ベビレ・林愛夏『スケバン刑事』南野陽子に胸キュン!
アイドル「ベイビーレイズJAPAN」と映画情報サイト「シネマズ by 松竹」が強力タッグ!映画とアイドルがコラボした“名作”を振り返る企画「ベイビーレイズJAPANのニワカ自己見」
この企画は、ベイビーレイズJAPANのメンバーから1人、先生役を担い、彼女たちが触れることが無かった、アイドル×映画の名作を鑑賞。“にわか仕込み”な先生=にわか先生になり、メンバーの1人を生徒役として、その作品の魅力ついて語るもの。
9回目となる今回は、ベイビーレイズJAPANのメンバーから“にわか先生”になるのは、“まなつ”こと林愛夏。そして、“でんちゃん”こと傳谷英里香が生徒役になります。果たして、今回のにわか先生の授業はどうなるのか?
※本記事は、ネタバレを多く含みます。ご注意ください。
ドラマ版のその後を描いた劇場版『スケバン刑事』
林:今回、私が観たのは『スケバン刑事』です。主演は、今でも活躍されている南野陽子さん!
傳谷:ナンノさん!
林:今でも本当に可愛いくて、アイドルの先輩として尊敬できるよね。
傳谷:うん、わかる!
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林:『スケバン刑事』が私にとってはまず魅力だったのが、南野さんの若かりし頃が堪能できること。スケバン刑事は三代目までいるんだけど、南野さんは二代目なの。
傳谷:二代目なんだ。
林:初代が斉藤由貴さんで、三代目が浅香唯さん。
傳谷:全員、今でも活躍されている方ばかり!
林:そう!それでね、元はTVドラマなんだけど、二代目のシリーズの最終回で映画化が発表されて、映画ではドラマ版のその後が描かれているんだ。
傳谷:初代から三代目って話がつながっているの?
林:南野陽子さんが演じる主人公の、コードネームがスケバン刑事「麻宮サキ」。この名前は、初代の斉藤由貴さんの名前で、それを三代目まで受け継いでいく感じ。この映画では、三代目となる浅香唯さんも出ていて、二代目と三代目の共演も見どころなんだよね。
南野陽子のアクションに注目!実は運動が…
林:二代目・麻宮サキこと五代陽子は、小学校から高校まで訳あって鉄仮面を着けて生活をしていた人物。地元の高知県では、「スケバン鉄仮面」と呼ばれ恐れられて、知らない人はいない存在だったの。
傳谷:鉄仮面つけて生活していたら、そうなるよね(笑)
林:それで、初代のスケバン刑事が生死不明のまま消息を絶って、二代目を探しているという事になった時に、彼女に白羽の矢が立ったわけ。蟹江敬三さん演じる西脇さんが、陽子のお父さんと友人で、彼女に話を持ちかけるの。彼女は鉄仮面の謎を解明する目的もあって、ヨーヨーを武器に闘うスケバン刑事を引き受けるの。
傳谷:色々と大変だ……。
林:その謎はドラマで解明されていくんだけど、映画では最終回の後の話。陽子がスケバン刑事を引退して、普通の女の子として生活しているところからはじまるんだ。
傳谷:そうか、ドラマが終わった後の話か。
林:ドラマではずっとセーラー服だった南野陽子さんが、映画の冒頭では、ピンクのセーターを着て原宿の街を歩いていて、それが可愛いの!とにかくかわいい……もうっ、ほんとうにかわいくて!!
傳谷:伝わってきた(笑)
林:それで、原宿にいたサキに男の人がぶつかってきて、書類を落としちゃうの。それを彼女が拾って渡そうと追いかけたところで、事件に巻き込まれていくんだよね。
傳谷:ラブ・ストーリーみたいなはじまり方だね。
林:それがね、バスにまで乗り込んで行くんだけど、そこに彼を追ってきた2人組の男が現れて、おかしいと思った陽子は、バスの中で大乱闘を巻き起こすわけ。
傳谷:ラブ・ストーリーじゃないんだ(笑)
林:ちなみに、その書類を落とした男の人が坂上忍さん!
傳谷:へぇーーーー!!!
林:それで、アクションシーンが盛りだくさんなんだけど、南野さん、実はスポーツが苦手らしくて、とても大変だったそうなんだ。それなのに、とてもカッコイイの。それがすごいなって本当に思った。
想像を超える“最終兵器”での対決は必見!
