全米を震撼させたシャロン・テート殺人事件から50年。この夏、関連映画が続々公開!

クエンティン・タランティーノ9作目の長編監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が、8月30日(金)に日本公開を迎える。

本作に登場し、ストーリーの軸ともいえる実在の女優シャロン・テートは、1960年代にテレビの小シリーズに出演し、その後、映画『吸血鬼』(1967)で共演したことが縁で1968年に映画監督のロマン・ポランスキーと結婚。しかし、その翌年1969年8月9日に、狂信的カルト指導者チャールズ・マンソンの信奉者たちによって妊娠8か月の身重の身で、たまたま自宅に訪れていた友人とともにロサンゼルスの自宅で殺害され、その事件は犯罪史上未曽有の猟奇的殺人事件として全米を震撼させた。

本日、8月9日(金)は、シャロン・テート殺人事件が起こってから50年が経つ日。50年という節目となる今年は、この事件にインスパイアされて作られた映画が多く公開される。

『チャーリー・セズ / マンソンの女たち』(公開中)

(C)2018 SQUEAKY FILMS, LLC

1969年に女優シャロン・テート殺害などの無差別連続殺人事件を起こしたカルト集団チャールズ・マンソンとそのファミリーを、女性実行犯たちに焦点を当てて描いたドラマ。

『アメリカン・サイコ』の監督メアリー・ハロンと脚本家グィネビア・ターナーが再タッグを組み、エド・サンダースによる犯罪ドキュメント「ファミリー シャロン・テート殺人事件」をベースに、女性実行犯レスリー・バン・ホーテンの獄中生活を記録したカーリーン・フェイスの「The Long Prison Journey of Leslie Van Houten: Life Beyond the Cult」の要素も取り入れながら映画化。主要女性メンバー3人のファミリーへの加入から洗脳と狂信の果ての殺人、逮捕・収監まで、いかにして負のスパイラルに堕ちていったのかを描き出す。

3人の女性実行犯役に、『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』のハンナ・マリー、ケビン・ベーコンの娘ソシー・ベーコン、ミュージシャンとしても活躍するマリアンヌ・レンドン。テレビシリーズ「ドクター・フー」のマット・スミスがチャールズ・マンソンを演じる。

『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』(8月30日(金)公開)

(C)2018 Cielo Tate Island, LLC

本作の脚本と監督を手がけたのはダニエル・ファランズ。ホラー映画への造詣が深く、これまでに「13日の金曜日」シリーズや「アミティヴィルの恐怖=悪魔の棲む家」シリーズについてのドキュメンタリーや、劇映画『ハロウィン6/最後の戦い』〈未〉(95)の脚本執筆、『悪魔の棲む家 REBORN』〈未〉(18)などの監督を務めた。この経験で培われたリアルな情景描写とソリッドでサスペンスフルな演出が本作でも十分に発揮されている。

そして、悲劇のヒロイン、シャロン・テートに扮したのは、ディズニーの大ヒットテレビ番組『リジー&Lizzie』の主演として登場して以来、美人で知的でありながら、親しみやすい雰囲気と陽気さを併せ持つ女優、そしてシンガー・ソングライターとして、輝かしいキャリアを積んできたヒラリー・ダフ。これまで演じてきた役柄から一転、明るく陽気でありながらも、憂いを持つ複雑な役柄に並々ならぬ意欲を示し、本作のエグゼクティブ・プロデューサーも務めている。
 

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(8月30日(金)公開)

クエンティン・タランティーノの9作目となる長編監督作。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターを初共演させ、落ち目の俳優とそのスタントマンの2人の友情と絆を軸に、1969年ハリウッド黄金時代の光と闇を描く。

テレビ俳優として人気のピークを過ぎ、映画スターへの転身を目指すリック・ダルトンと、リックを支える付き人でスタントマンのクリス・ブーフ。目まぐるしく変化するハリウッドで生き抜くことに神経をすり減らすリックと、対照的にいつも自分らしさを失わないクリフだったが、2人は固い友情で結ばれていた。

そんなある日、リックの暮らす家の隣に、時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と、その妻で新進女優のシャロン・テートが引っ越してくる。今まさに光り輝いているポランスキー夫妻を目の当たりにしたリックは、自分も俳優として再び輝くため、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演することを決意する。やがて1969年8月9日、彼らの人生を巻き込み映画史を塗り替える事件が発生する。

本作では、ハリウッドのみならず全米を震え上がらせたシャロン・テート殺人事件を背景に、ディカプリオが演じた落ち目の俳優リックと、リックのスタントマンを務めるピッドが演じたクリフの2人の男たちを通して見ることのできる古き良き時代であったハリウッド黄金期の過渡期が描かれている。

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