きれいな谷間がポイントの戦闘スーツを着こなして戦う『アイアンガール FINAL WARS』明日花キララインタビュー

人気女優の明日花キララを主演に迎え、2012年に公開されたSFアクション映画『アイアンガール』の3作目『アイアンガール FINAL WARS』。本作は、2019年2月16日(土)公開となる。

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舞台はサイボーグが日常に存在する近未来。人間が地球防衛のために開発した人工知能JUDA(ユダ)が、人間こそ地球の敵と判断したことをきっかけに人間VSサイボーグの戦いが勃発する。戦いの中でサイボーグへと改造され、消された記憶を取り戻すために戦う早乙女クリス(明日花キララ)と、戦いの鍵を握るサラ(天木じゅん)の出会いから、ある真実が明らかになっていく…。

そこで、シリーズで主演を務めた明日花キララさんに、これまでの作品を振り返りながら、「FINAL WARS」と銘打たれた本作についての思いを語ってもらった。

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──今作では、シリーズ最大の謎でもあるクリスの正体が明らかになりますが、台本を読んだときのお気持ちは?

明日花キララ(以下、明日花):1回台本を読んだだけでは理解できなくて、何度も読み返したんです。それでもわからないところは何回も藤原健一監督に聞きに行きましたね。何年前とか、何百年前に何があって、というのを年表に書き出して、一生懸命勉強してから撮影に臨みました。

──今回は特に恋愛要素や家族に関する感情の部分など、これまでと違うお芝居が求められたんじゃないかな、と思うのですが。

明日花:「今までクリスを演じてきた中で、一番難しい作品になるし、難しいシーンもあるから」と藤原監督から言われました。「作品のキモになるから特に頑張って欲しい」と言われたのが、博士とのシーンなんです。藤原監督からは「とにかく感情をぶつけてほしい」と。自分としても台本を読んでいて難しそうだなと思っていたので、見どころでもありますし、思い入れのあるシーンですね。

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──それを演じる上で苦労しました?

明日花:そのシーンの撮影が全体の中盤くらいにあったんですね。自分にクリスが入りきったころだったので、そんなに違和感なくというか…今までのクリスだったら考えられない姿を見せるんですが、それもスムーズに演じられたと思います。

──そのシーンに対して構えていた気持ちも、クリスが入ったことで自然となくなったんですかね。役を掴みきったというか。

明日花:現場で、結構びっくりされたんですよ! 「しっかり演技習ってきたね!」って感じで。…習ってないんですけど(笑)。

2012年からやってきているシリーズなので、最初はセリフも感情もなくて、自分の名前もわからなかった早乙女クリスと明日花キララがともに成長してきているんですよね。

(C) 2019『IRON GIRL FW』製作委員会

──クリスにとっても明日花さんにとっても、6年の積み重ねが大きかったということですね。

明日花:はい。なので、今回はちょっと重みが違うかなと思います。成長の部分や先ほど話した大事なシーン、アクションにも注目していただきたいですね。

冒頭のアクションシーンが結構好きで。壁を走るのも面白かったですし、ダイアナ役の赤井沙希さんとのバトルとか、亜紗美さん演じるポイズンとのシーンも好きですね。

──アクションについても伺いたいのですが、シリーズを通して難易度も上がっているのでは?

明日花:ファイナルということで、アクション監督の柴原孝典さんも燃えていて(笑)。いつも冷静な柴原さんが「これもやりたい」「あれもやりたい」といろんな映像を見せてくださったりして。私もその期待に応えたいなと思ったんですけど…撮影の1か月くらい前から腰痛になってしまって。練習できずに撮影に挑んだんです。だから、ほぼぶっつけ本番の状態で…。でも、シリーズをやってきた経験で、間とか見せ方というのはわかってきていたので、夢中で型を覚えて頑張りました。

(C) 2019『IRON GIRL FW』製作委員会

撮影している時って無我夢中で、アドレナリンとかが出てるからか痛くないんですけど、「こんなところにアザができてる!」とか後になって気づくことが多かったですね。毎日毎日、とにかく戦ってました。

──もし、アクションの参考にした方や作品があれば教えてください。

明日花:『バットマン』のアクションを参考にしなさい、ってざっくり言われました。「こんな感じか〜」ってちょっと見たんですけど、私のタイプじゃなくて途中でやめちゃいました(笑)。

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──普段、ヒーローものの作品は観るんですか?

明日花:朝、テレビをつけたらたまたまやっていることってあるじゃないですか。それで、去年とかは見てました。でも、女性のヒーローものってあまりないので…。だから、これを参考にしたというものはないですね。

──衣装も、セクシーさとかっこよさを両立したスーツだと思うのですが、あれを着てアクションをするというのは、実際のところ、どうですか?

