12歳で娼婦役、ジョディが語る記憶―『タクシードライバー』公開40周年記念

1976年公開の『タクシードライバー』が、公開から40周年を記念したブルーレイを発売する。このたび、本BDに収録された記念セッションの映像の一部が、YouTubeにて先行公開された。

『タクシードライバー』公開40周年記念BD化


『タクシードライバー』は、1976年に公開され、第29回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞、マーティン・スコセッシ監督&ロバート・デ・ニーロコンビで、世界を驚嘆させたアメリカン・ニューシネマの金字塔となった作品。

このたび本作の公開40周年を記念して、初回生産限定の記念ブルーレイディスクが発売される。

今年NYで開催されたトライベッカ映画祭では、40周年を記念して、監督のマーティン・スコセッシ、主演のロバート・デ・ニーロ、ジョディ・フォスター、シビル・シェパード、ハーベイ・カイテル、製作のマイケル・フィリップス、脚本のポール・シュレイダーが再集結。集まったファンの前で撮影当時の様子や製作秘話を語るQ&Aセッションが行われた。その時の模様が本BDには収録された。

明日9月18日は40年前日本公開を迎えた記念すべき日。そこで本BDに収録された記念セッション「40周年記念Q&Aセッション〜2016 年トライベッカ映画祭にて〜」の一部映像がYouTubeにて公開された。

タクシードライバー ジョディ・フォスター



本作で12歳の“少女娼婦“アイリス役を演じ世間を驚かせ、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされる など高い評価を得たジョディ・フォスターは「(70年代前半の)当時の映画が大好きで、母とよく映画館に行っていた。母も私に重要な役を望んでいたみたい。だから出ることにした」と役を引き受けた経緯を語る。

この役を受けるにあたって「友達にからかわれる心配はなかったか?」という質問に「ホットパンツに大きな帽子とサングラス。初日に衣装デザイナーの前で泣いたのを覚えてる。初日から恥ずかしかった」と、12 歳にして娼婦を演じることになった当時の心境を告白するが、一方で「若い俳優が映画に出るときは毎回教育委員会の許可が要るの」「許可が下りなかったから、弁護士を雇った。役を演じられる精神状態か判定したの。見事パスよ」と40年前、恥ずかしいと思いながらもこの役をやり遂げた自分を誇らしそうな様子で語った。

トークセッションではこのほかにも、ロバート・デ・ニーロ演じるトラビスのモヒカンについての裏話や、音楽収録後、その夜に亡くなってしまった音楽のバーナード・ハーマンとの思い出など約40分間にわたって語られている。

さらに、日本限定でジョディ・フォスターの単独インタビューも収録。また、TBS系列「月曜ロードショー」で放送された吹替版も初ソフト化として収録されている。

タクシードライバー40周年アニバーサリー・エディション【初回生産限定】



『タクシードライバー40周年アニバーサリー・エディション【初回生産限定】』は、2016年12月7日リリース。

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[商品情報]
作品名: タクシードライバー 40周年アニバーサリー・エディション【初回生産限定】
価 格:4,743円(税抜)
発売日: 2016年12月7日
発売・販売元: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント



(C)1976, renewed 2004 Columbia Pictures Industries, Inc.

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