映画『ホットロード』能年玲奈&登坂広臣が悩める中高生に送る“愛のHR(ホームルーム)”イベントを開催♪
この日は、夏休み中にもかかわらず300名を超える生徒さんにお集まりいただき、まずは体育館にて映画をご鑑賞。なんと!生徒の皆さんには能年さん&登坂さんの登場は“サプライズ”のままイベントは開催されており、お二人の登場に、生徒の皆さんからは悲鳴のような大歓声と大きな拍手が♪
能年さん&登坂さんには、生徒の皆さんに向けて“愛のHR”を、たっぷりお話しいただきました♪
母親に愛されていないのではないかと寂しさを抱えて生きる14歳の少女 和希役
能年玲奈さん
能年さん
「皆さん、こんにちは。今日は皆さんの学校におじゃまさせて頂きまして、ありがとうございます♪」(会場からは大きな拍手とともに「かわいい~♪」との声が)「よろしくお願いします。」
泣いてる方もいらっしゃるようですが大丈夫でしょうか(笑)
そんな和希が惹かれていく不良少年 春山役
登坂広臣さん
登坂さん
「皆さん、こんにちは!登坂広臣です。」「今日は皆さんの体育館におじゃまさせて頂き、短い時間ではあるんですが、観ていただいた映画のお話などできればと思います。今日はよろしくお願いします!」
(黄色い歓声とともに大きな拍手が)
中高生の皆さんの前に突然現れた感想は?
登坂さん
「(笑)スゴいですよね!裏でちょっと緊張してたんですけども。僕、女子校に来るのっていう事はなかなか無いことなんで、緊張しつつ、ちょっとワクワクしています。」(会場からは「ヒュ~♪ヒュ~ッ♪」の声が)
「(笑)でも本当に温かく迎えていただいたんで、今日は来られて良かったです!皆さん、ありがとうございます!」
能年さん
「皆さん、すごく制服がステキで♪わたしの方が目の保養…というか、ありがたい気持ちになりました」(会場から大きな歓声が!)「わたし、すごく制服が好きなので。中高生のパワーをもらえて、すごく幸せです♪」
「わたしは中学生までしか制服は着てなかったんですが、田舎の学校で…シンプルなっていうか“布が少ない”制服だったので(笑)」(会場も大爆笑)
「憧れの制服がたくさん見れて…エヘッ♪」
伝説的コミックの主人公に選ばれたと、はじめて聞いた時どんな気持ちに?
能年さん
「原作者の紡木たく先生がわたしを選んでくださったと聞いて。それはイチ役者として、すごく“ありがたいな”と思いました。」
登坂さん
「僕は普段、三代目 J Soul Brothers として活動してるので、これまでお芝居の世界にチャレンジしたことが無かったですし、自分がそういった活動をするという事をまだ考えたことがないトコロに、お話を頂いたんです。」
「やっぱり聞いた当初はビックリしました。正直“なぜ自分なんだろう?”という戸惑いも最初はあった事をすごく憶えていますね。」
登坂さんは映画の出演自体が初めて?
登坂さん
「そうです、ハイ!お芝居をやらせて頂くこと自体が初めてです。」
皆さん、初めてとは思えなかったですよね?!(会場から「ウン、ウン♪」という返事が)
登坂さん
「ウソじゃないです(笑)!」
役を演じる上で苦労された点は?
能年さん
「…なんだろう…わたしのキャラクターというかイメージと、まったく違う役だなと思ったんです。その中で、その“まったく違う役”というのを、わたしがどう演じればいいんだろう?っていう事にすごく悩みました。」
「自分の軸をぶらさずに演じたいな、という思いがあったので。それがすごく難しかったです…!原作ファンの方を裏切らないように、忠実に和希を演じなければという中で、自分の軸を通していく、という事をすごく悩みました。」
登坂さん
「初めてチャレンジさせていただく上で、最初は本当に分からないことだらけだったんです!」
「でも、その時に紡木たく先生と三木孝浩監督に“春山を演じるのではなく、登坂くんのまま、そこに居てくれる事が春山になるから。登坂くんらしく、そこに居てください”と言っていただいて。」
「自分らしく、その場にいるって事はどういうことなんだろう?とか、“自分ってどうだったけな?”とか…今思うと、実際それが一番考えさせられた、一番難しい部分だったなと感じますね。」
登坂さん
「演技の上では、周りは皆さん大先輩なんで!この二年間、初心者の自分を本当に温かく迎えていれてくれた、現場スタッフの皆さん、共演者の皆さんのおかげで自分は最後までやることが出来たんだ、と改めて感謝の気持ちでいっぱいです。」
初共演したお互いの印象は?
