妻夫木「家事は手伝います。」、『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』完成披露試写会レポート!

©2018「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」製作委員会

「家族はつらいよ」シリーズ第三弾『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』が2018年5月25日(金)に公開。この度完成披露試写会が開催された。

最新作のテーマは 【主婦への讃歌】。三世代が同居する一家(平田家)の家事を担ってきた主婦・史枝(夏川結衣)が家出をすることで、さらなる騒動が―。タイトル「妻よ薔薇のように」には、 “妻よ薔薇のように美しく”という山田監督のメッセージが込められています。家事労働の大変さや、長男・幸之助(西村まさ彦)と史枝夫妻に起こる“夫婦”の様々な出来事に、世の奥様方に共感すること間違なし。全ての女性が笑て共感、しみじみ泣けて励まされる作品となっている。

©2018「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」製作委員会

MCの呼びかけで満員の会場の前方と後方よりキャストが感謝の気持ちを込め、観客の方に赤い薔薇を配りながら入場。シリーズ最新作をいち早く観ようと集まった観客に感激の笑顔が溢れた。

はじめに山田監督から「今日はありがとうございます。『東京家族』を5年前に作った時にこの4組のカップルとこんなに長く仕事をするとは予想していませんでした。今回で4回目の作品。こうして何度も同じカップルでアンサンブルが生まれてくることはとても素敵なことでした。どうぞ今日は楽しんでください。」と挨拶。

橋爪「そちらの列の方は薔薇がなくて申し訳ありません、あとで余ってたら差し上げます(笑)。家族のチームワーク、アンサンブルができていたので楽しかったです。同じ人達との座組でやるのは本当にいいものだなと思います。」

吉行「今日はありがとうございました。久しぶりにみんなに会って本当に嬉しくて。家族という感じでウキウキしています。楽しく、考えさせられる映画です」

西村「昨日雪が振り、今日も降るのではないのか、出足が鈍るんではないかと思ったりしてました。最後まで観ていってください!」

夏川「こうやって皆さんに観ていただける日が来て本当に嬉しいです。皆さんとの出会いに感謝しています。色々考えさせられて、身につまされてほろっとしたり、とても素敵な作品です。」

林家「この作品とかけまして、お刺身の盛り付けととく。その心は、どちらも妻(ツマ)の大切さが身にしみる。どうもありがとうございます!」

妻夫木「喜劇ではありますが、今回はうっかりほろっとしちゃうと思います。凸凹さがあるんですが、それが本当に家族って素晴らしいなと思わせてくれて。家族の絆を味あわせていただききました。」

蒼井「このような映画が日本にあって本当に良かったと、これからもこういった作品が上映され続けられるといいなと思っています。皆さん、素晴らしい方々で普段は家族みたいな感じでやっているんですが、改めて幸せだなと思いました。皆さんにも伝わるといいなと思います。」

シリーズ第三弾の今回、「主婦への讃歌」をテーマにしようと思ったきっかけについて、山田監督は「それまでのシリーズを作りながら、西村・夏川夫婦には何か問題があるなと思い(笑)そのためにも第三弾を作らなければと。結果として主婦の抱えている悩みや日本の矛盾でもある女性差別を念頭に置き作ることとなりました。」とその経緯を話した。

©2018「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」製作委員会

夏川は、「初めて台本を読んだ時、『フラメンコ?家出?』嬉しいんだけれども、これは大変なことになるぞ、と思った次第です」と告白。

西が、感情の変化が多い幸之助を演じるにあたって、撮影で大変だったことを聞かれると、「幸之助は怒ってばっかりだよね。最後の史枝とのやり取り、そのシーンの前の弟・庄太(妻夫木)とのやり取りが僕の中ですごく残っていますね。おふたりに助けられました。」と当時を振り返った。

橋爪は第三弾の予想がついていたそうで、「1,2作は史枝さんがじっと我慢している役だったので、これはいずれ爆発するだろうなと思っていまして。撮影終了後に、夏川さんの正直な演技をしていない、という不満な顔があってね(笑)これは爆発しとかないといけない、と監督も思ったんでしょう。そして、問題が起きるとしたら、長男夫婦しかないんですよ。今回も僕たち夫婦は本格的にすれ違っているので。」と冗談を交えてを話すと、吉行は「でも今回演じて、やっぱりこの人が旦那さんでよかったって思いましたよ。私の役は今回も随分勝手だなと思いましたし、それを受け止めてくれる旦那さんも立派だなと思いました。」と話すと会場から思わず拍手が。

©2018「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」製作委員会

しかしそれに対して、妻夫木、蒼井は「そんなに褒めるところあったっけ(笑)?」とツッコミを入れながら笑い返す。

また妻夫木は、「西村さんと『東京家族』から長い間、お芝居をさせていただいていて、時間に助けられたなと思いました。頭で考えるというより、役として兄貴に関われた。」、蒼井は「今回、シャツの第1ボタンを開けてたり、来てすぐに焼きぞばを食べ始めたり、家族にどんどん入り込んでいく感じで、シリーズだからこそできることだなと思いました。」とシリーズ作ならではの体験を交えて答えた。

同じ落語家である志らくとの共演シーンについて聞かれた林家は「志らくさんは、普段は辛口なコメントなんですが、目が可愛くて、例えるとペットショップで売れ残ったプードルみたいでした。」と冗談で返した。

そして一家の家事をすべて支えている史枝の姿について、吉行は「このままじゃ終わらないな、史江さんがなにかやりだすに違いないとハラハラしながら台本を読みました。作品を観ると本当に主婦が大変だということがわかりますね。頭が下がります。」、夏川が「それぞれのメニューが違う朝ごはんを作ったりスーパーウーマンだな。お金にしたらすごい額をもらえる仕事をされてますよね。」と。

蒼井が「うちの母もこういうふうに客観的に見るとこうなんだなと。母にありがとうございました、って伝えたい。」と主婦のありがたさについて話した。一方、夫役の皆さんが普段は家事をするか投げかけられると、西村は「食事は簡単なものだったら作ります。でも奥様は24時間休み無しですから、スイッチがONのままですから大変だと思いますよ。」と。

橋爪は「するわけないじゃないですか(笑)でも、男性陣も暗くなることないです(笑)。男としても女性を笑い飛ばし、胸を張って観てください!(笑)」、妻夫木「皿を洗ったり、御飯を作ったり結構しますね。」、林家「うちは女性陣が強いので言いなりの人生を歩んでます(笑)!」とそれぞれの家事について明かした。

そして本作の完成披露を記念し、西村から、日本全国の主婦であり、妻である女性たちを讃え、「年を重ねても100%の愛」という意味を持つ100本の薔薇の花が、夏川に渡された。

最後に山田監督より全国で本作の公開を楽しみにされている方たちに向けて、「いま日本映画が10代、20代と出演者の年齢が低くなってきているような気がします。そういう意味でこの作品は幅広い世代の方が出演し、幅広い世代を描いたつもりです。日本中の主婦、主婦であった方、これから主婦になろうという方、その方を妻にしている、これからする人たちに心を込めて、沢山の方に観てくださいますように願っています。今日は本当にありがとうございました。」と締めくくり、大盛況のままイベントは幕を閉じた。

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