明日花:1のときに、私のサイズをこと細かく測って作った、計算し尽くされたスーツなので、すごくフィットして動きやすいんですよ! ただ、寒さには強くないので…。今回は特に寒かったり、水場でのシーンは大変でした。

でも、1から同じスーツを着ているので、私の体が覚えていたみたいで、脱ぎ着はスムーズにできるようになりました(笑)。

(C) 2019『IRON GIRL FW』製作委員会

──デザインに関して、リクエストなどされました?

明日花:私からは特に何も言っていないので、似合うようにいろんな方が考えてくださったんだと思います。特に胸の形がきれいに出るようになっていて。中にブラが仕込んであるんですけど、一番きれいに谷間が出るように作ってくださったみたいです。

──特にお気に入りのアクションはありますか?

明日花:回し蹴りですね! これまでもたくさん練習してきて、体が覚えているので、得意です。あと、高い位置からのかかと落としにもぜひ注目してほしいです。

──ワイヤーアクションは怖くなかったですか?

明日花:ワイヤーアクションは最初から結構ぐるぐる回れたんです。「楽しい!」って言いながら練習してたくらいで。その姿を葛城ジョー役の青柳尊哉さんがムービーに撮って、音楽をつけてプレゼントしてくれました(笑)。

(C) 2019『IRON GIRL FW』製作委員会

──そんな青柳さんとは初共演ですが、どんな印象を持ちました?

明日花:ムービーを作ってくれるとか、かわいい部分があるなって(笑)。「ワイヤーシーン」って言葉を入れて動画編集したり、音楽までつけたりしてプレゼントしてくれるって、なかなかしないじゃないですか(笑)。だから、器用なんだなって。

あと、冒頭で私が鶴を折っているシーンに、出来上がった鶴もいくつか置いてあるんです。普通は小道具さんとかが作ってくださるものだと思うんですけど、青柳くんも空き時間にずっと作ってて「俺の作った鶴が使われることを夢見て、俺は折ってる」とか言ってて。ちょっと不思議ちゃんというか、結構変わってますね(笑)。

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──他の作品の取材では、初参加のキャストに気を配って輪に入りやすいようにするなど、面倒見がいい人というお話も聞いたのですが、いかがでした?

明日花:私は人見知りなので、初対面のときはむしろ避けてたくらいなんですけど(笑)、確かに、彼の方から話しかけてきてくれて打ち解けやすかったですね。そこからかわいい一面も見えてきて、こっちからいじることもありました。

──赤井さんとは戦闘シーンもありましたが。

(C) 2019『IRON GIRL FW』製作委員会

明日花:背も高くて、スタイルもよくて、ザ ・モデル体型!という感じなのに「アクションもできるの!?」って。才色兼備みたいな存在でした。それに、すごく優しくて、「ここはこうするんだよ」って教えてくれたり、「本気でパンチしてきていいからね!」って言ってくださったり。あと、「ホー!」「へー!」「ハー!」みたいな、擬音を使った独特な教え方をしてくれましたね(笑)。かわいいのに、変わってるなって思いました(笑)。

──敵役だから、と撮影裏で意識するような感じではなかったんですね。

明日花:みんな本当に仲がよくて。和気あいあいとした楽しい現場でした。

──また、藤原監督はこのシリーズ以外でもご一緒されていて信頼関係もできているのかなと思ったのですが、だからこその無茶ぶりエピソードがあれば伺いたいです。

明日花:私がボソッと「ファイナルだし、主題歌歌いたいな」って言ったんですよ。そしたら「オッケー! じゃあ、自分で作ってきて」と(笑)。それが、10日後までに2曲作るっていう急なスケジュールで…。演技よりも楽曲作りが無茶ぶりでしたね。

(C) 2019『IRON GIRL FW』製作委員会

──お話を伺って、クリスと一心同体のようになることで役がどんどん出来上がっていったのかなと思ったのですが、最後に、ラストシーンをどのようなお気持ちで演じられたのか教えてください。

明日花:どう演じようかなとすごく迷ったシーンですね。そのシーンで共演している天木じゅんちゃんがすごく役を作ってきてくれて、感情的に演じてくれたので、私もスッと入っていくことができました。相手がじゅんちゃんだったからやりやすかったんだと思います。ぜひ劇場で見てください。

(撮影:HITOMI KAMATA 取材・文:大谷和美)
<衣装協力>La Couture TOYO KITCHEN STYLE

(c) 「IRON GIRL FW」製作委員会

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    ライタープロフィール

    大谷和美

    大谷和美

    高校2年の時に観た「バトルロワイアルⅡ」に衝撃を受け、映画の道を志すも、縁あって雑誌編集者に。特撮誌、若手俳優グラビア誌等の編集・ライター、WEB編集者を経て、現在はフリーランスで活動中。社会の闇を描いた邦画が好きで、気づけばR指定のDVDばかり借りていることも。一方、元々好きだったライダー・戦隊などの特撮作品やコメディ映画も好んで観ます。

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