インタビュー
2月のうちに言っておきたい「アレコレ」
2月のうちに言っておきたい「アレコレ」
はじめましての方もそうでない方もこんにちは。
白熱してます!
八雲ふみねです。
なんで白熱してるかって?
おかげさまで、日頃お会いする多くの方々から、
「新連載コラム、読んでるよ!」
との嬉しいご声援や、
「うちの映画も取り上げて!」
…的なご要望などなど。
たくさんの反響を頂き、感謝! 多謝!!!
しかし…。
週イチコラムでは語りきれない、
いわゆる“大人の事情”で、取捨選択せざるを得ないネタもありまして…。
とは言いつつも、
なんとか今月中に、この連載で触れておきたいことも多くてですね…。
そういった現状や、これからの展望を踏まえて事務所スタッフとのミーティングが、白熱してるんですっ!!!
そんなこんなで、2月も後半。
八雲ふみねの What a Fantastics! ~ 映画にまつわるアレコレ ~ Vol.9
今回のテーマは、
2月のうちに言っておきたい「アレコレ」
昔の人はうまいコト言ったものです。
1月は、行く。
2月は、逃げる。
3月は、去る。
2月が逃げてってしまう前に、「アレコレ」、お届けします。
リトル・フォレスト 冬・春
2015年2月14日から新宿ピカリーほか全国公開
監督:森淳一
出演:橋本愛、三浦貴大、松岡茉優、温水洋一、桐島カレン
©「リトル・フォレスト」製作委員会
五十嵐大介さんの人気コミックを美しい風景と美味しい料理で綴る春夏秋冬4部作の後編。
『リトル・フォレスト 夏・秋』初日舞台挨拶で司会を務めたときは、「『冬・春』の公開はまだまだ先だなぁ〜」なんて思ってましたが、あっという間に、後編も公開です。
初日舞台挨拶では、橋本愛さん、三浦貴大さん、松岡茉優さん、温水洋一さん、桐島カレンさん、森淳一監督が登壇。
2日後に控えた松岡さんのバースデーのお祝いに、農園に見立てたケーキをプレゼント。
マジパンで作ったお野菜がチョコレートの大地に植わってて可愛い〜。
「食」をテーマにした映画と言えば、コチラもサイコーでした。
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
2015年2月28日からTOHOシネマズシャンテほか全国公開
監督:ジョン・ファブロー
出演:ジョン・ファブロー、ソフィア・ベルガラ、ジョン・レグイザモ、スカーレット・ヨハンソン、ダスティン・ホフマン ほか
©2014 SOUS CHEF,LLC. ALL RIGHTS RESERVED
キューバサンドイッチと出会った元一流レストランのシェフが、フードトラックでサンドイッチを売りながら人生を取り戻していく物語。
この映画、モノ作りをする人の心にはきっと響くはず。
Present for You
2015年2月7日から新宿バルト9ほか全国公開
監督:臺佳彦
出演:オダギリジョー、風吹ジュン、青木崇高、佐藤江梨子、藤木勇人、永島暎子、山田麻衣子、石丸謙二郎、夏八木勲、柄本明 ほか
©2013 PLUSheads inc.
初日舞台挨拶には、オダギリジョーさん、風吹ジュンさん、青木崇高さん、臺佳彦監督が登壇。
オダギリさん、劇中と同じくアフロ姿で登場。
製作から5年。
待望の劇場公開に、登壇者の皆さんも感無量といった雰囲気でした。
臺佳彦監督との対談インタビューの模様は、コチラ。
呪怨 −ザ・ファイナル−
2015年6月20日から新宿バルト9ほか全国公開
監督:落合正幸
出演:平愛梨、最所美咲、小林颯ほか
1999年から続く「呪怨」シリーズ、いよいよファイナル。
お祓い式&製作発表記者会見に、主演の平愛梨さん、伽倻子役の最所美咲さん、俊雄役の小林颯くん、落合正幸監督が出席。
最所さん、颯くん、落合監督とは前作『呪怨 終わりのはじまり』の公開時にも様々なイベントでご一緒させて頂き、お会いするのは8か月ぶり。
カイくん、ずいぶん身長が伸びて大きくなって…。
時の流れを感じました。
花とアリス殺人事件
2015年2月20日から新宿バルト9ほか全国公開
監督:岩井俊二
声の出演:蒼井優、鈴木杏、勝地涼、黒木華、木村多江 ほか
完成披露試写会には、岩井俊二監督、蒼井優さん、鈴木杏さんが出席。
11年ぶりの3ショット!
とっても仲良しなお三方。
控え室でも舞台袖でも話が途切れることなく、和やかな雰囲気に包まれてましたよ。
駆込み女と駆出し男
2015年5月16日から全国公開
監督:原田眞人
出演:大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかり、内山理名、樹木希林 ほか
©2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会
作家・井上ひさしが11年をかけて紡いだ時代小説「東慶寺花だより」 の映画化。
完成報告会見では、大泉洋さん、戸田恵梨香さん、満島ひかりさん、内山理名さん、樹木希林さん、原田眞人監督が登壇。
大泉さんと樹木さんの丁々発止で、笑いが絶えない会見でした。
進行台本を超えた予測不可能な抱腹絶倒のトークを繰り広げて下さり、司会を務める者としては本当にありがたい限りです。
ちなみに、司会台の隣に設置された暖簾は、劇中で使用されたもの。
「御用宿 かしわや」の文字は、樹木希林さんの直筆です。
そして、もうひとつ。
「予測どおりにいかない」と言えば…。
パーフェクト・プラン
2015年2月28日からシネマート新宿、 ヒューマントラストシネマ渋谷、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか公開
監督:ヘンリク・ルーベン・ゲンツ
出演:ジェームズ・フランコ、ケイト・ハドソン、オマール・シー、トム・ウィルキンソン、サム・スプルエル ほか
©2013 GOOD PRODUCTIONS, INC
大体、この手のサスペンスやアクションものを評するとき、
「予想外の展開」なんて表現をよく使用しますが…。
これは、ホントに予想外!規格外!!!
全然完璧じゃないプラン、こういうの大好きです。
最後に。
先日行われた、第87回アカデミー賞授賞式。
感動的なスピーチと見応えあるパフォーマンスが、例年以上に際立った授賞式となりましたね。
そんな中で特に印象深かったのが、助演男優賞を初ノミネートで受賞した『セッション』のJ・K・シモンズのスピーチ。
妻への感謝、母親の偉大さを語るとともに、会場にいるゲストや視聴者に向けて、
「もし母親や父親が幸運にも生きているなら、テキストメッセージやEメールではなく、
電話して感謝を伝え、時間を許す限り話に耳を傾けてください」と、天を仰ぐJ・K・シモンズ。
便利なデジタル社会だからこそ、人と人とのつながり、アナログ力の大切さを痛感する一言でした。
それではまた次回、お会いしましょう。
お相手は、八雲ふみねでした。
八雲ふみね fumine yakumo
大阪市出身。映画コメンテーター・エッセイスト。
映画に特化した番組を中心に、レギュラーパーソナリティ経験多数。
機転の利いたテンポあるトークが好評で、映画関連イベントを中心に司会者としてもおなじみ。
「シネマズ by 松竹」では、ティーチイン試写会シリーズのナビゲーターも務めている。
八雲ふみね公式サイト yakumox.com
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