『ジュマンジ』ロック様電話インタビュー!「俺たちの映画、観てくれよ!」

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル 仮メイン



ロック様ことドウェイン・ジョンソン主演の究極の体感型アトラクション・アドベンチャー『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』が2018年4月6日(金)より日本公開。シネマズではこの度、ロック様へ電話インタビューを実施。作品に対する様々な思いを伺いました。

──本当にとんでもない大ヒットになっています。「今までとは何かが違う」と感じるエピソードがありますか。

ロック様:完成した本編を初めて観たとき、特別な作品が完成したと実感したよ!VFXがすごくクールで楽しいものに仕上がっていた。また1995年に世界中で公開されたオリジナル版『ジュマンジ』のスピリットを継承しながら、新たなひねりを加え、新世代に作品を届けられる事が出来た部分が非常良かったと思う。




ロック様:ご覧になった方は分かると思うけど、そのひねりは何といっても、大人の役者である我々がティーンエイジャーの役を演じているという部分だよね。ストーリーも楽しさだけではなくて、気分が高揚するような素敵なラストを迎える点も良かったと思う。

特に現代社会は暗い空気感があるからこそ、大きなスクリーンで楽しい気持ちになるということがまだまだ大切だと考えている。だから大ヒットの要因は様々なアイディアと、皆が求める楽しい作品になったという、コンビネーションじゃないかと感じているよ。

こんな事が実現するなんてすごく運が良かったと思うし、「スター・ウォーズに対抗するなんて、クレイジー」だと周りに言われたりもしたけど、実際にはスター・ウォーズより良い成績を叩き出している国もあるんだよね。




──今作では、中身は少しか弱い青年の役でした。普段あまり演じられないコミカルさを伴ったか弱い(しかも年齢も異なる)役を演じるのはいかがでしたか。

ロック様:二面性を持つキャラクターを演じられて最高だったよ!

なかなか役者としても、これだけやりがいのある役どころは珍しいし、素晴らしいキャラクターを演じられたと思う。ナーバスで不安定な10代の少年役なんだけども、誰しもがこんな時期を過ごした事があると思うんだ。私自身も13歳の頃は既に100キロ越え、180cmの身長で自分の体とまだまだ向き合えていなかったし、色々不安を抱えている少年だったんだ。だから気弱な少年とは正反対の、最強のTVゲームのキャラクターを演じられることは非常に楽しかったよ。




ロック様:ただ実際に演じるまで気づかなかったんだけど、全てのシーンで二つの感情を表現しなければいけなかったんだ。いつも何かに怯えている10代の少年でありながらも、同時に非常に能力が高くて強いゲームキャラクターを演じる。やるべきところはしっかりと片付けるという気持ちも表現しないといけなくて、まるで使った事のない筋肉を使うような感覚だったよ。

監督と共にその部分を表現する事が大きな挑戦だったと感じている。あと実は私が演じる役名が「スモルダー」という名前なんだけど、実は私が名付けたんだ!日本語だと「すごく情熱的に」という訳になるが、英語では「変わった熱い表情をする」という意味を持つんだ。




ロック様:ある時監督に「気に入らなければ、くだらないアイディアだと言ってくれていいんだけど…。ゲームキャラだから自分が意識していないうちに、ケーリー・グラントといった黄金期の映画スターたちが行ったキメ顔をついやってしまう。そんなアイディアはどうかな?」と提案すると、監督がすごくウケてくれたんだ。それがきっかけで役名が採用されたというストーリーがあったよ。

──最初に企画を聞いた時(もしくは脚本を読んだ時)は、どのような印象を抱きましたか。

ロック様:この企画が持ち込まれたときは私の製作会社と、長らくソニーの社長を務めていたマット・トルマックと共にチームを組んで、プロデューサーとして製作することに、何か力になれるんじゃないか、より良い作品を作れるんじゃないかと感じたんだ。

私はプロデューサーとしても参加していて、本当に最高の経験が出来たと思う。人生短いし、あっという間に過ぎていくものだから、良質な人々だけで仕事をしたいという気持ちになっていたんだ。

勿論この業界才能のある方は沢山いるわけだが、共に働く人が良い人なのかという部分は、自分にとってすごく大切なのだと思うようになっていた。『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の場合は、元々友人だったり、多くの素敵な人が関わった事もあったので、良い仕事する事ができたと感じているよ。プロデューサーとしても自分の製作会社含め、更にこの作品に価値を与えられたんじゃないかと自負しているよ。




──一番共感するのはどの登場人物ですか?

ロック様:共感するキャラクターは二人いるよ。一人は、俺の身体の中で居心地の悪い思いをしている高校生のスペンサー。そしてもう一人は、ケヴィン・ハートが演じている、フットボールの練習に励むがっしりした体格の選手だ。

彼に共感するのはおそらく、俺自身の成長が早くて、高校1年のときにすでに身長185㎝、体重90㎏くらいで、口ひげも生やしていたからだと思うよ。外見は大人の男だったけど、中身はまだ14歳だったんだよ。




──最後に、日本人で公開を心待ちにしているファンのみなさんへ“キメの一言”をお願いします。

ロック様:いつも応援してくれてありがとう。俺たちの映画、観てくれよ!

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