林:物語としては、坂上忍さんが演じた萩原和夫が、孤島にある地獄城と呼ばれる学園の秘密を持ち出したことで、麻宮サキたちがその解決に向かう話なの。
傳谷:地獄城!
林:この映画では、スケバン刑事の仲間がいっぱい出てくるのも見どころ。
傳谷:いっぱい?
ドラマでも出てきた吉沢秋絵さん演じる琴の爪などを武器にするお嬢様・矢島雪乃と、ビー玉を武器にする相楽ハル子さん演じるビー玉のお京をはじめとして、浅香唯さん演じる三代目・麻宮サキである風舞唯と、その姉妹である結花(演:大西結花)と由真(演:中村由真)と、豪華なメンバーが総出演するんだよね。
傳谷:それって主役級が揃っているってことだよね。
林:そうそう、だから豪華なんだよね。そしてストーリーは、坂上忍さんが演じた萩原は死んじゃうし、仲間だと思っていた人物が実はスパイで、みんなが捕まるとか、とにかく次から次に問題が起きるの。
傳谷:敵は何者なの?
林:それが重要。ラスボスは伊武雅刀さんが演じる、地獄城こと三晃学園の校長・服部。この男は、死んだと思われていた、あるクーデーター事件の首謀者で、最後の対決でも中々死なないの。
傳谷:不死身?
林:実はサイボーグなんだよね。
傳谷:えーーー(笑)
林:最終的に彼を倒すために、二代目・麻宮サキは通常のヨーヨーの4倍の重量、16倍の破壊力を持つという「究極のヨーヨー」と呼ばれる武器を手に闘うの。これが、使うものにも大きな負担がかかる武器だから、サキは自分を犠牲にしながら倒すことになるわけ。
傳谷:色々と設定がすごいね。
林:その戦闘シーンは、とにかく見どころのひとつだから、ぜひ映像で確認してほしい!当時のアイドルたちが集結した名作なので、南野陽子さんの可愛さはもちろん、ストーリーの展開も含めて楽しんで観てください。以上、今回の授業はこれまで!
傳谷:ありがとうございました!
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『スケバン刑事』ちょびっと補足
映画『スケバン刑事(デカ)』(1987)は、和田慎二の人気漫画『スケバン刑事』を原作とする同名TVドラマ・シリーズの第2弾「スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説」(1985〜86)の好評を受けて、その後日譚として作られました。
TV&映画版の内容はおおかた、林先生の授業にある通りですが、およそありえない荒唐無稽な設定ながらも、二代目スケバン刑事・麻宮サキに扮する南野陽子の、どこか哀しみを帯びつつも凛とした存在感が不思議なまでの思春期の情緒を醸し出し、アイドル青春ドラマならではの妙味を発することに成功した好例です。「おまんら許さんぜよ!」など、彼女が発する土佐弁も当時流行しました。
相楽ハル子と吉沢秋絵、魅力ある助さん格さん的存在をお供させての少女版“水戸黄門”モードも楽しく、またサキをサポートする暗闇機関エージェント西脇に扮する名優・蟹江敬三のいぶし銀の存在も忘れてはならないところです。
映画版は80年代の管理教育体制にファシズム的要素を盛り込み、さらには『ターミネーター』(1984)などSFエッセンスを盛り込みつつ展開されていきますが、クライマックスは“究極のヨーヨー”を使って肉体を酷使していくサキの痛みが観客にまで伝わるかのような臨場感で、全てが終わってのラスト、傷つきながら去っていくサキのストップモーションとともに主題歌『楽園のDoor』が流れ出したときのカタルシスは、今思い出すだけでも鳥肌が立つほど感動的なものがありました。
なお映画版はこの後、浅香唯主演のTV版第3作「スケバン刑事Ⅲ 少女忍法帖伝奇」(1986〜87)の後日譚『スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲』(1988)と、時を経て松浦亜弥主演のリブート作品『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』(2006)が作られましたが、こちらはTV版第1作(1985)で初代・麻宮サキを演じた斉藤由貴が母親役で登場することで、何やら時空軸が繋がっているかのような気持ちにもさせれらました。
(by増當竜也)
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出演:ベイビーレイズJAPAN 林愛夏&傳谷英里香
企画・構成 黒宮丈治/写真・HIRO SATO/監修・増當竜也
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http://www.lespros.co.jp/special/babyraids/yaon/2017/
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