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実在事件がベースの映画オススメ3選と『日本で一番悪い奴ら』の魅力


実在の事件を描いた映画3選


今作をきっかけに、実在の事件を実写化した映画に興味を持ったという方へおすすめの作品を紹介したいと思います。

映画『凶悪』(2013年)


凶悪

死刑囚・須藤純次(ピエール瀧)が告発した男・木村孝雄(リリー・フランキー)は、周りの人間から先生と慕われていた不動産ブローカー。その正体は、身寄りのない年寄りや借金を抱えた家族に親切を装って近づき、土地や保険金目当てに人を殺して金を手にする死の錬金術師だった。

原案は茨城県で起こった「上申書殺人事件」で、実際に事件を追った記者の著作が原作となっています。その記者をモデルにしたスクープ雑誌記者・藤井修一(山田孝之)の取材から、徐々にその残酷なやり口が明らかになっていきます。
事件部分に関してはほとんど原作と変わらない内容で、観終わったあとに後味の悪さが残ります…。

映画『恋の罪』(2011年)


恋の罪

敏腕刑事の吉田和子(水野美紀)は、雨の夜に渋谷のラブホテル街で起こった殺人事件の現場に急行することに。そこにはマネキンと接合された女の変死体があり、後日その半身の死体も発見される。事件を追っていくと、円山町で体を売る二人の女の奇妙な関係か浮かび上がってきて…。

未解決事件の「東電OL殺人事件」を原案に園子温監督がメガホンをとっています。事件をリアルに描いた作品ではなく、フィクション色強めの作品ですが、夜の世界と人間の闇の部分の毒々しさが際立っています。
また、もう1作、実在の事件を元に園子温監督が手がけた映画『冷たい熱帯魚』についてはこちらで紹介しています。
http://cinema.ne.jp/recommend/realoni2015052407/

映画『クライマーズ・ハイ』(2008年)


クライマーズ・ハイ [DVD]

群馬の地方新聞社に勤める悠木和雅(堤真一)は、群馬の山奥「御巣鷹山」で起こったジ日本史上最大のジャンボ機事故の全権デスクを任されることに。他社との争いのみならず社内の派閥にも圧力を受けたり、報道のあり方に葛藤しながら、いち早く確実なニュースを読者に届けるべく狂奔する。

「日本のいちばん長い日」(2015年)では戦争の史実を映画化した原田眞人監督が「日本航空123便墜落事故」を題材に制作した映画。こちらは事件ではなく事故がベースの作品ですが、報道の現場を通してプライドや嫉妬、対立などリアリティのある人間模様を描いています。
テンポよく描かれるドラマティックな展開に見入ってしまう作品なので、暗い内容が苦手という方にもオススメできる内容だと思います。

それぞれ違うテイストの映画を紹介してみました。『日本で一番悪い奴ら』と併せて、観てみたいと思っていただける作品があればうれしいです!

(文:大谷和美
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