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竹内涼真の魅力を堪能するなら『仮面ライダードライブ』は必見。影の立役者にも注目!
竹内涼真の魅力を堪能するなら『仮面ライダードライブ』は必見。影の立役者にも注目!
■オジンオズボーンオジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会
先日発表された2017年の顔として見事選ばれたのは、朝ドラ「ひよっこ」やドラマ「過保護のカホコ」で人気、知名度を一気に上げ現在放送中のドラマ「陸王」でも重要なポジションを熱演し、さらに名声を欲しいままにしている竹内涼真さん。
抜群のスタイルとサッカーで鍛え上げられた抜群の動きのキレ、そして男をも虜にする全く嫌味のない整った顔など、魅力を上げればキリがありませんが、ここでイチから魅力を語らずとも現在の活躍を見れば、もう皆さんはわかってらっしゃると思います。
そんな竹内涼真さんの魅力を、存分に堪能できる作品が『仮面ライダードライブ』です。
2014年に放送開始された、この作品。
仮面ライダーにつきもののバイクではなく、トライドロンという車に乗るライダーとして放映当初、かなり話題になりました。
当時は「ライダーちゃうやん、ドライバーやん」という意見が山ほど口にされ、それを乗り物が重要じゃない、根っこの部分がライダーの魂をしっかりと受け継いでる、とイチから説明したり、車で文句言うなら、1988年の『仮面ライダーブラックRX』がライドロンという車に乗った時から文句言い続けてなさいよ、と言い返したり、あまりに面倒くさいときはもはや受け流したりしたのも良い思い出です。
シリーズ初の主役ライダーが警察官という設定で、竹内涼真さんのキャラクターとベストマッチした熱血漢な刑事・泊進ノ介は多くの特撮ファンに愛されました。
作品の前半は見事な事件解決の刑事ドラマとして進んでいき、泊進ノ介の父親が亡くなった、とある事件の真相が明らかになった中盤あたりから終盤まで、うなぎ登りでストーリーが盛り上がっていきました。
是非注目していただきたいのは、この『仮面ライダードライブ』のチーフプロデューサーを務められた大森敬仁さんです。
2008年の『仮面ライダーキバ』でプロデューサーに昇格され、「ドライブ」前年の『獣電戦隊キョウリュウジャー』では、チーフプロデューサーに。
そして「ドライブ」を経て、『仮面ライダーエグゼイド』と現在絶賛放送中の『仮面ライダービルド』もチーフプロデューサーとして担当されてます。
大森さんが担当されてるライダー3作品はモチーフ、ストーリー共に異なるものなのに、同じ空気感を感じます。なのでどれか1作品だけでもハマったという方は、どれを見てもハマること間違いなしかと思います。
「エグゼイド&ゴースト」製作委員会 (c)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
個人的に3作品の最も違う点を挙げさせてもらうなら、ギアを入れるタイミングなのかなと勝手に思っています。
「ドライブ」は20話あたりまではじっくり描いてそのあたりから一気にアクセル全開、「エグゼイド」は10話あたりから加速していく感じで、この時点で約1クール早まっています。
そして「ビルド」はと言いますと、1話目からトップスピードで展開してるイメージで「エグゼイド」の時よりさらに早まっています。
どれも面白いのは前提として、ギアが入るタイミングの好みはそれぞれになってくると思いますんで、是非見比べてみてください。
そしてまだまだ盛り上がりを見せている「エグゼイド」が好きという方は、「ドライブ」のBlu-rayに収録されているスピンオフドラマ 「シークレットミッション type TOKUJO」を是非ご覧いただきたい。
なぜならこの「type TOKUJO」の脚本は、「エグゼイド」をひとりで全て書き上げた高橋悠也さんが書かれているからです。
これがなければ「エグゼイド」はなかったかもしれません。
監督は、平成ライダーを語る上で絶対に欠かすことのできない鈴村展弘監督が担当されています。
これから公開を控えている「エグゼイド」の“アナザーエンディング”、スピンオフも全て担当されてる鈴村監督は、「ドライブ」でも「type TOKUJO」以外のスピンオフも全て演出されています。
竹内涼真さんの名演と合わせて、そのあたりも注目していただきたいと思います。あとブレイク前のだーりおこと、内田理央さんも最高です。
(文:オジンオズボーン・篠宮暁)
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