疲れも吹き飛ぶ!テンションが上がる王道映画3選
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疲れも吹き飛ぶ!テンションが上がる王道映画3選
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4月ももう半ば。新生活や新学期で慣れない生活に、はやくも疲れが出ている人も多いと思います。
今回は、誰が観ても間違いなく盛り上がり、テンションが上がる王道の映画を3本後紹介します。
『ピッチ・パーフェクト』
アメリカのバーデン大学のアカペラ部「バーデン・ベラーズ」に集まった女子学生たちが歌って踊って奮闘しながら成長するサクセスストーリーです。主人公・ベッカは、大学に進学するもひそかに音楽制作をしてDJになる夢を抱いており、大学生活にはほとんど興味がありません。そんな中、ベラーズから勧誘を受けて夢に近づくかもしれないと入部することに。新入部員が集まって練習が始まるも、選曲が問題となって仲間割れ。トラブルを乗り越えて全国大会を目指します。
主人公・ベッカを演じているのは、映画『トワイライト』シリーズでヒロインを演じた、アナ・ケンドリック。伸びのある歌声と、ダンスでベラーズを引っ張っています。
ストーリーがわかりやすく王道の展開を見せるので、食器を洗いながら、洗濯物をたたみながらといった”ながら観”でも気軽に楽しめるのがおすすめポイント。アカペラ部を中心にしたストーリーとあって、全編を通して音楽が満載なので、BGMにも向いているかもしれません。ライバルチームの華麗なパフォーマンスなどは目で楽しむ部分ですので、そこはお見逃しなく。
『ピッチパーフェクト』はシリーズ化されており、2ではベラーズの奮闘と、ベッカ個人の夢への挑戦や葛藤が描かれています。ライバルチーム同士が、即興でカバー曲のリレーをする音楽シーンは圧巻。1作目よりもパワーアップしたベラーズのパフォーマンスが堪能できます。
『ベイビー・ドライバー』
天才的なドライブテクニックを持った、犯罪組織の逃がし屋であるベイビーが主人公。幼いときの事故によって耳鳴りに悩まされながら、iPodで音楽を聴くことで驚異の力を発揮します。逃がし屋として活躍し、莫大なお金を貯めていく一方で、ベイビーが通うファーストフード店の店員、デボラと恋に落ちます。犯罪組織から手を引こうとしますが、ボスが手放してくれず、脅迫されて組織に加担するしかありません。
オーディションで主役を射止めたアンセル・エルゴートは、カーアクションをはじめ、危険で際どいアクションにも挑戦。終始ハラハラドキドキさせられる展開ですが、犯罪組織に手を貸していながらも、ベイビーの人柄は良く、人間味があるのも見逃せない部分です。
デボラとの恋のゆくえはもちろん、犯罪組織のメンバーたちがどんな末路をたどるのか、最後までひやひやします。犯罪組織とあって、基本的にはお金や利益にしか目がない極悪人ばかりですが、ちょっとした言動が胸にしみる場面も。
あっという間の約2時間で、作品に熱中できること間違いなし。新生活による不安や疲れを吹き飛ばしてくれるストーリー展開に加え、ベイビーのiPodから流れる曲やアレンジをはじめとする劇中の音楽が刺激的でテンションが上がります。鑑賞後はサウンドトラックを聴いて余韻に浸りたくなりますよ。
主役のアンセル・エルゴートは今のうちに知っておきたい俳優のひとりです。過去作に映画『きっと、星のせいじゃない』(2014)や『ダイバージェント』シリーズなどがありますが、今年はクロエ・グレース・モレッツと共演した『ノーベンバー・クリミナルズ(原題)』も公開予定。『ベイビー・ドライバー』での勢いあるお芝居を見ると、今後に期待が高まります。
『キングスマン』
ロンドンの高級テーラー「キングスマン」の裏の顔、世界最強のスパイ組織を中心にした、スパイアクション作品です。
1作目の「キングスマン」では、人類抹殺計画を立てているテロリスト、ヴァレンタインに立ち向かいます。何者かによって殺害された「キングスマン」エージェント。その息子であるエグジーが組織の新人募集の試験を次々と突破しているなか、主人公ハリーがヴァレンタインに殺害されてしまいます。それによって「キングスマン」のなかにも裏切り者がいるとわかり、エグジーを含めた残りのメンバーでヴァレンタインに立ち向かうことに。
『X-MEN』シリーズの監督や脚本を担当したマシュー・ボーンが監督。続編である『キングスマン ゴールデン・サークル』も必見です。
「ゴールデン・サークル」は、謎の敵、ゴールデンサークルによって「キングスマン」の拠点が攻撃されてしまうところから始まります。多くのエージェントが亡くなり、残されたのはエグジーと、教官でありメカ担当のマーリン。敵を突き止めるためアメリカのチームに合流します。そこには、「キングスマン」(1作目)で死んだはずのハリーの姿が。
両作とも、スリルのあるストーリー展開はもちろん、端整にスーツを着こなす英国紳士が繰り出す、軽やかなアクションが見どころ。1作目で、コリン・ファース演じるハリーに見出されたエグジー役のタロン・エガートンの活躍も見逃せません。特に「ゴールデン・サークル」では主人公として新たな脅威に立ち向かい、大活躍を見せています。
スパイアクションとして迫力満点ながら、号泣するような場面もあって、ストーリーにも申し分なし。「ゴールデン・サークル」は登場人物が多く、あっさりと展開される部分もあるので、1作目から順に観るのがおすすめです。
さらには、この作品も音楽が魅力的。『キングスマン』は『ピッチ・パーフェクト』や『ベイビー・ドライバー』のようなオリジナリティ溢れる選曲やアレンジではなく、誰もが絶対に耳にしたことのある超王道ナンバーを取り入れています。それも、作品のもっとも良い場面で、盛大に流れるので余計に感動が揺さぶられることに。
英国紳士のかっこよさと、スリリングなアクションで観終わったあとは爽やかで新しい気持ちになれます。
不安も疲れも吹き飛ぶ3作品
新生活で慣れない環境にいるときこそ、いつも変わらぬ映画がパワーを与えてくれるはず。
3作品それぞれにエネルギッシュで華やかさがあります。共通しているのは、どの作品も劇中の音楽が素敵で、それだけでテンションが上がってしまうこと。ストーリーも相まって感動の場面もあります。
時間がないなかでもちょっとした癒しや休息の時間に、映画を鑑賞してみてはいかがでしょうか。
(文:kamito努)
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