皆様、ごきげんよう。編集部公式ライターのじぇみ じぇみ子です！
先日、東京国際映画祭にて10月31日から公開される音楽ユニットPerfumeの初のドキュメンタリー映画である『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』を見てまいりました。

Perfume（パフューム）は知っていて好ましい感情で見ていたものの、特にファンでなかった筆者もあっという間にファンになってしまう、とっても良い映画でしたのでご紹介します。

Perfumeと映画の内容の紹介

ドキュメンタリー映画ですのでストーリーは特にないのですが、あらすじとしてはPerfumeの結成15周年、メジャーデビュー10周年を迎える2014－15年の「Perfume WORLD TOUR 3rd」「SXSW 2015」など約2カ月におよぶ海外での活動を密着したものです。

LIVE映像が沢山流れるのではなく、舞台裏を中心としており、国内外で評価の高いPerfumeの独特なLIVEパフォーマンスがどうやって作られているかが覗けます。
その中でメンバーのオフショットやスッピンで楽屋に入る様子なども出てきたり3人の性格や仲の良さも見られたりする作りで自分もスタッフの一員になったような気持ちになってしまいます。

Perfumeのメンバーをおさらい

※メンバーの愛称については敬称略
Perfume（パフューム）のメンバーはa-chan（あーちゃん）、KASHIYUKA（かしゆか）、NOCCHi（のっち）の3人です。

それぞれ髪型と服装にトレードマークがあり、あーちゃんは髪がウェーブ（ポニーテール）＋長めのスカート、かしゆかはパッツン前髪のロングストレート＋ミニスカート、のっちがボブヘアー＋ショートパンツです。

あーちゃんがほっそりとさらにキレイになってからは、以前よりスカート丈が短くなっており、伴ってかしゆかのミニスカートもマイクロミニのように短くなっています。
3人の美脚とダンスが十分に映える衣装たちも非常に不思議でカワイイです。トレードマークが生かされるよう少しずつ衣装のデザインが違いますので、その点にも注目してみてくださいね。

『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』の感想

まず見終わった筆者の感想としては「Perfumeは日本の宝！！！」というものでした。向上心の塊のような3人は大和撫子のように控えめですが、中はメラメラ燃えています。
単純な筆者はすっかりPerfumeの活動姿勢に感動してしまって、海外の人にオススメを聞かれたら全力でPerfumeをオススメしようと思っています。

全員が前向きで参考になるダメ出し
PerfumeのLIVEはノリの良いテクノポップサウンドは勿論ですが、カラフルな衣装と激しいダンス、さらにはプロジェクションマッピングなどの映像を駆使してPerfumeの世界を堪能できるエンターテイメントになっています。

そしてそれらを高いレベルで作り上げ、常に進化していく理由はLIVE後でも行われる厳しいダメ出し。このダメ出しの会話が物凄く良いんです！！
全員が前を向いて良くなるように発言していますし、言い方もとても参考になりました。口調が柔らかく誰かを否定するものでもなく全ては観客に喜んでもらう為の改善提案です。

そしてそれらを実現しようと努力し何とかしてしまう対応力もスゴイですが、もし誰かが失敗しても責めたりせず笑いとばしてしまうところも素晴らしいチームワークだと思いました。出来ないかもしれないときの相手への気遣い方など、厳しい言い方をしてしまいがちな方は凄く参考になるのではないでしょうか。

結成から約15年、スタッフたちも殆ど変わらず一緒に作り上げているため信頼もあるのだと思いますが、スタッフからも日本のファンにも海外のファンにも愛される凄いチームですね。

Perfumeを聞くと元気が出る？

海外のファンたちも「Perfumeを聞いていると元気が出てくる」だとか「私の人生を変えた」という発言をする人も居て、感極まって泣いてしまうファンもいました。
実はこの映画を見る数日前に日本人のファンである知人も悲しい気持ちになったときにPerfumeを聞くと元気が出ると言っていたんですよね。

なんでしょう、Perfumeの楽曲って特に泣かせる曲が多いわけではなさそうなのですが、不思議な効果がありそうです！
筆者もアルバムを買って、心が疲れた時に聞いてみたいと思います。