座や船宿、お茶屋などが並ぶレトロな街並みと瀬戸内海の美しい景観を見に、観光地として訪れる人も多い。
安芸難大橋
家福を乗せ、専属ドライバーになったみさきが真っ赤なサーブで駆け抜けるシーンで登場。本州四国連絡架橋群を除き、都道府県道に架かる橋の中では、日本最大の吊橋。橋長1,175m、主塔の高さ119mの壮観な姿の美しい景観。 高い技術力が駆使された長大吊橋であり、優れた橋梁建築として「土木学会田中賞(作品部門)」を受賞。
カンヌで絶賛された繊細で心揺さぶるストーリー展開もさることながら、真っ赤なサーブが駆け抜ける広島の様々な表情をもとらえている『ドライブ・マイ・カー』。ぜひ公開後は、ロケーションにも注目してみてほしい。
ストーリー
舞台俳優であり、演出家の家福悠介。彼は、脚本家の妻・音と満ち足りた日々を送っていた。しかし、音はある秘密を残したまま突然この世からいなくなってしまう――。2年後、演劇祭で演出を任されることになった家福は、愛車のサーブで広島へと向かう。そこで出会ったのは、寡黙な専属ドライバーみさきだった。喪失感を抱えたまま生きる家福は、みさきと過ごすなか、それまで目を背けていたあることに気づかされていく…
作品情報
『ドライブ・マイ・カー』8月20日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
西島秀俊
三浦透子 霧島れいか
パク・ユリム ジン・デヨン ソニア・ユアン
ペリー・ディゾン アン・フィテ 安部聡子
岡田将生
原作:村上春樹 「ドライブ・マイ・カー」 (短編小説集「女のいない男たち」所収/文春文庫刊)
監督:濱口竜介 脚本:濱口竜介 大江崇允 音楽:石橋英子
製作:『ドライブ・マイ・カー』製作委員会 製作幹事:カルチュア・エンタテインメント、ビターズ・エンド制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:ビターズ・エンド
2021/日本/1.85:1/179分/PG-12
公式サイト dmc.bitters.co.jp
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