日本一チケットが取れないといわれる人気演劇ユニットTEAM NACSのメンバーであり、各方面に引っ張りだこの個性派俳優・安田顕主演の映画『俳優　亀岡拓次』

2015年12月8日（金）に42歳の誕生日を迎える安田顕のバースデー特別試写会が2015年11月30日（月）ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催され、ヒロインの麻生久美子、横浜聡子監督とともにトークイベントが行われた。

トークイベント＆特製バースデーケーキでお祝い

亀岡拓次仕様のクリスマスツリーが飾られた会場にて行われたトークイベントには、主演の安田顕、ヒロインの麻生久美子、横浜聡子監督が登壇。

MCよりこの作品への出演について聞かれると、麻生久美子は「横浜監督は2度目、小さくてかわいいが意思をまげない、かっこいい。大御所にもきちんと意思を伝える、かっこいい。安田さんは初共演で、刺激的でした」とコメント。

横浜監督が「亀岡は下心があるけれど欲のない人」と言うと、安田顕は「私は欲のかたまり。撮影現場は監督の言っていることがぜんぜんわからず、口をパクパクしてください、とか言われて、ぶうたれていました。試写も見ないよと言っていたくらいです。が、試写を見て、監督の世界観に圧倒され、“おもしれー”となりました。監督たいへん失礼しました。（深々と謝る）びっくりしたし、面白かったです。こんなに面白い作品に出られてよかったし、謝れてよかった」とコメントを返した。

またクリスマスの思い出について聞かれると、安田顕は「高校生のとき、雪のふる夜、（片思いの）彼女の家の前の公衆電話から、映画を見に行こうと電話しましたが、振られました。帰りの雪が冷たかった…」とほろ苦い青春話を披露。

麻生久美子は「子供のとき、おもちゃ屋さんの新聞広告に、ほしいものをまるしてサンタさんにお願いしましたが、一度ももらえなかったんです。どうして買ってくれなかったんでしょう」と子ども時代のエピソードを語った。

横浜監督は「去年、亀岡の気持ちを知るために、一人のみをしましたが、寂しくて死にそうになりました…」と研究熱心ぶり（？）をアピール。

さらに今年のクリスマスは？という質問に安田顕は「仕事をうめてほしい。黙っていると死んでしまう」、麻生久美子は「モミの木を買いました」、横浜監督は「去年はコンビニで半額ケーキを買いました、ことしはもっといいケーキを買いたい」とそれぞれコメントをした。

最後に特製バースデーケーキがサプライズで登場すると、安田顕は「誕生日は主役になれる日。かめたくは脇役が主役の映画です。Wな主役に感謝しています」と喜びのコメントを残した。

『俳優　亀岡拓二』は2016年1月30日（土）よりテアトル新宿ほか全国ロードショー。

＜ストーリー＞

亀岡拓次、37歳独身。職業は脇役メインの俳優。“最強の脇役”ぶりで仕事が途切れることはないが、プライベートは安い居酒屋を一人飲み歩く地味な生活。そんな亀岡がロケ先で出会った飲み屋の女将・安曇に恋をして…。世界的巨匠からもオーディションの声がかかり、脇役人生に大きな転機が訪れるのか…？

不器用だけど愛すべき亀岡拓次が巻き起こす、ユーモアあふれるハートフルな物語。


公式サイト
https://kametaku.com/

（C）2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会

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