福士蒼汰主演!有川浩「旅猫リポート」映画化決定!
シリーズ累計40万部を突破した、有川浩のベストセラー小説「旅猫リポート」が、福士蒼汰主演で実写映画化されることが明らかとなった。
有川浩「旅猫リポート」実写映画化決定!
元野良猫のナナは、交通事故にあったところを心優しい猫好きの青年・悟(福士蒼汰)に助けられ、5年間、飼い猫として幸せに暮らしてきた。とある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探すため、ナナと一緒に、親友や初恋の人など、悟がこれまでの人生で出会った大切な人たちを訪ねる旅に出る。それは図らずも悟の人生をふりかえる旅となる。強い絆で結ばれた一人と一匹のおかしく、切なく、あたたかい物語。旅の終わりに明かされる、悟の「秘密」とは――
映画『旅猫リポート』は、有川浩によるシリーズ累計40万部突破のベストセラー小説を実写映画化する作品。「図書館戦争」「三匹のおっさん」などを生み出した有川浩自身も、過去のインタビューで「一生に一本しか書けない物語」と表現するほど思い入れの強い作品で、本作でも自ら脚本開発に参加している。
主演を務めるのは、猫との共演は初めてという福士蒼汰。「図書館戦争」シリーズに続いての有川作品への出演となり、ある秘密を抱える青年・悟を演じる。
メガホンを取るのは、三木康一郎監督。2016年公開の『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』から、再び有川浩とのタッグとなる。
今回の発表にあわせて福士蒼汰、有川浩、三木康一郎監督らからのコメントがシネマズに到着した。
福士蒼汰/悟役
原作を読み、やわらかいものに丸く包まれているようなやさしい物語だと思いました。けれど、その中に隠された秘密や過去にドキッとする瞬間が何度かありました。そのドキッとした時の気持ちと作品全体を包むやわらかい空気の両方を大事にして、悟を演じたいと思います。大切な人たちや猫への思いを、自然体で届けられたらいいなと思います。
お芝居で猫と共演するのは初めてなので、最初は猫との距離感に少しドキドキ、猫見知り(?)しました。でも、相棒のナナは、クルクルとした毛がチャーミングな、ちょっとやんちゃでかわいい猫なので、日々楽しく撮影しています。
有川浩(原作・脚本)
これは、一人と一匹の最後の旅の物語です。でも、きっと悲しさではなく幸せを感じていただけると思います。今回は、これまでにご縁があり、その力を心から信頼できる方々に映画化していただけることになりました。こちらからお願いしたのは、とにかく猫さまの都合を第一に!ということ。猫のしたくないことはいっさいさせない。必要であれば脚本はいくらでも書き換えます、と。
けっして言うことをきいてくれない猫さまを一緒に愛してくださるみなさま、サトルとナナのふたりの旅を見守ってあげてください。
三木康一郎監督
脚本を読み、涙しました。自分には何ができるのか?考えさせられましたし、愛する事の尊さを感じました。映画を見てくださる方々にも、愛する事の尊さが少しでも伝わるような作品にしたいと思います。
有川先生の作品は2作目ですが、いつも登場するキャラクターの聡明さに心打たれます。今回も全ての登場人物が生き生きして、やさしい。どう表現するか、とても楽しみです。
福士蒼汰さんは悟のイメージにぴったりで、やさしくておおらかで、強く、福士さんが悟なんじゃないかと思う程です。彼の雰囲気を壊さないように、さらに、今の彼の魅力を十分引き出したいと思っています。
皆さんの心の奥のやわらかい部分をギュッと掴むようなものにしたいと思っています。
製作プロデューサー
福士さんと猫、そして日本の美しい風景という最強の組み合わせが実現することをとても嬉しく思います。
人気者でありながら飾らず、周りを一瞬で虜にする笑顔とドキッとさせるような大人の表情が同居する福士さん。彼以外に、悟役は考えられませんでした。内に秘める強さを持ちながら、みんなに心から愛される悟を、ナチュラルに、魅力的に表現していただけると思っています。
相棒の猫・ナナと見つめ合う福士さんを見て、今までにない猫の映画をお届けできると確信しています。ご期待ください!
映画『旅猫リポート』は、2018年全国公開。
(C)2018「旅猫リポート」製作委員会
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