映画コラム

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2018年08月09日

トム最大の魅力は、自ら演じるアクションと...『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』

トム最大の魅力は、自ら演じるアクションと...『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』




こんにちは、八雲ふみねです。
今回ご紹介するのは、現在大ヒット公開中の『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』。
トム・クルーズの不死身っぷりに驚愕のシリーズ最新作です。



八雲ふみねの What a Fantastics! ~映画にまつわるアレコレ~ vol.168






何者かが複数のプルトニウムを強奪する事件が発生した。

イーサン・ハントとIMFメンバーは、同時核爆発を未然に防ぐため、ミッションを始動。しかし情報が少なく、手がかりは事件の裏で秘密組織“シンジケート”の残党が結成した“アポストル”が関与しているということと、ジョン・ラークという男の名前のみ。

さらにイーサンの動きに不信感を抱くCIAが、監視役として敏腕エージェントのオーガスト・ウォーカーを送り込んでくる。

ミッション完了までの猶予は、72時間。果たしてイーサンたちは、絶体絶命の危機を乗り越え、核爆発を阻止することが出来るのだろうか...。





シリーズ史上もっとも危険なエンターテイメント!


トム・クルーズ主演の人気スパイアクション『ミッション:インポッシブル』シリーズ第6弾。

新作を発表するたびに前作を凌ぐスケールと興奮と迫力で映画ファンを虜にする人気シリーズが、またまたパワーアップして帰ってきました。

スパイ組織「IMF」の超敏腕スパイ:イーサン・ハントを演じるトム・クルーズが、シリーズ史上もっとも危険で最難関のミッションに挑みます。トム・クルーズを取り巻くキャスト陣も、いまや『M:I』シリーズには欠かせないメンバーが集結。

IMFのムードメーカー的存在ベンジー役にサイモン・ペッグ、イーサンの良き理解者ルーサー役にヴィング・レイムス、そして前作から引き続きヒロインとして登場するイルサ役にレベッカ・ファーガソン。

そして、CIAからIMFの長官へと転身したアラン役のアレック・ボールドウィン、前作シンジケートのボス ソロモン・レーン役のショーン・ハリスらが再登場。

さらにイーサンのライバルとなるCIAの敏腕エージェント:ウォーカー役にヘンリー・カヴィル、イーサンとチームに近寄る謎の女ホワイト・ウィドウ役にヴァネッサ・カービー、新たなCIA長官役としてアンジェラ・バセットが初参戦し、イーサンのミッションをよりドラマチックに盛り上げます。

また今作では、ミシェル・モナハン扮するイーサンの妻ジュリアが再登場するのも、シリーズのファンとしては見逃せないところ。

超人的な一面だけではないイーサンの人間としての葛藤も、彼の過去とともに浮き彫りになっています。

『M:I』シリーズでは主演だけでなくプロデューサーも務め、監督は自ら指名しているトム・クルーズ。

今作で彼が指名したのは、クリストファー・マッカリー監督。マッカリー監督は第4弾『ゴースト・プロトコル』の脚本リライトでシリーズ初参加、第5弾『ローグネイション』で監督に抜擢され、今作でも続投することに。

毎作 、監督を変えることをルールにしてきた同シリーズにおいて2作連続監督を務めるのは、もちろんマッカリー監督が初めて。トム・クルーズのマッカリー監督への信頼の深さを裏付けていると言えるでしょう。

そんなトムの期待に応え、マッカリー監督も見事な手腕を発揮。前代未聞の超絶アクションが盛りだくさんのエンターテイメント作品であると同時に、イーサンの内面に迫った人間ドラマとしても見応えある、これまでのシリーズをはるかに凌駕する傑作が誕生しました。




トム・クルーズ、決死のスタントに隠された魅力とは…。


…とは言っても、やっぱりいちばんの見どころは、トム・クルーズによる危険すぎるアクションシーンの数々。

これまでにも人間離れした難易度の高いスタントに挑み成功させてきた彼だけに、新作の製作が発表されると「次は自分自身にどんなムチャぶりをして、見事にやってのけてくれるのだろう…」と期待するファンも多いことでしょう。

そう、ここで重要なのは、

トム・クルーズはどんなに難しいアクションでも、必ず成功させる!それがトム・クルーズだ!!

…と、世界中の映画ファンが信じているってコトなんですよね。

“不可能を可能にする男”の称号は、イーサン・ハントを演じるトム・クルーズのものといっても過言ではありません!

今作では、骨折してまで挑んだビルジャンプアクションをはじめ、2000時間の飛行訓練を経たヘリコプターのスパイラル飛行や成層圏ギリギリから降下するヘイロージャンプ、パリ・凱旋門前を爆走するバイクアクション、600メートルの断崖絶壁をよじ登るガチンコクライミング…と、“全て、本物”ノースタントの連続。

しかも失敗したら確実に命を失うであろう超危険なスタントを成功させるために、何千時間にも及ぶ過酷な訓練をこなすトム・クルーズ。

単純に超人的なことをやり遂げる姿だけがスゴい!のではなく、ファンが喜ぶ作品になるよう全身全霊を込めて作品と向き合っているのがスクリーンから伝わってくるのが、トム・クルーズのいちばんの魅力。

彼の映画製作への心意気とあくなき探究心こそ、私たちファンをさらに“胸熱”にしてくれる所以でしょう。




DAIGO「M I」、広瀬アリス「DKDK」! 大ヒット祈願イベント


映画の公開直前に行われた「大ヒット祈願イベント」には、日本語吹替え版で声優を務めたDAIGO、広瀬アリスが登壇。
八雲ふみねが司会を務めました。




DAIGOさんはイーサン・ハントのライバルとなる敏腕CIAエージェント、オーガスト・ウォーカー、広瀬さんはイーサンを翻弄する美しき女性ホワイト・ウィドウの声を担当。

お二人とも役作りにご苦労もあったようですが、魅力的なキャラクターを熱演しています。

今回のイベントでは大ヒットを祈願して、クイズ&アクションに挑戦。

トム・クルーズのスタントを彷彿させるジャンプやクライミングをみせるDAIGOさん、次々とクイズをクリアする頭脳派の広瀬さん。コンビネーションもバッチリで、ミッションコンプリート!

ちなみに本作の日本語吹替え版で出演が決まった時、DAIGOさんは「M I(マジ、いいの?)」だったとか。

そしてクイズにチャレンジした広瀬さんに感想を伺うと「DKDK(ドキドキ)でした!」と、笑顔。DAI語が広瀬さんからも飛び出し、集まったマスコミ陣も終始笑顔の楽しいイベントとなりました。




<作品情報>


ミッション:インポッシブル/フォールアウト
2018年8月3日(金)から全国ロードショー
監督:クリストファー・マッカリー
製作:トム・クルーズ、ジェイク・マイヤーズ、J・J・エイブラムス
出演:トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、ヴィング・レイムス、ヘンリー・カヴィル、ショーン・ハリス、アレック・ボールドウィン、ヴァネッサ・カービー、ミシェル・モナハン、アンジェラ・バセット
©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
公式サイト http://missionimpossible.jp/

八雲ふみね fumine yakumo


八雲ふみね

大阪市出身。映画コメンテーター・エッセイスト。
映画に特化した番組を中心に、レギュラーパーソナリティ経験多数。
機転の利いたテンポあるトークが好評で、映画関連イベントを中心に司会者としてもおなじみ。
八雲ふみね公式サイト yakumox.com

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