菅田将暉主演『あゝ、荒野』特報映像、解禁!主題歌にBRAHMAN
寺山修司の同名長編小説を、菅田将暉&ヤン・イクチュンのW主演で実写化する映画『あゝ、荒野』の特報映像が解禁となった。また併せて、主題歌をBRAHMANが担当することが発表された。
主題歌にBRAHMAN!映画『あゝ、荒野』特報映像解禁
映画『あゝ、荒野』は、1960年代後半に演劇、映画、文学とマルチに活躍し、今もなおカルチャーアイコンとして注目され続ける寺山修司が唯一遺した同名長編小説を原作に、現代に訴えるキーワードを取り入れ再構築した作品。2020年東京オリンピック後の近未来を舞台に“人々の心”をせつなくも強烈な青春ストーリーを描く。
生きること、誰かとのつながりを模索し続ける2人の若者を、日本からは人気若手実力派俳優の菅田将暉、韓国からは『息もできない』のヤン・イクチュンがW主演で演じる。そのほか、木下あかり、モロ師岡、高橋和也、今野杏南、山田裕貴、でんでん、木村多江、ユースケ・サンタマリアらが名を連ねる。メガホンを取るのは『二重生活』の岸善幸監督。
このたび解禁となった特報映像は、菅田将暉演じる新次とヤン・イクチュン演じるバリカンが、ネオンの荒野・新宿で、もがきながらもボクシングで心の空白を埋めようとする姿が収められている。
さらに本作の主題歌を、BRAHMANが担当することも明らかとなった。公開された特報映像でも楽曲を聴くことができる。
BRAHMANは、メロコア、ハードコア、パンクに民族音楽をミックスしたサウンドが特徴のロックバンド。BRAHMANがフィクション映画へ楽曲提供するのは、本作が初となる。
ボーカルのTOSHI-LOWは、かねてより原作者・寺山修司のファンであったといい「書を捨てずポケットに詰め込んで街に出た。血の匂いのする言葉に憧れた田舎の中坊が、真似した名言ごっこは詞という名の拙い表現になり、叫んで生まれた泥臭いメロディーと出逢って歌になった。街角の小さな本屋で出逢った本に打ちのめされた30年後に言葉という名の武器と出逢わせてくれたあの人を感じながら、俺達は出逢いの喜びと無情を懸命に歌うだろう。リングの上で出逢うあの二人のように」とコメントを寄せている。
映画『あゝ、荒野』は2017年10月7日(土)前篇、10月21日(土)後篇、全国順次公開。
(C)2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。