山田洋次監督によるファン待望の喜劇作品『家族はつらいよ』が東京・丸の内ピカデリーにて、期間限定で35mmフィルムプリント上映の実施が決定した。

『家族はつらいよ』35mmフィルムプリント上映が決定！

映画『家族はつらいよ」は、『男はつらいよ』をはじめ『たそがれ清兵衛』『おとうと』『母と暮せば』など、50年以上にわたりその時代に生きる“家族”を撮り続けてきた山田洋次監督が、2013年に公開した『東京家族』のキャスト8人とともに、一家に突然降りかかる、まさかの“熟年離婚”騒動をめぐり、現代の家族をコミカルに描くファン待望の喜劇作品。

橋爪功×吉行和子が“離婚危機”に瀕する熟年夫婦を演じ、絶妙なコンビネーションを見せるほか、長男夫婦に西村雅彦×夏川結衣、長女夫婦に中嶋朋子×林家正蔵、次男カップルを妻夫木聡×蒼井優が務める。

1961年に監督デビューし、フィルムと共に映画人生を歩んできた山田洋次監督は、映画ファンならよく知られているフィルム撮影にこだわり続ける監督で、2013年には全国の映画館からフィルム映写機が無くなりDCP※上映が普及しはじめた期間に「フィルムよ、さらば」というテーマで京都・南座にて1か月に渡る全作フィルム上映を行うなどしてきた。
※DCPとは…Digital Cinema Packageの略で、デジタルデータを用いた上映方式のこと




このたび、そのこだわりの35mmフィルムをそのままに味わえるフィルムプリント上映が、東京・丸の内ピカデリーにて期間限定で行われることが決定した。色温度、色彩の深み、柔らか味のある音、生きもののように揺れ動く写真。映像ではなく活動写真・映画としての、理論では表わせられない心地よさを、その眼で感じてみてはいかがだろうか。

上映期間は2016年3月12日(土)〜4月15日(金)の5週間限定で、東京・丸の内ピカデリーにて実施される。

(C)2016「家族はつらいよ」製作委員会

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