メリル・ストリープが21度目のノミネート!『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』とは?

©Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.

第90回アカデミー賞のノミネートが発表され、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』が作品賞、主演女優賞(メリル・ストリープ)の2部門でノミネートを果たした。

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』とは?

1971年、ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国内には反戦の気運が高まっていた。国防総省はベトナム戦争について客観的に調査・分析する文書を作成していたが、戦争の長期化により、それは7000枚に及ぶ膨大な量に膨れあがっていた。

ある日、その文書が流出し、ニューヨーク・タイムズが内容の一部をスクープした。ライバル紙のニューヨーク・タイムズに先を越され、ワシントン・ポストのトップでアメリカ主要新聞社史上初の女性発行人キャサリン・グラハムと編集主幹ベン・ブラッドリーは、残りの文書を独自に入手し、全貌を公表しようと奔走する。真実を伝えたいという気持ちが彼らを駆り立てていた。

しかし、ニクソン大統領があらゆる手段で記事を差し止めようとするのは明らかだった。

政府を敵に回してまで、本当に記事にするのか…報道の自由、信念を懸けた“決断”の時は近づいていた-。

スピルバーグは「今、撮るべき作品」として、トランプ大統領就任45日後に本作の製作を発表し、予定していた作品よりも先に製作する事を決め、撮影を敢行。政府によってジャーナリズムに規制がかけられ、何が真実で、何が正しいのかがわからなくなってきている現代。「今」だからこそ伝えるべき作品と強烈なメッセージを込め、この危機的状況に警鐘を鳴らす作品に仕上がっている。

そんなスピルバーグの強い呼びかけに応え、名優メリル・ストリープとトム・ハンクスがついに初競演。脚本はリズ・ハンナ、そして『スポットライト 世紀のスクープ』のジョシュ・シンガーが手がけ、音楽はジョン・ウィリアムズ、撮影はヤヌス・カミンスキーが担当するという世界最高の布陣となっている。

©Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.

メリル・ストリープは昨年の『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』以来21回目のノミネートを達成し、自身の持つノミネート歴代最高記録をまた更新した。

日本公開は、2018年3月30日(金)からとなる。

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