満島ひかり4年ぶり単独主演!歌声も披露。映画『海辺の生と死』公開決定

満島ひかりが4年ぶりに単独主演をつとめる映画『海辺の生と死』の公開が決定した。

映画『海辺の生と死』公開決定!

どうか私のもとへお戻りになって下さいー。第二次世界大戦末期、奄美群島、加計呂麻島。岬に囲まれた小さな集落も戦争の影に覆われていた。ある日、海軍特攻艇の部隊を率いる朔隊長が、新たに駐屯してきた。島の子どもたちに慕われ、隊員たちと酒を飲むより島唄を習いたがる…そんな彼を眩しそうに見つめる、国民学校教師のトエ(満島ひかり)。ある日、トエは朔からの手紙を受け取る。「今夜九時頃浜辺に来て下さい」。トエは、胸の高鳴りを抑えられなかった。体の中に宿った狂おしいほどの愛に戸惑う女。いつまでも下されない出撃命令を待ち、無為に日々を過ごす男。敵からも見離されたような静かな島はゆっくりと終戦を迎えようとしていた――

海辺の生と死 ティザービジュアル

映画『海辺の生と死』は、「死の棘」で知られる島尾敏雄とその妻・島尾ミホが、それぞれ出会いのエピソードを綴った小説「島の果て」と「海辺の生と死」の2作品を原作とした作品。2人が出会い永遠に解くことのできない赤い糸で結ばれるまでの時間を描いた、「死の棘」へと続く愛の物語だ。なお、本作が公開される2017年は島尾ミホの没後10年、島尾敏雄の生誕100年にあたる。

主演を務めるのは『夏の終わり』以来、4年ぶりの単独主演となる満島ひかり。国民学校の教師・トエ演じ、劇中では奄美島唄の第一人者・朝崎郁恵が歌唱指導に当たったという歌声も披露する。メガホンを取るのは『アレノ』の越川道夫監督。

海辺の生と死 場面写真

今回の発表にあわせて、満島ひかり、越川道夫監督からのコメントがシネマズに到着している。

満島ひかり/トエ役

撮影中、楽しめたことも、できなくて悔しかったこともいっぱいあったけど、奄美のすごさを感じる日々でした。私のルーツは奄美大島にあります。おばあちゃんから聞いていた海や空や生き物たちの話、アダンの木の下でのロマンの話、戦争中に「あにーあにー」と叫びながら飛行機を追いかけた話。おとぎ話のような本当のことが、この「海辺の生と死」には狂おしいほど描かれていました。この脚本と共に、私自身の本性を自らあばいてやろうと思いました。なんにせよ、一生抱えていかなきゃいけない作品になったと思います。

越川道夫監督

若い頃から大切に読んできた島尾ミホさんと島尾敏雄さんの作品を、まさか自分で映画にする日がくることになるとは思ってもみませんでした。奄美群島で撮影されるこの映画の主演に満島ひかりさんを迎えることができたのも、とても幸福なことでした。満島さんは、島尾ミホさんをモデルにしたトエを演じ、彼女の戦時中の恋とその時代を、激しく狂おしいまでに駆け抜けていきました。ぼくたちは、島の人々を、島に繫る木々を、島の歌を、海を、満島さんが歌えばその歌声と呼び交すように鳴き始める鳥たちを愛し、彼らと共にこの映画を作りました。それをこの映画から感じていただけたならば、こんなに嬉しいことはありません。


映画『海辺の生と死』は、2017年7月、テアトル新宿ほか全国公開。

(C)2017島尾ミホ/島尾敏雄/株式会社ユマニテ

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