前田旺志郎主演『レミングスの夏』場面写真、到着!
竹吉優輔の同名小説を、前田旺志郎の主演で映画化する『レミングスの夏』の場面写真がシネマズに到着した。
前田旺志郎、初の単独主演『レミングスの夏』
レミングとは、ねずみのこと。レミングは自殺しない。レミングは新天地に向かうために、集団で移動して、必死に海や川を渡る。アキラこと千葉旭、ナギこと南木秀平、それからモトオ、ミト、ヨーコら「レミングス」の仲間達は、中学2年の夏に大きな戦争をする。その年、茨城県取手の街には、ハサミで小学生に切りつける「ハサミさん」が現れるという都市伝説が広がっていた。6年前の小学2年生の夏の出来事を機に、二度と戻ることのない楽しかったあの日を取り戻すため、ナギは、人生を賭けて計画を練り上げ、仲間達を誘い、遂に計画を遂行する――
映画『レミングスの夏』は、『襲名犯』で第59回江戸川乱歩賞を受賞した、茨城県取手市在住の作家・竹吉優輔の同名小説を映画化する、少年少女の固い決意の理由に迫っていく青春ミステリー作品。茨城県取手市・牛久市を中心として、つくば市、つくばみらい市において地元の支援を受けて制作された。
本作で主演をつとめるのは、本作が初の単独主演となる前田旺志郎。そのほか菅原麗央、遠藤史人、瑚々、桃果、平塚麗奈らフレッシュな俳優陣とともに、椋田涼、城之内正明、たくみ稜 、中村ゆり 、田中要次、モロ師岡、渡辺裕之らが脇を固める。また、キャストとしての出演と、音楽提供でスネオヘアーが参加する。監督と脚本をつとめるのは五藤利弘監督。
本作について中村ゆりは「子供でも大人でもない、とても眩しい時代に、彼等は傷つく事も恐れずに守れなかったもののために痛いほど切なく突き進みます。私の役もとても哀しい役ですが、この役を愛してあげたいし誠心誠意で演じたいと思いました。小さな頃から知っている前田旺志郎君が、とても凛々しく立っている姿が印象的でした」と主演の前田についての印象を語る。
また刑事役のモロ師岡は「この作品の魅力は、子供達のキラキラした心と犯罪とのギャップだと思います。子供の目から見ると犯罪や事件は大人の数倍危険な事に感じてしまいます。私も小学生の頃、釣り大会で友達が釣った魚を自分が釣った魚の様にして一等賞を取ってしまい、バレたら小学校を辞めるしかないとまで思いつめた事がありました。本作品の少年達の犯罪とは比べものにりませんが、まだ悪に全く染まっていない子供の心は本当にキラキラと美しいものです」とコメントを寄せている。
映画『レミングスの夏』は2017年10月1日(日)より、ユーロライブほか全国順次公開。
画像ギャラリー
[gallery columns="4" size="medium" ids="78427,76702,78434,78433,78431,78435,78428,78430,78429,78436,78432"]
(C)竹吉優輔/講談社
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。