アメリカン・ニューシネマの進化形!?衝撃が相次ぐ映画『ロキシー』

ゾーイ・クラヴィッツ主演のクライム・ラブストーリー映画『ロキシー』(原題:Vincent N Roxxy)が、松竹エクストリームセレクションの第4弾として2017年10月に日本公開される。

衝撃が相次ぐ究極のクライム・ラブストーリー


ロキシー メイン



人通りの少ない路地裏で、ギャング風の男たちから逃げようとする女(ゾーイ・クラヴィッツ)を偶然に見かけたヴィンセント(エミール・ハーシュ)。行きがかり上、彼女を助けた彼は、車で街から走り去る。会話もなく、どこまでも続く穀倉地帯を走り続ける2人――。彼女の名はロキシー。ギャングから金を盗んだとして兄が殺され、金の行方を知っていると疑われたロキシーはギャングから追われていたのだった。行くあてもなく、ヴィンセントの故郷の町に身を潜めることに。田舎町で過ごすうちに、次第に心惹かれてゆく2人。しかし、平穏な日々は続かず、居場所を嗅ぎ付けたギャングの手が、すぐそこまで迫っていた――

ロキシー ポスター



映画『ロキシー』は、組織から追われ逃げ場を失った女、そして彼女を救った男、2人が出会ったことで加速する残酷な運命を描くクライム・ラブストーリー・ムービー。本作は『ジェーン・ドウの解剖』『アイム・ノット・シリアルキラー』、そして9月30日より公開される『ブラッド・スローン』に続く、松竹エクストリームセレクションの第4弾として日本公開される。

ロキシー サブ1



主人公のロキシーを演じるのは、レニー・クラヴィッツの娘で歌手、モデル、そして女優とマルチに活躍、 Variety誌の“注目の俳優10人”にも選出された次世代スターのゾーイ・クラヴィッツ。心に傷を負い、復讐に燃えるロキシーを強く美しく演じる。そして、彼女とともに逃避行する男・ヴィンセント役をエミール・ハーシュが演じるほか、ゾーイ・ドゥイッチ、エモリー・コーエン、さらに人気ミュージシャン、カニエ・ウェストの愛弟子キッド・カディらが共演に名を連ねる。監督・脚本をつとめたのはゲイリー・マイケル・シュルツ監督。

ロキシー サブ2



公開された予告映像では、ロキシーとヴィンセントの出会いから2人の幸せな日々が続かない事が感じられる疾走感溢れる出来となっており、今注目の英バンドThe xxの代表曲「Angels」が、ロキシーとヴィンセントが次第に心惹かれてゆくロマンティックな世界観を彩る。『地獄の逃避行』(1973)や、『タクシードライバー』(1976)に影響を受けているという本作は、まさにアメリカン・ニューシネマの新たな系譜ともいえる作品となっている。



映画『ロキシー』は2017年10月21日(土)より、新宿シネマカリテほか全国順次公開。

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