松坂&三戸からサプライズプレゼントも―映画『パディントン』完成披露
2016年1月15日より日本公開となる映画『パディントン』の日本語吹替版の完成披露試写会が、先日2015年12月17日におこなわれ、パディントン役の声優を務めた松坂桃李と、ブラウン家の長女・ジュディ役の声優を務めた三戸なつめがパディントンとともに登壇した。
全世界3,500万部以上の売り上げを誇るロングセラー児童小説を映画化
映画『パディントン』は、世界30ヶ国語以上で翻訳、全世界3,500万部以上の売り上げを誇るロングセラー児童小説「パディントン」を『ハリー・ポッター』シリーズのプロデューサーであるデヴィッド・ハイマンが実写映画化した作品だ。第20回英国アカデミーチルドレンアワードで、『ベイマックス』『インサイド・ヘッド』『ひつじのショーン』を破り、長編映画部門を受賞するなど、話題づくしの作品となっている。
完成披露試写会では、物語の舞台であるロンドンを感じさせる衛兵たちに囲まれて、松坂桃李と三戸なつめが登場。試写会場に集まったファンに対し松坂桃李は「寒い中お越しいただき本当にありがとうございます。今日はパディントンの魅力をたっぷり感じていただけたらと思います」とコメントし、三戸なつめも「字幕版も吹き替え版も、どちらも素敵な作品だと思うので、ぜひ両方楽しんでいただけると嬉しいです!」と笑顔で挨拶した。
パディントンも“紳士すぎるクマ”として、深々と頭を下げて挨拶のジェスチャーを見せると、松坂桃李はすぐさま「彼は『今日は僕が大活躍するから観ててね!』と言ってますね」と気持ちを代弁し「パディントン、君は本当に可愛いぜ(笑)」とメロメロの様子を見せた。
声優経験はあるものの、洋画声優初挑戦という松坂桃李は「本当に僕ですか?!しかもクマ?!って初めは驚きました」と、率直な気持ちを告白。しかし、パディントンの映像を一目見ると「思わず可愛い!って思って。アフレコ中なのを思わず忘れて、終始パディントンを観ていたい気持ちになりました」とコメント。原作については「知ってはいたのですが、詳しい物語は実は知らなくて……」と松坂桃李が話すと、それを聞いたパディントンが落ち込んだ様子を見せ「ごめんごめん!今は、君のことが大好きだよ」と松坂桃李が弁解する場面も。
さらに続けて松坂桃李は「幼い甥っ子がいるので、一緒に映画館に連れて行きたいですね。パディントンは好奇心旺盛で、とにかく一生懸命。そこがすごく可愛い。パディントンのおっちょこちょいなところが、分かりやすくて、『あー、危ない危ない……ほら、言わんこっちゃない』って(笑)でもパディントンがやると、なんか新鮮で面白いんですよね」と改めてパディントンの魅力を語った。
一方、声優自体が初挑戦となる三戸なつめも「やっぱりすごく難しかったのですが、監督から丁寧にご指導いただいてなんとか頑張れました」とアフレコ時に苦労したエピソードを語りつつ、司会からの「もしも、本当に近所の駅でパディントンに出会ったら?」との問いかけに「小さい頃からパディントンは大好きだったので、作品に携われたことが本当に光栄でした。本当に彼に会ったら、最初はびっくりするけど、でもおうちに連れて帰ってもらえないかと言われたら、間違いなく連れて帰りますね(笑)」と熱くコメントした。
また、いつも真っ赤なハットに青いダッフルコートを着ているパディントンになぞらえ、自身がいつも肌身離さず持っているものとして、松坂桃李は“台本”、三戸なつめは“上京するときに、お母さんとお姉ちゃんがくれた腕時計”とそれぞれ回答した。
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