後篇・裁判を一足お先に。『ソロモンの偽証』前後篇イッキ魅プレミア上映会レポ
皆様、ごきげんよう。編集部公式ライターのじぇみ じぇみ子です。
本日2015年3月7日より『前編・事件』が公開となる映画『ソロモンの偽証』。公開に先立って3月1日に全国の映画館にて行われた“『ソロモンの偽証』前後篇イッキに魅せます!1日限りのプレミア上映会”に参加してきました。
もう、とってもとっても面白くて全部語ってしまいたいところですが、ネタバレしない程度にイベントの感想や初めて見た後篇の感想をレポートしたいと思います!
映画『ソロモンの偽証』前後篇イッキ魅上映とはこんなイベント!
『前篇・事件』は3月7日、『後篇・裁判』は4月11日に公開される話題の映画『ソロモンの偽証』を当日に限り、どこよりも早く一気に、しかも2,400円で見られるという超プレミアムな上映会でございました!
20分の小休憩でリフレッシュしつつ『ソロモン偽証』の世界に集中!
以下は筆者の参加したMOVIX橋本でのスケジュールです。
『ソロモンの偽証』前後篇イッキに魅せます!1日限りのプレミア上映会
12:50 開場~
13:00「前篇・事件」上映開始
15:10「前篇・事件」上映終了・小休憩
15:30「後篇・裁判」上映開始
18:00「後篇・裁判」上映終了
気付かなかったのですが、後半は2時間半近くあったんですね。
集中力が続くか心配しましたが、映画のテンポも良かったおかげで、集中力は全く切れずに楽しむことが出来ました!
筆者が訪れたMOVIXでは、美味しい食べ物のメニューがたくさんあります。休憩中にアップルパイの香りのするチュロスが刺さったアイスクリームを買っていた人が多くて、筆者も買えばよかったと後悔する、良い香りに包まれた後篇でした。
ちなみに筆者は店員さんのオススメ『ヒッポコのおやつニョッキ』を食べましたが、モッチモチで美味しかったです!
休憩中に印象的だったのが、お2人以上で来ていた方々は皆さん前篇の感想を一生懸命お話されていて、1人で行った筆者は大変混ざりたかったと共に、皆さん小休憩は20分では足りなさそうでした。
『前篇・事件』は、見た後にとても色々話したくなる映画でして、あーだこーだ言いたくなるの間違いないんですよね!
ですので、もし一気に見られる機会があったとしても「前篇を観る→頭を整理する→イッキ魅に参加」という流れがオススメかも知れないと思う筆者でした。
初めて見た『後篇・裁判』の感想
実は今回シネマズの仕事として依頼されたわけでなく、自らチケットを買って見に行ったのですが、それだけ続きがどうしても見たかったのです!
前篇は始まりのシーンで「何やら円満に終わるっぽい」というイメージ付けはあったものの、辛い事件の話題だったので、これをどう収束させるのが大変気になっておりました。
後篇は軽快な音楽と共に始まり、重く苦しいイメージだった前篇とは全く違い、ミステリーの謎解きにあたる勢いの良い作品でした。
ところどころに笑いを生むような生徒役のセリフなど明るい描写もありますが、『同級生の死』『いじめ』を扱っていますので涙が出てきてしまうシーンも多数ありました。
筆者は生徒・先生・親すべてに感情移入してしまったため「泣きポイントは全て抑えたかな?」くらいにボロッボロッに泣いてしまいました!近くで見ていた方々も涙が出てきてしまう方が多かったようです。
後篇もテンポよくグイグイ引き込まれる作りである上に、ミステリーらしく色んな謎や衝撃的な事実、それぞれの心理や背景が描かれており、途中で「恐らくこういうことだろう」と予想がついたのに、それでも一緒に衝撃を受け、もらい泣きをし、前篇から気になっていた伏線も、きちんと全て回収されました。
そのせいか鑑賞後は何故だか不思議な爽快感に包まれた筆者です!
