「ビー・バップ・ハイスクール」の撮影裏話が過激すぎて書けない!(書くけど!)
ども、ゆうせいです。「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」のトークイベント「桜坂映画大学」の模様をレポートします。
「桜坂映画大学」とは、那覇市の桜坂劇場にて映画好きの芸人や映画出演者、監督、関係者を特別講師として招き、生オーディオコメンタリー上映、作品をテーマにしたトークイベントです。
私が参加した回では「ビー・バップ・ハイスクール」が上映され、出演者の小沢仁志さんによる撮影裏話を聞くことができました。約90分ほどの上映の中、小沢さんはハイボール片手に書けること、書けないことを全部語ってくれました。
そこで今回は、「書ける範囲」のものを厳選してお届けいたします。
作中で使用した特殊警棒が売れすぎてクレーム発生
まず、ビー・バップ・ハイスクールと言えば喧嘩シーンです。そして喧嘩といえば武器を使うこともあるわけですが、主人公のトオルは作中で特殊警棒を使っています。
特殊警棒とは、ボタンを押したり、強く振ることで芯が伸びる警棒のことです。
この特殊警棒。作中ではそれほど多くのシーンで使われたわけでもないにもかかわらず、映画を見て欲しがる人が続出し、また実際に喧嘩で使う人も出てくるほど売れたそうです。
当然大きな問題になるわけで、売れるきっかけとなったビー・バップ・ハイスクールを制作した東映に、クレームが殺到したとのこと。同じようなことがバタフライナイフでも起きていますが、やはり時代は繰り返すようです。
ちなみに、クレームに懲りたのか、続編では特殊警棒は使用されていないようです。
割っちゃいけないガラスまで割って血まみれの電車シーン
次もまた喧嘩シーンから。今では考えられないことですが、当時は電車を貸し切って喧嘩シーンの撮影していました。(今では鉄道会社から許可がでないとのこと)
派手な喧嘩にするために、電車内にはいくつか撮影用のガラスがはめ込まれ、それをバットなどで割ることになっていたとのこと。
しかし、喧嘩シーンのはずがガチの喧嘩に発展し、割ってはいけないガラスまでもガンガン割ってしまい、それで手を切る出演者が続出、結果的には電車の床が血まみれになったのだとか…。
(他メディアでも掲載されてるのでそのまま掲載します by編集部)
契約書には喧嘩禁止の特記事項があった!?
最後も喧嘩に絡んだ話です。続編を含めて、当時の出演者には一般公募からの方も多く、それらの方は普段からヤンチャだったそうです。
そのため、出演の契約書には喧嘩禁止の特記事項が設けられるほどだったとか。
せっかく映画が完成しても、出演者による暴力事件などが起きてしまうとお蔵入りになってしまうので当然と言えば当然なのですが。
特記事項の中身ですが、もし喧嘩をしてしまったら制作費を全部支払うとかなんとか…だったそうです。
本当はもっと言えない話ばかり…
とりあえず書けそうなことは書きました。もっとヤバイ話もお聞きできたのですが、本当にヤバイのでやめておきます。
某女優に◯◯したら△△なことになって、それから10年間は…みたいなやつです。
これ以上書くと、インターホンが鳴りそうなのでやめておきます。こんな裏話が聞けるのは「桜坂映画大学」だけかもしれません。
次回の沖縄国際映画祭では、どんな話が飛び出すのでしょうか。またレポートしたいと思います。
それではまた。ご存じ、ゆうせいでした。
(文:ゆうせい)
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