“帝一”だけじゃないぞ!菅田将暉ファンが見るべき映画を熱弁する!!
(C)2017 フジテレビジョン ポニーキャニオン AOI Pro. (C)古屋兎丸/集英社
【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会<第2回>】
今、若い女性がもっとも好きなものが何かわかりますか?
僕は知ってます。
それはパンケーキでも、エッグベネディクトでも、パクチーでも、アボカドでもありません。
「菅田将暉」です。
今もっとも人気があり、もっとも実力がある若手俳優は、菅田将暉さんと言っても過言ではないでしょう。
そんな菅田将暉さん好きの女性に言いたい。
『仮面ライダーW(ダブル)』はもちろんチェックしましたよね、と。
これを見ないで菅田将暉さんが好きというのは、「森島知らんけどセレッソ好き」って言っちゃうセレ女や「北別府しらんけどカープ好き」って言っちゃうカープ女子のようなものです。
なぜ『仮面ライダーW(ダブル)』を見て欲しいかというと……
そうなんです、菅田将暉さんは特撮出身俳優でして、今から8年前の2009年に放送されてた『仮面ライダーW(ダブル)』でドラマ初出演で初主演、若干16歳の菅田将暉さんを、これでもかと堪能することができる作品を見ないのはもったいなさすぎます。
初々しい菅田君が見れるかな?と変な期待を持たれた方、先に謝っておきます。申し訳ありません。
表情こそまだ幼さが残ってるものの演技はもう完成されてしまってます。
ドラマ出るの初めてなのに圧巻の演技。
主演のプレッシャーなど微塵も感じさせません。
その堂々とした立ち振る舞いからカリスマ性とスター性を感じずにはいられず
思わず惚れてしまう特撮ファンが続出しました。
なので最近の活躍を見ても少しも驚きません。
そら、そやろと。
いや、『仮面ライダーW(ダブル)』を見た人なら、今の活躍すらも物足りなく感じ、もっともっとビッグになることを信じています。
(C)2017 フジテレビジョン ポニーキャニオン AOI Pro. (C)古屋兎丸/集英社
ところで先日公開された映画『帝一の國』はもう見られたでしょうか?
菅田将暉節の効いた演技をとことん見せてくれてるだけでも見る価値があるのに、この映画は特撮ファンにとってはなかなか痺れる映画でして。
何故かと申しますと出演者がなんと元ヒーローばっかりなんです。
主人公・赤場帝一役の菅田将暉さんは『仮面ライダーW(ダブル)』
赤場帝一を支える、榊原光明役の志尊淳さんは『烈車戦隊トッキュウジャー』のレッド、トッキュウ1号
無欲なライバル、大鷹弾役の竹内涼真さんは『仮面ライダードライブ』
争いを好まない一年先輩、森園億人役の千葉雄大さんは『天装戦隊ゴセイジャー』のゴセイレッド
その他にも、『特命戦隊ゴーバスターズ』の鈴木勝大さんや、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の松本岳さんも出演されてて、それだけで最高なのに話もしっかり面白い。
(C)2017 フジテレビジョン ポニーキャニオン AOI Pro. (C)古屋兎丸/集英社
特撮出身の俳優さんを特撮以外の作品で見かけると、ついつい親目線になってしまい無条件で応援してしまう癖があります。
この映画を見てる間は次から次へと応援しっぱなしでした。
『帝一の國』は特撮ファンからしたら、もはやエクスペンダブルズなんです。
シルベスター菅田ローンなんです。
『帝一の國』の菅田将暉さんも『仮面ライダーW(ダブル)』の菅田将暉さんも、めちゃめちゃ好きなんですが、これと同じ、いやひょっとすると超えてしまうくらい好きな菅田将暉さんがドラマ『民王』の菅田将暉さんでして
遠藤憲一さん演じる強面な総理大臣の親父と、菅田将暉さん演じるなよなよした息子が入れ替わってしまうというストーリーなんですが、この遠藤憲一さんの人格が入ってからの演技がまぁ、惚れ惚れするくらい魅力がありまして。エンケンさんにも全く引けを取らない感じに凄みも感じました。
しかもこの『民王』、ただの面白ドラマじゃないんです。
このドラマの監督さんが、実は『仮面ライダーW(ダブル)>』のファンらしく、菅田将暉さん本人に決めゼリフを言わせる遊びや、特撮ファンが思わず興奮してしまうシーンがかなりあるんです。
なので『仮面ライダーW(ダブル)』とセットで、『民王』を見るのもオススメします。
『民王』第5話は、何回見ても神回やなぁ。
(文:オジンオズボーン・篠宮暁)
【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】
第1回:『シン・ゴジラ』にハマった大人に観て欲しい。超リアル志向の『仮面ライダークウガ』
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