2016年にテレビアニメ＆劇場版シリーズが20周年を迎える超人気アニメ『名探偵コナン』シリーズの20作目となる劇場版最新作のタイトルが『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』に決まり、合わせてディザービジュアルが公開された。

原作者・青山剛昌描き下ろし

原作者の青山剛昌が描き下ろしたディザービジュアルはFBI捜査官・赤井秀一、公安警察・安室透、そしてコナンの体を小さくさせた張本人である黒ずくめの組織構成員・ジンが登場。コナン自身はたてがみ部分や尻尾、蹄部分などが燃え盛るイメージの馬に乗っている。2015年12月12日からは一部劇場を除く全国の劇場にて同ビジュアルを使用したティザーチラシが配布開始。同日、映画公式サイトでは30秒の特報動画も掲載される。

ストーリーラインも公開

先だって解禁された超先行・黒(ブラック)ビジュアルと黒(ブラック)ムービーでは、コナンと黒ずくめの組織との直接対決を示唆させるメッセージが随所に散りばめられていた。黒ムービー内に一瞬現れた左右で虹彩色が異なる目元のアップが話題になっていたが、このたび明らかになったストーリーラインでその瞳の持ち主が記憶喪失状態で発見された謎の女性であることが明らかに。

女性の素性が明らかになるとともに黒ずくめの組織の内部に迫る新たな局面にも注目だ。

「今度の映画は真っ黒」

原作者の青山剛昌は「今度の映画は真っ黒な話ですが、見終わったあと、何色の気持ちになれるかは、あなた次第です（笑）」と語り、劇場版20周年となるメモリアルイヤーの盛り上げがさらに期待される。

黒の組織とコナンとの新展開に期待膨らむ『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』は2016年4月16日、全国東宝系で公開。

ストーリー

『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』は以下の通り。

ある漆黒の夜、日本警察にスパイが侵入。イギリスの「MI6」、ドイツの「BDN」、
アメリカの「CIA」など各国の諜報機関、さらにはFBIの機密データを持ち出そうとするが、間一髪のところで安室透率いる公安が駆け付ける。スパイは車を奪って逃走。高速道路で安室とのデッドヒートを繰り広げ、他の車をも巻き込む大惨事になろうとしたその瞬間、スパイの車はFBI赤井秀一のライフル弾に撃ち抜かれ、道路の遙か下へ転落していった―。
翌日、コナンたちは東都水族館へ遊びにきていた。リニューアルしたばかりで大盛況の水族館。その目玉となる巨大観覧車の下で、コナンはケガをして独りたたずむ容姿端麗な女性を発見する。見ると、左右の瞳の虹彩色が異なる、通称“オッドアイ”だった。
しかし、女性は自分の名前もわからないほどの記憶喪失状態で、所持していた携帯電話は壊れてしまっている。その記憶が戻るよう手助けをすることを約束したコナンたちは、そのまま一緒に過ごすことに―。一部始終を陰で監視していたベルモット。
そしてその場を後にしながらサイレンサーを取り出し、装着していたインカムに言い放った。「そのつもりよ、ジン。」

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