インタビュー

2015年01月23日

ショコラに負けないくらい、甘くビターな物語。 妄想女子がハマる『アップルシード アルファ』の魅力とは…。

ショコラに負けないくらい、甘くビターな物語。 妄想女子がハマる『アップルシード アルファ』の魅力とは…。

八雲ふみね



はじめましての方もそうでない方も、こんにちは。
八雲ふみねです。

八雲ふみね


いま東京では、パリ発チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が開催中。

有名パティシエが来場することで、ショコラ好きが熱狂する一大イベント。

八雲ふみねは、錚々たるショコラティエの皆さんとのトーク&デモンストレーションのステージでMCを務めています。

新宿NSビルは1月25日まで。

ショコラの甘〜い香りに包まれてますよ〜。

さて。

八雲ふみねの What a Fantastics! ~映画にまつわるアレコレ~

今回は…。

一見、硬派な世界観。
だけど、実はショコラに負けないくらい、甘くほろ苦い愛の行方を描いた映画をご紹介しましょう。

現在公開中のフルCGアニメーション・ムービー
アップルシード アルファ


アップルシード アルファ

『アップルシード アルファ』とは、「攻殻機動隊」で知られる士郎正宗の人気コミック「APPLESEED」を新たに映画化したSFアクション。
2004年に製作された『APPLESEED アップルシード』、同原作を再映画化した2007年の『エクスマキナ』に続く第3弾。

荒牧伸志監督が三度、映画化に挑みました。

特筆すべきは、その映像クオリティ。
『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が「今回の作品は、もはや新次元の領域に達している」とコメントするほど。

事実、「これは実写映画か?」と見間違う程の映像クオリティ。

「CGアニメはあまり……」
…と、敬遠しがちな人ほど、

見て驚愕!

そして、納得!!

…の一作となっています。

デュナンとブリアレオス、二人の恋の物語も…


そして、もうひとつの大切な見どころ。
それは、これまでのシリーズでは描かれていない、デュナンとブリアレオス、二人の恋の物語。

アップルシード アルファ



舞台は、第5次非核大戦後の荒廃し、廃墟となったニューヨーク。
大戦を生き抜いた元SWATの女性兵士デュナンと、その相棒で、サイボーグとなったかつての恋人ブリアレオスのはがゆくも切ない二人の関係。

言わば、現代版「美女と野獣」といったトコロでしょうか。

実は、監督も原作の士郎正宗さんもこの二人の関係にはかなりこだわったそう。
台詞や言い回しまで、原作の二人の空気感を再現しようと、細かな部分まで大切に描いたとのこと。

男勝りなデュナンと、彼女を包み込む包容力と男らしさを持ち合わせたブリアレオス。
でもブリアレオスにも弱い部分があって…。

そんなブリアレオスの最後の一言が、

あぁ、皆まで喋ってはいかんっ!

この恋物語、意外と妄想女子はハマりますぞ…。

未来のアイテム、ロボットスーツはもう現実化?!


ところで。
『アップルシード』と言えば、「ランドメイト」と呼ばれる装着型のロボットスーツ。

本作でももちろん、登場しています。
そんなロボットスーツ。
未来のアイテムかと思いきや…。

八雲ふみね



じゃ~~~~~ん。

写真は、司会を務めた『アップルシード アルファ』特別試写会での様子。

中央にそびえるのは、映画から飛び出したようなロボットスーツ。
その名も、動作拡大型スーツ “スケルトニクス”!!!
間近で見ると、大迫力!

ロボットスーツはもう、現実化しているんですねぇ~。

八雲ふみね



ちなみにスケルトニクスに乗り込んでいるのは、デュナンに扮した菊地亜美さん。
アーミー・ファッションに身を包んだクリス松村さんと共に、女子目線(?!)で『アップルシード アルファ』の世界を語り尽くしました!

第一作の制作から11年。
いろんな意味で進化した、新たな「アップルシード」の世界。
『アップルシード アルファ』の「アルファ」に込められたモノを、スクリーンで体感してみて下さい。

ではまた次回、お会いしましょう。

八雲ふみね


お相手は、八雲ふみねでした。

アップルシード アルファ


アップルシード アルファ

新宿バルト9ほか全国公開中
監督:荒牧伸志
原作:士郎正宗
CGディレクター:松本勝
キャラクターデザイン:山田正樹
声の出演:小松由佳、諏訪部順一、悠木碧、高橋広樹、名塚佳織 ほか

Motion picture ©2014 Lucent Pictures Entertainment Inc./Sony Pictures Worldwide Acquisitions Inc., All Rights Reserved. Comic book ©2014 Shirow Masamune/Crossroad

八雲ふみね fumine yakumo


八雲ふみね

大阪市出身。映画コメンテーター・エッセイスト。
映画に特化した番組を中心に、レギュラーパーソナリティ経験多数。
機転の利いたテンポあるトークが好評で、映画関連イベントを中心に司会者としてもおなじみ。
「シネマズ by 松竹」では、ティーチイン試写会シリーズのナビゲーターも務めている。

八雲ふみね公式サイト yakumox.com

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