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新たに特報解禁!石橋静河&池松壮亮W主演『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』
最果タヒの同名詩集を、『舟を編む』の石井裕也監督が、石橋静河と池松壮亮のW主演で映画化する『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』から特報映像が解禁となった。
『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』特報映像&場面写真解禁
![映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ サブ](https://images.cinema.ne.jp/media/article/38654/images/2607e0ab97421f1a56c715756862d5a2c7a20607.jpg?w=760)
2017年、現代の東京。看護師として病院に勤務する傍ら、夜はガールズバーで働き、言葉にできない不安や孤独を抱えながらも、誰かに甘えることもせず日々をやり過ごす美香(石橋静河)と、工事現場で日雇いの仕事をしながら死の気配を常に感じ、どこかに希望を見出そうとひたむきに生きる青年、慎二(池松壮亮)が排他的な東京で生きづらさを抱えながら出会い、そして、恋がはじまる――
![映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ サブ](https://images.cinema.ne.jp/media/article/38654/images/7ceee26b5815f6ebabb57b5df1791209c0f68f05.jpg?w=760)
『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』は、2008年、当時女性では最年少の21歳で第13回中原中也賞を受賞した、最果タヒの同名詩集を原作にしたラブストーリー作品。現代の東京を舞台に、生きづらさを抱えながら生きる男女が出会い、恋がはじまる瞬間を描く。
本作が映画初主演となる石橋静河と、池松壮亮がW主演をつとめるほか、田中哲司、松田龍平、市川実日子、佐藤玲、三浦貴大らが実力派俳優たちが脇を固める。メガホンを取るのは、2013年『舟を編む』で賞を総なめにし、その後『ぼくたちの家族』『バンクーバーの朝日』など、33歳にして長編映画12本目となる石井裕也監督。
このたび本作から特報映像が解禁となった。
![映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ メイン](https://images.cinema.ne.jp/media/article/38654/images/c16f39cd75f7afa1f00a2655f9828aa912d7f3a6.jpg?w=760)
映像では、青色に光る月光に照らされた美香と慎二が、自身が抱える漠然とした不安や絶望に共鳴し合う姿や、「私/俺と一緒だ」と互いに同じセリフを発し、東京で生きる2人が奇跡的に自分と少し似た人に出会い、想いを通じ合わせる瞬間が切り取られている。
今回の解禁にあわせて、原作者の最果タヒからシネマズにコメントが到着している。
最果タヒ/原作
今という一瞬でしかない時に、全身を投げ出すようにして生きる人々の映画でした。 どんなに親しくても、そばにいる人たちの過去に何があったのか、すべてを思いやることなんてできないし、 同じ未来を生きることなど約束できるはずもない。 だからこそ、せめて、彼らの「今」に不恰好でもいいから、取り繕わずに飛び込みたい。器用であることや、人生そのもの のつじつま合わせのように透明になって生きていっても何も残せないだけだ、誰の記憶にも残りやしない。
この映画には、無根拠で無遠慮な明るさなんて一つもないけれど、でも「今」という生に対して、ひたすらにポジティブだっ た。みっともなくてもぶっきらぼうでも、それでも「今」そのものを生きたとき、それはきっと愛らしい姿をしている。そう、強く 信じることができる映画です。 愛おしい不器用さに溢れた、この映画が私の詩集をもとに作られたという、そのことが光栄でなりません。願わくは、多く の人に観てほしい。自分自身の「今」を不器用な手つきで抱きしめようとするすべての人に。
『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』は2017年5月13日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行、5月27日(土)より全国公開。
画像ギャラリー
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(C)2017「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会
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