新木優子、初・ホステス役に挑戦!玉木宏のヒロインに
中村文則の同名小説を、玉木宏主演で映画化する『悪と仮面のルール』に、新木優子がヒロイン役で出演することが明らかとなった。
映画『悪と仮面のルール』新木優子がヒロイン役に
財閥家・久喜に⽣まれた少年・文宏は、10歳になった年、⾃⾝の出⽣の秘密を知ることとなる。狂気にして巨悪、当主である実父に聞かされたのは、文宏が純粋悪となることだけを望まれて⽣まれた存在だということ。そして『悪』となるための教育として、14歳の誕⽣日に「お前に地獄を見せる」と告げられる……その日までに1年を切ったとき、文宏は父の部屋を覗き⾒た光景から地獄とは何かを予期する――想いを寄せ合う相⼿、久喜家の養女・香織が父の手によって汚されようとしている。地獄とは、彼⼥のすべてが⾃分を悪にするために、父の⼿により損なわれてしまうことだと――
映画『悪と仮面のルール』は、2013年にウォール・ストリート・ジャーナルが選ぶ「ミステリートップ10」に選出された中村文則の同名小説を実写映画化する作品。特殊な環境で育ってしまった男が、ひとりの女性と出会うことで、自分の存在意義の可能性を見出す様を描く。悪を秘め、それと戦う主人公・久喜文宏を演じるのは玉木宏。メガホンを取るのは『ZEDD』の中村哲平監督。
このたび本作に、新木優子が出演がすることが明らかとなった。
新木優子は、『僕らのごはんは明日で待ってる』のヒロイン・小春役、TVドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」や「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 3rd SEASON」といった話題作への出演など、現在人気急上昇中の女優だ。本作で演じるのは、玉木宏演じる主人公・文宏が、自身の顔を変えてまで守ろうとするヒロイン・久喜香織役。自身初となるホステス役に挑む。
今回の情報解禁に併せて、新木優子ならびに松橋真三プロデューサーからのコメントがシネマズに到着している。
新木優子/久喜香織役
Q.本作品のオファーがあった時の第一印象
A.
原作を読んでいたので、原作ファンとして嬉しくもあり、またプレッシャーも感じました。
Q.香織を演じてみての感想や、演じる際に意識したことは?
A.
香織は私が演じた女性の中でもすごく純粋で心の綺麗な女性でした。私も香織を演じることで人に対する想いの強さ、大切さを実感できました。繊細で上品な香織を演じるにあたって、いつもの自分より喋るスピードをゆっくりにしたり、瞬きをなるべくしないようにしていました。
Q.出来上がった作品を見ての感想は?
A.
暗い始まりから想像もつかないようなラストに、台本を何度も読んだのにもかかわらず、アッとびっくりしました。愛する人、誰か想う人がいる人の強さは圧倒的だなと思いました。この作品を見ることによって人を思うことがどれだけのエネルギーになるのか実感してほしいです。
松橋真三プロデューサー
アメリカを中心に世界的に評価の高い中村文則先生の原作小説「悪と仮面のルール」は、ハードボイルドでありながら、繊細な恋愛小説でもあります。ヒロイン「香織」は、登場するだけで観ているすべての男性が守ってあげたくなる存在感がなければなりません。お会いした時から、相応しいのは彼女しかいないと思えるくらい、女優として発展途上の新木さんは輝いていました。
つらい過去を背負いながら明るく生きていこうとする「香織」は、玉木宏さん演じる主人公「文宏」にとっての希望でありながら、作品全体にとっても希望の光の象徴です。設定よりも実年齢が少し若い新木さんですし、プレッシャーも相当あったと思いますが、見事に演じてくださいました。観客の皆さんにもぜひ作品を見ていただいて彼女に恋をしてほしいと思います。
映画『悪と仮面のルール』は、2018年全国ロードショー。
(C)中村文則/講談社 (C)2017「悪と仮面のルール」製作委員会
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。