ホドロフスキー監督最新作『エンドレス・ポエトリー』

アレハンドロ・ホドロフスキー監督による自伝的映画『エンドレス・ポエトリー』の日本公開が2017年11月に決定した。

アレハンドロ・ホドロフスキー監督、日本のファンへメッセージ


エンドレス・ポエトリー メイン



物語は、ホドロフスキー一家が故郷トコピージャから首都サンティアゴへ移住するところから始まる。青年アレハンドロは、自分への自信のなさと抑圧的な両親との葛藤に悩み、この環境から脱し何とか自分の道を表現したいともがいていた。ある日、アレハンドロは従兄リカルドに連れられて、芸術家姉妹の家を訪れる。そこでは、古い規則や制約に縛られない、ダンサーや彫刻家、画家、詩人など若きアーティストたちが共に暮らしていた。彼らと接していく中でアレハンドロは、それまで自分が囚われていた檻から、ついに解放される。エンリケ・リンやニカノール・パラといった、後に世界的な詩人となる人物たちとの出会いや、初めて恋に落ちたステジャ・ディアスとの会遇によって、アレハンドロの詩的運命は、新たな未知の世界へと紐解かれていく――

エンドレス・ポエトリー サブ



映画『エンドレス・ポエトリー』は、2017年2月に88歳を迎えたチリ出身の映画監督、『エル・トポ』のアレハンドロ・ホドロフスキーによる自伝的作品で、フランス、チリ、日本の共同製作作品。

様々な悩みや葛藤を抱えた青年時代のアレハンドロ・ホドロフスキー監督が当時チリで出会った詩人、アーティスト、パフォーマーなど、アヴァンギャルドなカルチャー・シーンの人々との交流を、虚実入り交じったマジック・リアリズムの手法で描く。2014年に23年ぶりの新作として公開された『リアリティのダンス』の続編となる。

前作に引き続き、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の長男であるブロンティス・ホドロフスキーがホドロフスキーの父親を、青年となったホドロフスキーを、末の息子であるアダン・ホドロフスキーが演じる。撮影監督は『恋する惑星』のクリストファー・ドイル。アレハンドロ・ホドロフスキー監督とタッグ組むのは本作が初めてとなる。

エンドレス・ポエトリー サブ



映画『エンドレス・ポエトリー』は2017年11月18日(土)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷ほか全国順次公開。



(C) Pascale Montandon-Jodorowsky

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