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2016年02月26日

黒木瞳監督:この歌こそが“すべて”―映画『嫌な女』主題歌に竹内まりや

黒木瞳監督:この歌こそが“すべて”―映画『嫌な女』主題歌に竹内まりや

黒木瞳の映画初監督作となる映画『嫌な女』の主題歌に、竹内まりやの楽曲「いのちの歌」が決定したことがあきらかとなった。

黒木瞳監督『嫌な女』の主題歌に竹内まりや!


石田徹子(吉田羊)はストレートで司法試験を合格し、弁護士となった才媛。28歳で結婚をし、人も羨む幸せな人生……の筈が、仕事も結婚生活も上手くいかず、心に空白と孤独を抱えた日々を過ごしていた。そんなある日、婚約破棄で慰謝料を請求されたという女性が徹子の元に訪れる。女性の名は小谷夏子(木村佳乃)。徹子の同い年の従妹だった。夏子は初対面の相手でも、たちまちするりとその懐に入ってしまい、男をその気にさせる天才。彼女との未来を夢見た男は、いつの間にか自らお金を出してしまうのだ。徹子は子供のころから自分と正反対の夏子が大嫌いだった。しばらくぶりで再会した2人だったが、この日以来、徹子は生来の詐欺師の夏子に振り回され、トラブルが起こるたびに解決に引っ張りだされることになり――

嫌な女 黒木瞳監督



映画『嫌な女』は、桂望実原作の同名ベストセラー小説を、女優としても数々の映画賞を獲得してきた黒木瞳監督が、原作に惚れ込み人生初の映画監督に挑む話題作。人と打ち解けられず友達もいないまじめ一徹の弁護士・石田徹子役を本作が映画初主演となる吉田羊が、派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子役を木村佳乃がそれぞれ演じる。

このたび本作の主題歌に、竹内まりやの楽曲「いのちの歌」が決定した。

嫌な女 竹内まりや



「いのちの歌」は、2012年1月25日に発売されたシングルで、竹内まりやががMiyabi名義で作詞。NHK連続テレビ小説「だんだん」で主演の茉奈・佳奈姉妹が歌った曲が原曲となっている。その後NHK BSプレミアムドラマ「開拓者たち」の主題歌にも起用されるなど、力強い歌詞と美しいメロディに勇気づけられる人気の楽曲。

今回の発表に併せて、黒木瞳監督と竹内まりやからのコメントがシネマズに到着した。

黒木瞳監督


いのちの歌を主題歌にした私の想い

『嫌な女』の映画化が決まったとき、竹内まりやさんの歌を使いたいと思いました。
女性の逞しさを表現するうえでも、まりやさんの歌は必須だと考えていました。

まりやさんは人生の先輩ですし、私の憧れの女性でもあります。そのまりやさんが歌う「いのちの歌」は、私が映画に求める“生きていくことの素晴らしさ”を実に見事に語っていました。

人と人の巡り合いは、ホント奇跡です。そう思えることで、人と人のあたたかさや絆を大事にできます。この地に命を授けてもらったことに感謝できます。1歩も前に進めなくて立ち止まってしまったとき、優しく背中を押してくれる勇気が生まれます。

「いのちの歌」は、そんな人生の応援歌でもあります。
この歌こそが作品が目指した先にある“すべて”だったからです。

竹内まりや


大女優、黒木瞳さんが自分以外の女優さんを主役に据えて映画を作る…それだけでも大いに興味をそそられる素敵なお話ですが、その初監督作品の主題歌に、私の「いのちの歌」を起用していただけた光栄に心から感謝を申し上げます。

不安や不満に溢れる日々の中に隠された本当の喜びと、誰もが抱えている「生きていくこと」への想いをテーマに書いたこの歌で、映画をご覧になる皆さんの心にさり気なく寄り添うことができれば、こんなに嬉しいことはありません。


映画『嫌な女』は、2016年6月25日(土)より全国ロードショー。

(C)2016「嫌な女」製作委員会

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