登坂さん
「お会いする前は、やわらかいイメージの方なのかな?と思っていたんですけど。」
「お会いして実際に一緒に現場に入らせていただいて、役と作品に本当に没頭して挑まれている姿勢を見て、撮影に入ると“すごくストイック”な方というイメージがありますね」
能年さん
「すごく優しい方で。現場を明るくしてくださるので、それがとてもありがたかったです♪それで、わたしは独りで閉じこもることが出来たんで…感謝の気持ち!ですね。」
けっこう激しいシーンもありました。
能年さん
「けっこう本気でやらせていただいたんですけど(笑)」(会場 笑)「登坂さんも“思いっきり来てください”と言っていただいたんで、そのおかげで本気でぶつかることができました。ほんとに優しい方だな、と思います♪」
登坂さん、受けた時の衝撃は?
登坂さん
「観て頂いて、けっこうイイ音が鳴っていたと思うんですけど。あの音が象徴するように、けっこう気持ちいい位の頭突きと平手をいただきまして(笑)!」
「本番中は自分もアドレナリンが出てるからなのか、あまり痛みを感じてなかったんですけど。次の日にちょっと“デコが痛いな…?”と思って、何があったかなと思い出したら、頭突きがあったな、と(笑)!でも、それくらい本気でやっていただいた方が、そのおかげで自分を引き出してもらえたんだなと思いますね。」
お集まり頂いた中高生の皆さんからも、お二人に質問が!
「学生時代の一番の思い出を教えてください♪」
登坂さん
「そうですね、いっぱいありますけど…学校の行事が沢山あるじゃないですか。体育祭とか文化祭で、クラスや友だちみんなで「がんばろう!」と一致団結して頑張った事が一番の思い出に残ってますね!」
「みんなで必死こいてやってましたね!その時、みんなの気持ちが一つになると、それが結果にもつながるし、いい思い出にもなると思うので。」
「その時一緒にいた友達やクラスメイトというのは、今でも大事にしている仲間。大人になった今でも付き合いがあって、僕もずっと友達のままいるので。」
能年さん
「わたしは中学生の時にバンドを組んでいたので、それにずっと熱中していました。ギターを弾いていたんです、ガンバってました♪」(会場から「エーッ?!」と驚きの声が)「今も…けっこう弾きます」
これから歌や演奏もやっていきたいという思いは?
「楽しい、面白そうな企画があればやってみたいなと思うんですけど…そんなに考えたことは無いんです、ハイ♪」
「私はいま高校二年生で、まだ将来の夢が決まってないんですが、どうすれば夢を見つけることが出来ますか?」
登坂さん
「全然焦んなくてイイんじゃないかと思います!高校生になると、受験とか進路とか…色々出てきて焦っちゃうかもしれないけど。そういうのって慌てて探すよりも、本当に自分がやりたい事ってなんだろう?と考えながら探していって、何かその中から見つかるものが“一生大事なもの”になると思うんで。」
「今、まだやりたい事がないってヒト多いと思うけど。無理して、急いで何かを探すよりも、ゆっくり時間をかけてやりたい事を探すのが大事。僕もそうだったので!やりたい事が自分の中にたくさんあって、でも“絶対これ!”というのが無かったので、色々やってみたりしたんです。ありがたいことに今、一番自分の好きなことを仕事にすることができている。」
「そういう道もあるのかな、と思うんで…こんな事言ったら、先生方に怒られちゃうかも知れないですね(笑)!」
能年さん
「うーん、そうですね…登坂さんが仰るとおり慌てる必要は無いと思います…けど!とりあえず自分の“好き”に貪欲になってみるのもイイことなのかなと思います。頭で考えるより、とりあえず飛び込んでみる…というか、ハイ♪」
「たとえば、絵が好き、歴史が好きだという事でも、ちょっと深く知ってみたりだとかすると、そこからやりたい事が見つかっていくんじゃないかな、と思います。」
能年さんが女優になろうと決意されたのは?
