『ファースト・マン』セットまでこだわりぬいた月面着陸計画の現場に迫る!

2月8日(金)より公開中の、『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督と主演ライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ待望の最新作『ファースト・マン』。今回、史実を忠実に描くために、映像の臨場感やキャストの演技力だけでなくセットまでこだわりぬいた本作で、オスカー常連のプロダクション・デザイナーが再現した月面着陸計画の現場に迫る。

本作のプロダクション・デザイナーを務めたのは、これまで『プレステージ』、『ダークナイト』、『インターステラー』、『ダンケルク』でアカデミー賞美術賞にノミネートされてきたオスカー常連のネイサン・クロウリー。『ラ・ラ・ランド』で最年少ながらにアカデミー賞監督賞を受賞した本作の監督、デイミアン・チャゼルと夢のタッグを果たすのは本作がはじめてだったようだが、作品に対する互いの想いを話し合ったところすぐに意気投合したようで、ネイサンは「デイミアンが本作をすべて実写でやりたいといった瞬間、参加を決めた。私は実際に触れられる物体に愛着があるし、デイミアンもそうだった。非常に困難だったが、楽しい挑戦でもあったよ」とオファーが来た当時を振り返っている。

その熱があるまま、セットの制作に入った二人は専門家やNASAの職員の話を聞きながら、設計図やダッシュボードの計器を探偵になったかの気分で徹底的に分析。映画製作者によっては俳優の快適性を優先するためにセットのスケールを変更することも多々あるが、チャゼルは妥協を許さず、またクロウリーも撮影のセットは実物よりも10%大きくするべきではないという信念を持っていたことから着々と事実に忠実なセットが制作されていった。クロウリーは宇宙船のセットについて「アポロ11号は実寸よりも5%大きい。そして、X-15は実寸通りにした。でもシートを低めに設置する必要があったよ。ライアンはニールよりも背が高かったからね」と振り返り、管制室のセットについては「NASAの技術者たちがセットに入った瞬間、様々な思い出に圧倒され、あらゆる記憶が蘇ったと言っていた。デザイナーにとって最高の賛辞だ」と明かしている。

当時のジェミニ計画とアポロ計画の指導者だったというフランク・ヒューズはそんなクロウリーを「(参考のために)資料を持って現場に赴いたが、完璧に仕上がっていて口を挟む必要はなく、素晴らしい仕事ぶりだった。管制室にいると当時の記憶が蘇って懐かしかったね。宇宙船のセットも見事だったよ!」と称賛。クロウリーが見事現代に再現した当時の関係者の心までを揺さぶる忠実なセットの数々は、あらゆる劇中の場面、キャストの演技などに説得力を持たせていること間違いない。50年の時を超え、リアリティーたっぷりに映し出される当時の“月面着陸計画”の瞬間を、是非劇場の大きなスクリーンで堪能いただきたい。

公開情報

『ファースト・マン』
原題:『FIRST MAN』 
全米公開:10月12日(金) 
監督/製作:デイミアン・チャゼル(『ラ・ラ・ランド』(17)、『セッション』(15)
出演:ライアン・ゴズリング(『ラ・ラ・ランド』(17)、『ブレードランナー 2049』(17)、クレア・フォイ(『蜘蛛の巣を払う女』(19)、カイル・チャンドラー(『キャロル』(16)、ほか
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、アダム・メリムズ、ショジュ・シンガー 脚本:ジョシュ・シンガー(『スポット・ライト 世紀のスクープ』(16) 
音楽:ジャスティン・ハーウィッツ(『セッション』(15)、『ラ・ラ・ランド』(17)      ※作品公開年は全て日本公開年
原作:「ファーストマン:ニール・アームストロングの人生」著/ジェイムズ・R・ハンセン    
配給宣伝:東宝東和 

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