『転職の魔王様』第10話 小芝風花が見どころを語る!「千晴にとって、すごく大きな試練の回」来栖と千晴の出会いも明らかに!
成田凌主演・小芝風花ヒロインの月10ドラマ『転職の魔王様』。最終回まで残り2話となった今夜の放送では、これまで少しずつ明かされてきた来栖(成田)と千晴(小芝)の知られざる過去が明らかになる。千晴が『シェパードキャリア』に来る前、ある雨の日の出来事…。 『シェパードキャリア』の看板猫・タピオカがつないだ2人の出会いとは?
また、第10話には、高橋光臣演じる38歳のシステムエンジニア・矢吹健一が求職者として登場。収入について妻が何気なく発した一言がプレッシャーとなり、「給料を今の2倍にしたい」と熱望する、家族思いのサラリーマンだ。
今回、“魔王”来栖が不在のため、健一を1人で担当することになった千晴は、これまでの経験を生かして健一に異業種への挑戦を提案するが、実は転職は本人の一存。転職先が決まってから伝えて家族を喜ばせたいという理由だったが、それがのちに妻の怒りを買うことになり…。
今回の見どころの1つは、『シェパードキャリア』の大阪支社設立を機に来栖から独り立ちした千晴が、1人で求職者と向き合うところ。“魔王”を見返すと、やる気をみなぎらせる千晴だったが、求職者の矢吹健一が転職を家族に内緒にしていたことから雲行きは徐々に怪しくなり、夫が転職活動をしているなど知るよしもなかった妻の怒りの矛先は、担当アドバイザーである千晴にも向かってくる。はたして、求職者一家の思わぬトラブルに巻き込まれた千晴は、このピンチをどう乗り切るのか? そして、そんな千晴の窮地に来栖は!?
前職では人の顔色ばかりうかがい、いつの間にか社畜体質が染みついていた千晴。“魔王”来栖と出会い、毒舌ながらも、その本質をついた言葉の数々で、少しずつ自分のホンネと向き合えるように。自分の意志でキャリアアドバイザーの道を選び、仲間とともにさまざまな求職者を導いてきた。そんな千晴の集大成ともいえる姿を描いた第10話の放送を前に、成長する千晴をここまで演じてきた小芝風花に、今の心境を聞いた。
コメント
小芝風花
ーこれまでの放送を終えて、周囲の反応を教えて下さい。前クール『波よ聞いてくれ』のミナレ役とのギャップ、小芝さんの演技の幅に驚くとともに、楽しんでおられる視聴者が多いなと感じます。ご本人としてはいかがでしょうか?
そうですね。そういう声を一番多くいただいております。千晴は、前クールで演じたミナレと真逆のタイプなので…『あ、同じ人だったんだ』っていうのは、よく言っていただきますね。とてもありがたいです。あとは、『転職の魔王様』の放送が進むにつれて、千晴が少しずつ明るくなって、少しずつ成長しているとか、来栖とのコンビ感含め、細かい変化に気付いてくださる声もいただいて、ドラマを楽しんでいただけているんだなとうれしく思います。ありがとうございます。
ー印象的な放送回、ゲスト出演の方をあえてあげるとすると?
やっぱり、マモさん(宮野真守)ですね(笑)。いろんな意味で強烈でした。普段、バラエティー番組でご一緒させていただいている人と、ドラマの現場でご一緒できるのが、まずうれしかったです。あとは、八王子というキャラクターが強くて…(笑)。マモさんご本人もとても明るい方なので、現場がめちゃくちゃ楽しかったです。撮影中、スタッフもキャストもみんなずっと笑っていましたね。すごく印象に残っています。
ー物語も終盤ですが、これまで千晴を演じてみていかがですか?