能年さん
「わたしは中3くらいの時に、その時は雑誌の仕事をさせて頂いていたんです。最初は雑誌に載れるってだけでオーディションに応募して、事務所に入って。」「それまでは演技というものに、まったく興味がなかったんですけど。先輩方のレッスンを見たりして“演技ってこういうものなんだ!”ってフト気づいたというか。その時にすごく面白そうだな、って思いました♪」
「今高2の夏を迎えて、残りわずかな高校生活を楽しむためには、どうしたらいいですか?」
登坂さん
「すごく楽しんでますよね!さっきも周りの友達たちと、とっても楽しそうにしていて。すごく楽しい高校生活を送っているなぁ、って勝手に思ってたんです(笑)」
「でも、僕はもう高校時代に戻りたいと思っても、なかなか戻れないじゃないですか?!今、皆さんが過ごせる時間は一生に一回しか無いと思ったら、何か一所懸命いろんな事やるのがいいと思いますね。」
「今夏休み中なのかな?友だちと過ごす時間も作れると思うし、例えば好きな人ができたら一所懸命恋をするのもイイと思う。一所懸命、運動するのもイイ。友達と一所懸命遊ぶのもイイと思う。何ごとも一所懸命やったら、すごくいい思い出になって、将来大人になってから振り返ってもすごくいい思い出として残っているんじゃないかな、そう思います。」
(質問した生徒さんに、登坂さんが)「好きな子いる?」
「います♪」(元気のいい返事に)「ハハハッ♪すごく楽しそうじゃないですか!うらやましいくらい、楽しそうだなぁ!きっと、そのままでいいと思いますよ。」「これ、明日新聞の一面に載りますね!」
能年さん
「残りわずかな高校生活を強調するんだったら、友達と一緒に何かを創るという事をオススメします♪」
「大きな絵をみんなで描いてみる、とか。ムービーを撮ってネットにアップしてみる、とか…自分たちの今のパワーをドーン!とぶつけてみるっていうのも、すごく楽しいんじゃなかなと思います♪」
彼氏と一緒でもいいですかね?
「あ!ステキですね♪」(会場 笑)
最後に皆さまにご挨拶を
登坂さん
「今日は皆さん、夏休み中のところ集まって、映画を観て頂いて本当にありがとうございました!」
「この「ホットロード」という作品は、僕も、この映画に出演することが決まってから原作を読ませて頂いたんですけど(世代的に)原作を知らない方も多いんじゃないかな、と思います。」
「描かれている親子の愛や友情の愛、恋人同士の愛。そしてそれ以上に“自分を大切に思ってくれる人がいるからこそ、自分の事を大切にしよう”って思える。僕も、この映画に出演させていただいて、演じながらそれを感じとって、勉強することができたんです。」
「今日、映画を観て頂いて、隣にいる大事な友だちや、家に帰ったらお母さんに「いつもありがとう!」ってひと言言えるだけでもいい。ぜひ何か一つでも大事なことを感じとってくれたら嬉しいです、今日は本当にありがとうございました!」(会場から大きな拍手)
能年さん
「皆さん、観てくださってありがとうございました♪」
「一所懸命生きる和希の時間を、大切に演じさせていただきました。中学生特有の“痛み”とか、好きな人に対して、親に対しての気持ちとか、その時の青春が詰まった映画になっていると思うんですが、何か皆さんの中に響いていたら幸せだな、って思います♪ありがとうございました!」(会場から暖かい、大きな拍手)
能年さん&登坂さんご出演の映画『ホットロード』は、いよいよ8月16日(土)全国ロードショー!
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