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妖艶な魅力に狂わされ…“魔性の女”が印象的な映画5選
妖艶な魅力に狂わされ…“魔性の女”が印象的な映画5選
(C)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会
生田斗真主演、大友啓史監督最新作の映画『秘密 THE TOP SECRET』が2016年8月6日より公開となる。
清水玲子によるミステリー作品を原作に、『るろうに剣心』シリーズなどで知られる大友啓史監督のメガホンで映画化される本作は、被害者の脳の記憶を映像化する「MRIスキャナー」を駆使して脳内捜査を行う警察庁の特別機関「第九」が、迷宮入り事件を解決していくミステリー・エンタテインメント。
「脳内の記憶を映像化する」という映像化不可能と言われたシーンを、プロジェクトの立ち上げから5年をかけて、遂に映像化が実現した。
(C)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会
主人公である天才的頭脳の持ち主だが、心にトラウマを抱える第九の室長・薪剛を生田斗真が演じ、そのほかには岡田将生、栗山千明、大森南朋、松坂桃李、リリー・フランキー、椎名桔平、吉川晃司など豪華俳優陣が集結する。
名だたる俳優陣が顔をそろえる中で、新人女優でありながらも、強烈な存在感を放つのが織田梨沙だ。
(C)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会
織田梨沙が演じた露口絹子は、妖艶な魅力で、登場する男性たちを惑わせる、まさに魔性の女といえる役どころ。映画の世界では、これまでも数多くの魔性の女が登場し、観客を魅了してきた。
そこで、今回は数多くある「魔性の女」をテーマにした映画の中から、5作品を厳選して紹介する。
『氷の微笑 』(1992年)
シャロン・ストーンの妖艶な演技が話題となった『氷の微笑』。アイスピック殺人事件を捜査する刑事(マイケル・ダグラス)は、容疑者として浮かび上がった女性作家(シャロン・ストーン)の妖しい魅力に取り憑かれ、やがて彼自身に殺人容疑がかかる事態に発展する。絶対に敵にしたくない、最恐の魔性の女に身も心も震え上がる作品だ。シャロン・ストーンが、椅子に座り足を組み替えるシーンは、多くの観客を魅了し話題となった。
『トリコロールに燃えて 』(2004年)
(C)HITC Productions/HITC Ltd All right reserved
『モンスター』で2003年度アカデミー賞主演女優賞に輝いたシャーリーズ・セロンが、第二次世界大戦後のヨーロッパを舞台に、時代に流されながらも強く生き抜いた女性を演じた『トリコロールに燃えて』。恋に奔放な主人公に多くの男性が翻弄されるが、魅力的なシャーリーズ・セロンの姿に、多くの観客が「彼女なら弄ばれても良いかも…」と思ったのではないだろうか。
『ヘルタースケルター』(2012年)
(C)2012映画「ヘルタースケルター」製作委員会
熱狂的なファンから高い人気を誇る岡崎京子のコミックを映画化した『ヘルタースケルター』。全身整形によりトップモデルに上り詰めた主人公・りりこ(沢尻エリカ)の栄光と没落を描いた作品だ。永遠の美に取り憑かれたりりこが、周囲を巻き込みながら破滅へと向かう姿は観客に強烈な印象を残した。また、沢尻エリカの大胆な演技の数々に、多くの男性は魅了された。
『白夜行 』(2010年)
(C)2011映画「白夜行」製作委員会
原作は東野圭吾の人気小説。質屋殺人事件の容疑者の娘・唐沢雪穂(堀北真希)と、被害者の息子・桐原亮司(高良健吾)の19年に及ぶ壮絶なストーリーを描いた『白夜行』。雪穂は美しい容姿を持つ傍ら、なぜか彼女に関わった人は事件に巻き込まれてしまう。2人が抱えた秘密と切ない結末に胸が締め付けられる物語となっている。本作では堀北真希が、これまでのイメージを大きく変える妖艶な演技で、観客たちは圧倒された。
『秘密 THE TOP SECRET』(2016年)
(C)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会
そして、最後に紹介するのがまもなく公開となる映画『秘密 THE TOP SECRET』だ。
本作で織田梨沙が演じる露口絹子は、家族3人を殺した死刑囚・露口浩一(椎名桔平)の娘で、事件の後、行方不明となる人物。
特殊脳内捜査チーム「第九」の室長・薪剛(生田斗真)らは、露口の脳の記憶をスキャンし、事件解明に乗り出すが、脳内映像には、刃物を振り上げる絹子の姿が映しだされる。そして、捜査を続けるうちに事態は急転し行方不明だった絹子が突然薪らの前に姿を現し、そこから浮かび上がる「第九」と因縁の深い凶悪犯・貝沼清孝(吉川晃司)との関係性に謎が深まる。
(C)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会
本作において重要な存在となっている絹子は、妖艶な魅力で「第九」の捜査官たちを惑わせる。本作の予告映像では「どこで誰が死ぬか、誰にもわからない」といった意味深な言葉と共に、怪しげな表情で佇む姿が映し出されている。
とくに、連続自殺事件との関連性を疑う刑事・眞鍋駿介(大森南朋)が、絹子を問い詰める場面では、その厳しい追及に全く動じることなく、むしろ挑発し、魔性の女ぶりを存分に見せている。
今回紹介した5つの作品で、魔性の女の存在が物語の結末にどう影響するのか、比べて観ると新たな発見があるかもしれない。
絹子が抱える秘密と衝撃的な結末…映画『秘密 THE TOP SECRET』は2016年8月6日より全国ロードショー。
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