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2017年11月26日

『勝手にふるえてろ』に朝井リョウや村田沙耶香など有名人が続々コメント!

『勝手にふるえてろ』に朝井リョウや村田沙耶香など有名人が続々コメント!

勝手にふるえてろ



©2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会



松岡茉優主演『勝手にふるえてろ』が12月23日公開となる。原作は、01年に「インストール」でデビュー、「蹴りたい背中」で第130回芥川賞を受賞した作家・綿矢りさによる同名小説。


このニュースのポイント


・芥川賞作家・綿矢りさによる「勝手にふるえてろ」が映画化
・朝井リョウ、羽田圭介など有名作家がこぞってコメント
・『勝手にふるえてろ』は12月23日(土)より公開


主人公ヨシカには、映画、テレビに大活躍中の松岡茉優。映画初主演となる本作でコメディエンヌとしての才能を存分に見せつけている。2人の彼氏には、黒猫チェルシーのボーカルであり、役者・映画監督としても独特の存在感を放つ渡辺大知と、DISH//でボーカル・ギターを務め、『君の膵臓をたべたい』、『恋と嘘』など話題作への出演が続く、人気急上昇中の若手俳優・北村匠海。

”脳内片思い”と”リアル恋愛”の2人の彼氏、理想と現実、どっちも欲しいし、どっちも欲しくない・・・恋愛に臆病で、片思い経験しかないヨシカが、もがき、苦しみながら本当の自分を解き放つ。本年度の東京国際映画祭において、日本映画で3年ぶりとなる“観客賞”と宝石の原石を意味する“東京ジェムストーン賞”のW授賞を果たした、今最も注目を集めている作品。そんな本作の公開に合わせ、芥川賞作家・直木賞作家をはじめとした著名人からのコメントが到着した。




©2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会



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朝井リョウ(小説家/ 直木賞受賞)
この小説を映画にするってどういうことだろう。そう思っていた二時間前の自分に教えてあげたいです。綿矢さんの作品ならではの痛みも、突飛さも、もどかしさも、開放感も、形を変えて全部ちゃんと襲いかかってくるよ、と。

村田沙耶香(小説家 / 芥川賞受賞)
この映画は、すごく変で、狂っていて、とても愛おしい。ヨシカの中には、「恋」と「人間」が奇妙なまま標本になっている。その純粋さからも、いびつさからも、目が離せない。

山内マリコ(作家)
20代のころは中高時代の片想いを、 おしゃぶり昆布みたいにいつまでも味わって生きながらえてた。 そうでない女子なんているの!? 

羽田圭介(小説家 / 芥川賞受賞)
描いた物語を、自分の思うように語りたい。それが独り言であったとして、語られる自分もまた他者になるような反復に、揺り動かされる主人公。松岡茉優さんの、一歩引いてはいるがスレてはいない、絶妙な匙加減の眼差しが最高。

平山瑞穂(小説家)
綿矢りささんらしい原作を、実にたくみに料理して映像化したなと唸らされました。ヨシカという人のイタさが辛気くさくない形で絶妙に表現されていて、さすがイタい女を描かせたら右に出る者がない大九明子!!

ヒャダイン(音楽クリエイター)
学生時代のドブ臭さは、大人になって抗ったところでどうやっても消えないものです。映画後半の「うわ」と言わざるをえない展開は軽くヘコむレベル! 「陰キャ」というのは因果なものですねえ・・・。

夏生さえり(ライター)
ヨシカを一言で言うなれば「愛すべき暴走ガール」だろう。彼女の暴走は尋常じゃない。まずはこの迷惑でややこしい女の子を見て欲しい。観客であるわたしまでも振り回されて、最後には好きになってしまった。悔しい。


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©2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会



【STORY】
“脳内片思い”の毎日に“リアル恋愛”が勃発!? 2人の彼氏(?)の間で揺れながら、傷だらけの現実を突き抜ける 暴走ラブコメディ! 24歳のOLヨシカは中学の同級生「イチ」(北村匠海)へ10年間片思い中! そんなヨシカの前に、突然暑苦しい会社の同期「ニ」(渡辺大知)が現れ告白される。「人生初告られた!」とテンションがあがるも、ニとの関係にいまいち乗り切れないヨシカ。ある出来事をきっかけに「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」と思い立ち、同級生の名を騙り同窓会を計画。ついに再会の日が訪れるのだが…


『勝手にふるえてろ』は12月23日(土)より公開。

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