本当に面白かった!もう1回見ようかな、というほどでした!
こんなに面白かったのは、原作のストーリーが面白いのも勿論ありますが、やはり俳優陣の演技力が素晴らしいからではないでしょうか?
皆の癒しでもあったであろう、"まえだまえだ"の兄の前田航基さんの表情や、主演の藤野涼子さんの片側からツーっと流れる泣き顔の美しさと凜とした存在感。脇を固める大人の俳優陣の"親としての愛情"や"先生の生徒を思う気持ち"の表現。
個人的に秀才・井上くんを演じた西村成忠さんは、中学生らしさがチラチラ出ていて良い味を出していたなぁって思うのです。
あと永作博美さんね!さすがすぎる!!色々言いたいのですがネタバレになってしまうのでコレだけお伝えします!「永作さんは足が速い!」
あと、藤野涼子の両親役の、佐々木蔵之介さんのお父さんな表情、夏川結衣さんのお母さんの暖かさの演技が凄く良くて「暖かい良い家族だなぁ」と思いました。
書きながら思い出してホロリと来そうな筆者です。
しかし「こんなチョイ役に大物を使うの!?」という贅沢なキャスティングが続出の本作。その「さすがな存在感」がストーリーを引き締めてくれたのかな、とか一丁前な感じなことを書いてみるほど、大人キャスト熱かったです。
あと中学生キャスト達の演技力も本当に凄まじいですね!
亡くなった柏木くんや、樹里ちゃん、暴れん坊な大出くんも全員が根から「悪い」とかでは全くなく、普通の「傷付いた中学生」の一人であることを思い出させる表情を挟んでくるので、筆者は色々考え込んでしまいました。
表情に注目すると本当に面白い映画です!
イッキ魅は素晴らしいイベント!またやって欲しい!!
続きが気になりすぎる終わり方の『前篇・事件』は夢に見てしまうほど、続きである後篇が見たくなりますので、一気に見て『ソロモンの偽証』の世界に入り込めるイッキ魅イベントは本当に素晴らしいと思います!
後篇を観る前には前篇をもう一度!
是非、後篇が始まるタイミングでまた前篇を観に行って欲しいなぁと思う筆者です。
筆者は前篇を数回見ているのですが、複数回観ることで細かな表情の変化などにも気付くことが出来るし、1度目は分かりにくく感じた時系列も理解しやすかったです!
もしイッキ魅がもう一度あるとしたら、皆さんにご注意頂きたいのは服装です!筆者はスキニーパンツを履いて行ったため、膝が死ぬかと思いました…。エコノミー症候群とはコレか!と慌てました。ご注意くださいね。
イッキ魅だからこそ自分も当事者になった気持ちで見れる良さ!
一気に見た感想として、より子供たちを応援したくなりました。
前篇と後篇を通して表情が変わっていく役の子が居て、映画の中でも触れられていますが「スーパーマンのように凄く大人でシッカリしている中学生かと思いきや、傷ついたり悩んだりする普通の中学生」は、まさに中学生役のみんなでした。
筆者の参加したイッキ魅上映会では「中学生くらいのお子さんいそうだな」ってくらいの年齢層の方が多い印象でしたが、中学生たちにも是非見て欲しい映画だと思いました。
人が簡単に死ぬようなミステリー・サスペンスではなく「どうして死んでしまったのか」という同級生の死に対して真面目に向き合っている作品です。
悪いことをしたら反省して心から謝る、起こってしまった事実は消せませんが前に進むには、とても大事な事ですよね!
映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』は本日より公開!
さて、いよいよ本日3月7日(土)から『前篇・事件』が公開されます。是非見に行ってみてくださいね!
きっと期待を超える『後篇・裁判』が待っておりますので、安心してご鑑賞ください。
以上、映画『ソロモンの偽証』にハマってしまった筆者でした!皆様、ごきげんよう!
映画『ソロモンの偽証』オフィシャルサイト
(文/じぇみ じぇみ子)
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