父の日に映画を。親子の絆の大切さを感じる『世界にひとつの金メダル』

伝説の選手“ライダー”のピエール・デュランと、人間を信じない競技馬・ジャップルーの感動の実話を基に描く『世界にひとつの金メダル』が、今週末の6月17日(土)より公開となる。

父の日に見て欲しい、親子の絆の大切さ…


世界にひとつの金メダル メイン



1980年代初頭、フランス。子供のころより父セルジュ(ダニエル・オートゥイユ)の指導のもと障害飛越競技に打ち込んできたピエール・デュラン(ギョーム・カネ)。彼は大人になり父の期待から逃れるように都市で弁護士の道を歩みはじめる。だが、幼い日の情熱をあきらめることができずにキャリアを捨て、再び選手“ライダー”を目指すことに。誰からも期待されず、人間を一切信じない若馬ジャップルー。小柄で気性が荒くて欠点だらけ。しかし、この若馬ジャップルーは高い跳躍力と才能を秘めていた。ピエールはジャップルーをパートナーとして走ることを選び、父セルジュとともに鍛錬の日々がはじまる――

世界にひとつの金メダル 父の日1



映画『世界にひとつの金メダル』は、エリート弁護士を辞め選手“ライダー”としてオリンピックを目指した男と、人間を信じない競走馬、それを見守る家族の栄光と挫折を描く作品。主演をつとめるのは、自身の馬術経験を活かし、本作の脚本も手がけるフランス人俳優のギョーム・カネ。そして馬術競技の元カナダ代表という経歴を持つ『ココ・シャネル』のクリスチャン・デュゲイ監督がメガホンをとる。

伝説の選手“ライダー”のピエール・デュランと、人間を信じない競技馬・ジャップルーとの奇跡の出会いがもたらした感動の実話をベースに、映画的な解釈を加え、エンターテインメントとして完成された本作は、本国フランスで200万人が涙し大ヒットを記録。セザール賞、リュミエール賞、ケベック映画賞などにノミネートされ、モントリオール世界映画祭正式出品など世界の映画祭で上映された。

本作は、“人と馬の物語”を描く一方で、その主人公ピエール・デュランを幼き頃から支えてきた“父と息子の物語”が魅力的に描かれている。

世界にひとつの金メダル 父の日3



ギョーム・カネ演じるピエール・デュランを、ダニエル・オートゥイユ演じるピエールの父、セルジュ・デュランが、同じ夢を共に胸に抱きながら、時に厳しく、時に優しく支え続ける姿は、馬術という世界ではありつつも、どこか普遍的な、父と子、親子の絆の大切さを気づかせてくれる感動作に仕上がっている。

小学5年生からはじめ馬術歴10年以上、アイドルの活動と並行して馬術大会へも出場している欅坂46・菅井友香は、本作を観て「馬術競技を通して人間的に成長する姿に心打たれました!メダル獲得の陰には、両親や奥さんなど、励まし、支えてくれる大きな理解者の協力があってこそだという事に感銘を受けました」と自身の経験も踏まえてか、家族の大切さを感じたと語る。

さらにジャズシンガーの綾戸智恵も「そのメダルは父との絆があったからと気づく。「頑張る」を疑問する今の時代、この映画が答え?かな」と、“親子の絆”があってこそ生まれた物語であったとコメントを寄せている。

世界にひとつの金メダル 父の日2



奇しくも、今週末の日曜日は“父の日”だ。フランスから届いた奇跡の感動作をスクリーンで大切な家族と一緒に観てはいかがだろうか。

映画『世界にひとつの金メダル』は2017年6月17日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMA、シネマート新宿ほかにて全国順次公開。

世界にひとつの金メダル ポスター



(C)2013 – ACAJOU FILMS – PATHÉ PRODUCTION – ORANGE STUDIO – TF1 FILMS PRODUCTION – CANÉO FILMS – SCOPE PICTURES – CD FILMS JAPPELOUP INC.

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