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2022年10月10日

刺激的でドラマチック!女性が主人公の韓国サスペンス映画4選

刺激的でドラマチック!女性が主人公の韓国サスペンス映画4選

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“韓国作品”と言えばラブストーリーや王朝などの歴史もののイメージを思い浮かべる方が多いと思うが、数々の傑作サスペンス映画も生みだしてきている。刺激的でドラマチック、二転三転する物語の構図は、韓国映画の真骨頂として多くの観客を魅了してきた。

今回、2022 年10月28日(金)に日本公開される、緊張と衝撃では終わらない新たな韓国サスペンス映画『君だけが知らない』の公開に先駆け、女性が主人公の韓国映画、サスペンスを振り返り大特集する。

『母なる証明』(2009) 

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世界的映画監督ポン・ジュノが贈る、狂気的?!な母親の愛を描いた傑作!

知的障害のある息子・トジュン(ウォンビン)とその母親(キム・ヘジャ)は過保護ながらも母子2人で生活を送っていた。そんなある日の夜、トジュンはナンパをしようとした少女(チョン・ミソン)に気味悪がられ逃げられてしまう。その翌日、少女は突如死体となって発見され、トジュンは殺人容疑で逮捕される。“息子が殺人など犯すはずがない”とトジュンの身の潔白を証明するために、母は自らの手で事件を解決しようと奔走する。狂気的にも感じられる母親の愛とラストの衝撃に心揺さぶられる韓国サスペンスの傑作!

『名もなき復讐』(2016) 

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復讐の鬼と化した女性を描くクライムサスペンス!

射撃競技の代表候補選手だったジウン(シン・ヒョンビン)は交通事故により両親を亡くしてしまう。彼女自身も事故の後遺症で言語障害となり、射撃の道も断たれ工場で無気力に働く日々を送る。ある日、工場からの帰り道で暴漢たちに非道な暴行を受けるジウン。やっとの思いで警察へとたどり着くが、応対した刑事に邪険に扱われてしまう。憔悴しきった状態で帰宅したジウンのもとに再び暴漢の1人が現れ、彼女に襲い掛かるが、彼女は残り少ない力を振り絞って抵抗するなか、誤って男を殺害してしまう。射撃競技の代表候補選手から一転、どん底に突き落とされた女性が性被害に対して復讐の鬼と化す、クライムサスペンス!

『消された女』(2018) 

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実際に起こった、法律を悪用した拉致監禁事件を基に描いた社会派サスペンス!

日中の大都会を1人で歩いていた主人公のカン・スア(カン・イェウォン)は突然何者かに誘拐され、精神病院に監禁ののち、強制的な薬物投与と暴力を受けてしまう。彼女は病棟でその一部始終を手帳に記録していく。そして1年後、その手帳はテレビプロデューサーのナ・ナムス(イ・サンユン)の目に止まり、手帳に記された内容に興味を抱いた彼はスアを訪ねるが彼女は殺人容疑で収監されていた。ナムスは彼女が体験した地獄のような日々と、その背後にある韓国社会の闇に触れていくこととなる。本人の同意なしでも精神科病院へ強制入院できる法律の悪用という韓国の社会問題をモチーフに描くサスペンス!

『君だけが知らない』(2022.10.28公開) 

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すべてが逆転する韓国サスペンス誕生!

ある事故で記憶を失った主人公・スジンは、幻覚で未来が見えるようになり、彼女の身の周りで不可解な事件が次々と起こる。壊れた記憶、身元不明の遺体、怪しい隣人と謎の少女、そして、優しすぎる夫。過去・現実・未来―真実は一体どこにあるのか?ノンストップで繰り広げられる怒涛のクライマックス、すべてが逆転する。

主人公・スジン役には、「サイコだけど大丈夫」で日本でも一躍有名になったソ・イェジ、夫・ジフン役には、実力派俳優として確固たる地位を確立しているキム・ガンウが抜擢された。

メガホンをとるのは女性監督のソ・ユミン。ホ・ジノ監督(『八月のクリスマス』『四月の雪』)のもとで長年にわたり助監督や脚本を手掛け、本作にてデビュー作ながらも、2021年公開時に韓国ボックスオフィス初登場No.1を記録した。本作を作ろうと思ったきっかけについて、「私が日常生活で感じた恐怖から始まりました。恋人のように親密な夫婦関係にある人が、これまで見たことないような不思議な表情を見せることがあり、自分が知っている人とは全く違う人かもしれないという恐怖を感じる瞬間がありました。この映画で、スジンが夫への興味と恐怖を感じたように、その時に感じた気持ちを物語にしてみたいと思いました」と語っている。

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