オーケストラシーンのダイナミズムもなかなかのもの
ネタバレはありです。
さて、正直に書いていい、というので正直にかかせてもらいます。
いやあ、微妙でした…
どこが微妙かというと、全体通してどれだけ御都合主義なんだ」って感じ。
例えば、「音楽って人生で一番美しい」というセリフ。
何と何を比較して美しいのかよくわからない。
あるいはまた、「阪神大震災で両親を亡くしたから演奏に愛がある」って考え方はいまいちよくわからない。
もちろん、説明し過ぎの映画の分けわからなさもろくでもないが、作り手側の思い込みで人間性が語られるのはどうかと思う。
阪神大震災で両親を亡くしてない人だって演奏に愛がある人はいっぱいいる。
そう思う。
まあ、こんな風にいろいろ突っ込んじゃったけど、最近のヒット映画は突っ込まれてなんぼな部分がいっぱいあるので、そう言う意味ではヒット作としての権利を有している感じは素敵だ。
それに、オーケストラシーンのダイナミズムもなかなかのもの。
そういう見方で映画を観れば、かなり楽しむことが出来る作品なのかもしれない。
そんな作品でした。
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