台本上でみると、千晴が急に人との距離が近くなると感じることがあって。仲間の一員となり、仲良くなっているという表現だとは思うのですが、急に馴れ馴れしくなったり、少しキツめに感じたりするときは、そのちょっとしたセリフのニュアンスに気をつけました。千晴の良さは、とにかくまっすぐで、人に対して親切でまじめだと思うので、千晴らしさは崩さないように、監督と相談しながら、セリフのニュアンスを調整したりしていました。例えば、彼女ならこのワード、この言い回しは、この段階では言わないんじゃないかなとか。前半で少しずつ積みあがった来栖さんとの関係性、距離が少しずつ縮まっていって、それがドラマ後半につながっていくように意識しました。
ー2023年も半分以上過ぎましたが、どんな日々でしたでしょうか。
一言でいうと…怒涛(笑)。怒涛でしたが、一番は、お芝居を頑張りたいと思っていて、また、明るい役だけはなく、いろんな役柄に挑戦して、演技の幅を広げたいと思っていたので、そういう意味では今年は本当にありがたかったです。まず、交通課の警察官の役を演じて、『波よ聞いてくれ』で爆発して、また今度は『転職の魔王様』で、真逆の自分に自信がない千晴と…、いろんな役柄を演じることができて、ありがたい年でしたね。お芝居が好きなので、役をいただいて、その役について考えたり、現場で演じられるというのは、ありがたいなと思った日々でした。
ー10話の見どころ、視聴者へのメッセージをお願いいたします!
10話は、『家族にとっての転職』というのが、大きなテーマだなと思います。転職して喜ばせたい、驚かせたいという思いがあっても、生活を共にする家族に内緒にしていいものではない。“転職”は、人生の大きな決断であり、分かれ道なので、特に家族がいる場合、自分一人の問題じゃない。確かにそうだなって再認識した回でもありました。また、千晴にとってすごく大きな試練の回です。これまでいろんな求職者が登場しましたが、今までとはまた違った求職者の悩みや葛藤が描かれています。また、嵐と千晴、2人の出会いも明かされますので、ぜひ注目していただけたらうれしいです。
第10話・あらすじ
『シェパードキャリア』の大阪支社設立が決まり、洋子(石田ゆり子)は、その立ち上げを来栖(成田凌)に任せると宣言。早速、来栖は下見のため出張することになり、千晴(小芝風花)はこれを機にひとり立ちすることに。来栖の不在に不安を感じていたものの、「お守りから解放されて、晴れ晴れ、爽快です」という嫌みでがぜん、やる気に火がついた千晴。来栖を見返したい一心で、天間(白洲迅)のサポートのもと面談に臨んだのは、大手レストランチェーンに勤務するシステムエンジニアの矢吹健一(高橋光臣)。健一は、妻と2人の娘との将来を考え、給料を今の2倍にしたいという。難しい条件に驚きつつも、家族思いの健一の言葉にすっかりほだされた千晴は、魔王さながらのむちゃぶりで横山(前田公輝)を巻き込み、あるスキルに長けている健一に、異業種への挑戦を提案する。
千晴に背中を押された健一は、早速面接を受けたいと意気込むが、実は、転職の話は妻の江美里(大西礼芳)に内緒。転職先が正式に決まってから伝えて喜ばせたいというが、後にそれが家族間に大きなひずみを生むことに…。
一方、千晴のもとには、大阪にいる来栖から電話が。引き継ぎの名目だったが、内心では千晴のことが心配だった来栖。千晴もまた、そんなツンデレな魔王様の気持ちがうれしく、健一の一件が順調に進んでいることを得意げに報告する。すると、そんな楽しそうな千晴の様子を離れた場所から天間が見ていて!?
さらに第1話から注目を集めてきた、嵐と千晴の知られざる過去のつながりが明らかになる!
作品情報
【放送枠】毎週月曜よる10時(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)【タイトル】転職の魔王様
【出演】成田凌 小芝風花
山口紗弥加 藤原大祐 おいでやす小田 前田公輝 井上翔太 井本彩花
石田ゆり子
【原作】 「転職の魔王様」「転職の魔王様2.0」 額賀 澪 (PHP研究所)
【脚本】泉澤陽子(「リコカツ」「鹿楓堂よついろ日和」「IQ246~華麗なる事件簿~」)
小峯裕之(ドラマ『ドクターホワイト』『連続ドラマWギバーテイカー』 )
【主題歌】 milet 「Living My Life」 (SME Records)
【オープニング曲】 LIL LEAGUE from EXLE TRIBE「Monster」(rhythm zone)
【音楽】横山克 橋口佳奈
【プロデューサー】萩原 崇 石田麻衣 櫻田惇平
【演出】堀江貴大(ドラマ『花嫁未満エスケープ』 映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』 )
丸谷俊平(ドラマ『俺の話は長い』 『ハコヅメ~たたかう交番女子!~』)
保坂昭一(ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』 ドラマ『監察医 朝顔』)【制作協力】ホリプロ
【制作著作】カンテレ
公式HP: https://www.ktv.jp/tenshokumao/
公式X(旧Twitter): @tenshokumao
公式Instagram: @tenshokumao
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