小池真理子の半自叙伝的同名小説を矢崎仁司監督が、成海璃子主演、池松壮亮、斎藤工ら実力派俳優たちで完全映画化した『無伴奏』が、現在渋谷・アップリンクで開催されている「見逃した映画特集2016」のラインアップに選ばれ、28日の上映には遠藤新菜が、30日の上映には矢崎仁司監督が登壇することが決まった。

『無伴奏』渋谷アップリンクで遠藤新菜＆矢崎仁司監督登壇

『無伴奏』は直木賞受賞作家・小池真理子の半自叙伝的同名小説を『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』の矢崎仁司監督が完全映画化した作品。学生運動が盛んだった時代に多感な青春時代を過ごす1人の女子高校生を中心に、男女の悲喜こもごもな恋愛模様と時代の潮流を映し出した。

主人公の響子を成海璃子が演じ、響子が想いを傾ける渉役を池松壮亮、渉の親友・祐之介を斎藤工、さらに祐之介の恋人・エマを遠藤新菜と、注目の若手が集結し当時の若者達の恋愛模様を描いた。




現在Blu-ray&DVDも発売中の本作が、現在渋谷・アップリンクで開催されている「見逃した映画特集2016」のラインアップに選ばれ、28日の上映には、斎藤工の恋人役で体当たりの演技が賞賛されたnon-noモデルの遠藤新菜が、30日の上映には矢崎仁司監督が登壇することが決まった。



遠藤新菜インタビューより

遠藤新菜は、雑誌「non-no」などでのモデル活動の他、2月4日新宿シネマカリテ他で公開される映画『恋愛奇譚集』で栁俊太郎の彼女役を演じるほか、中国ドラマでヒロインを演じるなど、国境を越えて活躍しており、今月上演された、劇団た組。「A、過程について。」では、二人芝居に初挑戦。一人二役で、一瞬で二役とモノローグを使い分けるその演技力が絶賛された。この度、満を持して、『無伴奏』の単独トークイベントが実現する。




映画上映後に、“セシルカット”と呼ばれるベリーショートに髪をバッサリ切った役作りや、成海、池松、斎藤との共演の裏話などについて話す予定。イベントの後半には、客席からの質問も受け、最後に、ポスターの前でポーズを取り、観客の皆さんが写真を撮ってもいい時間を設ける。また30日には、矢崎仁司監督の登壇も決定している。

渋谷・アップリンク 見逃した映画特集2016『無伴奏』上映スケジュール

1月28日（土）20:40～22:52 上映後・登壇予定者：遠藤新菜
1月29日（日）20:40～22:57
1月30日（月）20:40～22:52 上映後 ・登壇予定者：矢崎仁司監督
チケット購入・詳細 http://www.uplink.co.jp/movie/2016/46828

所沢「マーキーホール」での上映も決定

また、同作は所沢市のマーキーホールで開催される「ミューズ シネマ・セレクション 世界が注目する日本映画たち Part17」で、3月18日（土）13:30から上映されることも決定した。『無伴奏』のみを観る1日券の他、同日17:00から上映の中野量太監督、宮沢りえ主演の『湯を沸かすほどの熱い愛』と2作を通して見られる鑑賞券も発売中となっている。

チケット購入・詳細 http://www.muse-tokorozawa.or.jp/event/detail/20170318/

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